曽根賢(Pissken)のBurst&Ballsコラム

曽根賢(Pissken)のBurst&Ballsコラム

元『BURST』、『BURST HIGH』編集長の曽根賢(Pissken)のコラム


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※佐藤ブライアン勝彦の連載は、曽根の不精で割愛します。かっちゃん、そのファンの皆様、申し訳ありません。

[鬼子母神日記]

9月18日(火)鬼子母神は晴れ。

起床午前5時。
オレンジ、梨、バナナ、カフェオレ2杯の朝食。
それからエロ漫画誌『ホット・ミルク』の連載詩を書く。
(〆切が今日の昼)
「腹に黄金(果実)をためこんで」という詩となった。

それをメールで編集長・高柳へ送ったあと、やはり先日高柳からもらったカラスミを肴に、焼酎の麦茶割を呑む。
片腹を半分に折って、ほんのかるく炙って、齧る。
台湾産であるが、うん、なかなか旨い。
爪先で千切って、子亀の鼻先に置いてみる。
ほう、食べる。
さて、こいつの名前をどう名づけよう?
雄雌はわからない。

 



●今回のブースの位置は、これまでから少しずれて、共産党豊島区議員・渡辺くみ子氏(私の顔の左横)の事務所前となった。御本人が丁重に挨拶にあらわれ、ひどく恐縮する。私の左は「東京キララ社」の営業x氏。


おとつい16日(日)に、恒例の雑司ヶ谷鬼子母神の古本市「みちくさ市」が開催された。
いつものように私も、石丸元章さんとブースを出した。
仲間が遊びに来てくれ、いろいろ差し入れをしてくれたが、これまでなら酒がメインなのに、今回はドライ・フルーツやナッツ類、果物が多かった。
それは私の衰弱した姿を見た石丸さんが、ツイッターで「酒じゃなくからだに良いものを差し入れてやってくれ」と、呼びかけたかららしい。
(石丸さんは私の生き霊まで見たそうだ)

で、なかんずく某子持ちの主婦が差し入れてくれたのは、なんと身長8センチの「ニホンイシガメ」であった。
(乾燥イトミミズの餌つき)
いきものをいきなり贈られたのは生まれて初めてだし、平気で差し入れる主婦にもビックリした。
それもこれも、やはり石丸さんがツイッターに「ピスケンにハムスターとか小動物を送ってやろう」と書いたそうだ。
つまり、私が死にそうなので、その晩年を小動物を飼うことで、少しでも長引かせてやろうという「腹黒い優しさ」なのである。

54歳の私がこれまで飼ったペットは猫と犬だけだ。
が、以前7、8年ほど、毎年2か月、友人から外国産のトカゲと陸亀2匹をあずかっていたことがある。
(友人とは私たちのバンド「メタセコイア」のバンマス・ベーシストの長南さん。毎年バリに2か月ほど滞在し、結局自らのバーを閉じてバリに移住した)
とはいえ、べつだん亀が好きになったわけじゃないし、この子ガメにもまだ可愛らしさを感じない。
まだ、名前がないからだろうか?

 



●『さらば雑司ヶ谷』や『タモリ論』の作家・樋口毅宏と。
コアマガジンの元同僚で、会うのは10数年ぶり。たまに2人きりで呑んだ仲だが、当時は小説を書いているなんてひとことも洩らさなかった水くさい奴。

他に、第三書館で『マリファナ・ハイ』や『マリファナx』を編み、毎年5月に開催される「マリファナ・マーチ」の主催者である麻生(あそう)さんにも出会え感激する。麻生さんは『バースト・ハイ』の連載人であり、編集者として私が尊敬する先輩である。

私が首に巻いているスカーフは、母の形見である。


「みちくさ市」に遊びに来てくれた友人のひとりに、音楽(ジャズ)ライターである小峰ちゃんがいた。
差し入れてくれたものは、津多屋の「のり二段幕の内弁当」と、烏賊と鶏肉の揚げ物。
(芸能人が差し入れるNO.1弁当らしい)
長身の小峰ちゃんは、オシャレな友人たちの中でも気障なまでのオシャレな男で、その日は黒いベレー帽に、高価なヴィンテージ・デニムの上下姿だった。
(Gジャンはラングラーのデッド・ストックものか? 上下がレノンっぽい)

小峰ちゃんは来月、男の子の親になる。
で先日、実は私にその長男の名づけ親になってほしいと頼まれ、5つを選んで送った。
選んだ理由は、まず苗字をふくんだ字面の美しさ。次に響き。そして最後が意味である。
私は小学6年間、習字をしていたので、まず漢字の意味の前に字面の美しさに心が捕らわれる。
(私は酔っぱらうと、墨、筆で半紙に字を書く趣味がある)

名前なら、それは苗字と連なった「字面の景色」が、意味の前に大切だと思う。
なぜなら当然、漢字は象形文字、あくまで「絵」「ヴィジョン」であるからだ。
私にとって、そこらの「キラキラ・ネーム」は意味に囚われすぎて、なんらキラキラしていない。
(響きを1番に考えているようでいて、やはり意味を1番にしているように思える)
名前の意味など、当の本人が生きていくうちに見出すものであって、親ごときが願うものではない。
だからこそ、名づける場合、漢字の意味はなるたけ茫洋なほうがいい。

我田引水、手前味噌、恥ずかしげもなくいうが、私の名前「曽根 賢」の字面(縦組み)は、シンメトリーで美しい。
名づけ親は、菅原文太の弟の早逝した文学青年の叔父さんで、宮沢賢治からとったと聞く。
ただし、その意味を伝えるのは恥ずかしい。
だから私は、小学生低学年のころから、大人から「どう書くの?」と訊かれるたび、「悪がしこいのケンです」と答えてきた。
いまは平気で「かしこい、賢明のケンです」と答えるが。


亀に苗字はない。世界的にペットの名前は意味よりも響き、それも日本なら2字読みが多い。
(2字以上でも結局あたまの2字で呼ばれるものだ)
さて、こいつの名前はどうしよう?
まだ雌も雌も分らんわけだから、どっちにも対応できる名前がいいわけだ。
ちなみに以前、飼っていた雌犬の名前は「ミル」だった。
女が名付けた名前で、殺処分を受ける直前に引き取った「甲斐犬」の雑種である。
(もちろん今も女の実家で生きている)
「生きて世界を見る」という意味だと、女は恥ずかしげに言ったっけ。
いい名前だ。

 


毛布にくるまって、凝っとしているこいつを覗いているうち、ふと「ダイブ」という言葉が頭に浮かんだ。
ダイビング、ダイブするだ。
(2文字じゃないし、男名前っぽいが)
のろい亀がモッシュの波乗りをしているヴィジョンが浮かんだからだ。
「おまえはダイブだ……でもまあ、ダイ(死)と呼んじゃうかもな」
あなたよ、これからはダイブの餌の差し入れも頼みたい。


「みちくさ市」が午後4時に終わり、とても打ち上げには顔を出せそうにもないので、ひとこと主催者の向井さんに断り、5、6人と「七曲り病棟202号室」へ行った。
テーブルに、父母の新しくつくった「めおと位牌」がある。
実家が空き家状態になったので、長男の私が持ってきたのだ。
大きなガラス製灰皿に線香をつけてもらい、みなに拝んでもらった。

その位牌の前には、お茶やご飯のかわりに、レタスの鉢がある。
まだ、ひょろひょろした5センチほどの青が20数本生えているばかりだ。
いまさっき、そいつの1本を千切ってダイブの鼻先に置いてみた。
ダイブは旨そうにクシャクシャと喰った。
確かに私は、もう少し長生きするかもしれない。
ダイブは万年生きるだろうか?


おやすみなさい。
これから友人が水槽を持って来てくれる。
今日くらい、朝から呑んでもいいだろう。
あなたは、よい夢を。



[セカンド7インチ・シングル小説発売中]

●ザ・シェルビスのセカンド7インチ・シングル小説『Shigella』ジャケット写真

被写体:細菌学者(赤痢菌発見者)志賀潔
写真:土門拳

A面「親不知のしゃれこうべ」
B面「ものもらいの数珠」
限定500部/定価1,600円

●アドレス:budroll.shelvis.sy3@gmail.com

――以上へ以下のことをメールしてから、お金を振り込んでください。

◎郵便番号と住所
◎名前(口座のカタカナ読み振りも)
◎電話番号
◎ファースト、セカンドのどちらを希望するか

●1,600円(発送代込み)
●振込先――ゆうちょ銀行

◎BUDROLL
◎普通口座:店番908
◎口座番号:5133817

※通販以外の店頭販売につきましては、もう少し下に店名があります。

P.S.

以下の作品を買ってくれる方、また、仕事をくれる方、メール下さい。
●「詩作品」(手書きした原稿用紙――1万円)
※宅配便着払い

●原稿と編集&コピーライトの仕事。
(個人誌やグループの冊子も受けつけます。アドバイス程度なら、酒と1万円ほどで)
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●pissken420@gmail.com


[ファースト7インチ・シングル発売中]

●ファースト7インチ・シングル『The SHELVIS』
A面「八重桜」/B面「熱海にて」 定価1,600円

●以下の「ディスクユニオン」の店舗で「ファースト&セカンド」発売中。
御茶ノ水駅前店/新宿パンクマーケット/渋谷パンク・ヘヴィメタル館/下北沢店/通販センター
●中野ブロードウェイ「タコシェ」にても発売中です。
●西早稲田「古書現世」にても。
●下北沢「気流舎」にても。
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●雑司ヶ谷「ジャングル・ブック」にても。
●駒込「青いカバ」にても。
(以上の場所は、ネットで調べてください)

[ユーチューブにてシングル小説A面「八重桜」のPV公開中]
●曽根自身が声と手足で出演しています。
※ガレージパンク・バンド「テキサコ・レザーマン」が全面協力!

[ユーチューブにてPISS&KEROのファースト&セカンド・ライブ放映中]
●中野「タコシェ」にてのポエトリー&サウンド5回。
●下北沢「気流舎」にて。


 


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[鬼子母神日記]

●巻頭連載[第33回]
「我らの時代の墓碑銘を描く画家――その淫蕩する光線」
佐藤ブライアン勝彦●作品&文


田舎での生活はというと、のんびりと作品を作り、ロスで絵の展示があるとアメリカへ行き、ジェリーくん(※ロッキン・ジェリー・ビーン)と二人でストリップを見に行ったり、日本で某〇〇賞を頂いたり、ウサギと戯れたりと友達はいなかったけれど、こんな生活は、なかなか楽しかった。?

その後、しばらくしてイタリアンレストランを開店。
しかし数年後、東日本震災を経験し我が家が大規模半壊となる。
家を新築する間の一年近く、絵だけを描く生活をしたわけだけど、気付いたことがひとつあった。
無職で充分すぎるほど時間がある時は、必ず自分にとっての代表作となり得る絵が描けるって事。
そう考えると北斎が何度も引っ越したのも、何か他の理由があったんじゃないのかな?

 




●第1作目
描き始めた時の東北沢の風呂なしアパート。ネットで廃墟として有名な、今は亡き良忠荘時代。
(3ヶ月無職)

 

 

 



●褐色女性のシリーズでバンビのいる絵
(あ、この絵の時はコックをやってたな)
その後引っ越した方南町の四畳の狭い部屋にて。
(新築風呂あり)

 

 

 



●風景画シリーズ
実家の二階の宴会場にて。
(2年間無職)
 

 

 



●ブルーシートバーキン(※サインはジェーン・バーキンの直筆)
震災後の仮住まいのアパートにて。
(1年間無職)






9月13日(木)鬼子母神は晴れ。

今回はダニエル・ジョンストンのアルバム『Hi,How Are You』を聴きながら、テーマも構成も時系列も考えず、思いつくままに記してみよう。
いや、単に頭がそういう状態なのだ。そう書くことしかできない有様なのである。
「七曲り病棟」202号室に入院してすでに29日。
いまだに退院の見込みがつかない病床ゆえに。
その前に、ひとまず告知を――。

[9月16日鬼子母神みちくさ市(古本市)開催]

●場所は雑司ヶ谷鬼子母神参道。
●9月16日(日)午前11時より午後4時まで。
●私(曽根)と石丸元章のブース場所は、キク薬局脇の「みちくさ市」本部ガレージを背にして右斜め対面。
●曽根はシングル小説と詩作品(生原稿)を販売します。
●雨天中止。



小学校6年生のときの私の綽名は「三億円犯人」だった。
私はそれまで綽名で呼ばれたことがなく、それ以降、30代半ばに「PISSKEN(ピスケン)」と呼ばれるようになるまで、いつも「ケンちゃん」だったから、思い返すたび懐かしさを覚える。
なぜ「三億円犯人」かというと、あの有名なモンタージュ写真(実はモンタージュ写真ではなく、ある人物の顔をヘルメットの中にはめこんだだけだったのだが)の顔が、クラスメイトの眼からすれば私に似ていたのと(私はちっとも似ているとは思わなかった)、将来、あんな幼稚な絵を書いて実行しそうな馬鹿に見えたらしい。
そしてまた、その年1975年(昭和50年)12月10日に時効(7年)が成立するため、テレビや雑誌、新聞が連日のように事件を取り上げており、事件当時の記憶がない小学生たちにとっても「三億円犯人」はホットな名詞だったのだ。

それから20年後、私は憧れの「頭脳警察」PANTAと出会え、『BURST』1号目から最終号まで、連載「暴走対談」のホストをしてもらった。
頭脳警察の発禁となったファースト・アルバム『頭脳警察1』(72年)のジャケットは、三億円犯人の写真であった。
(小学6年生のときは知るよしもない)

その後、2000年代初頭に音源はCD化されたが、オリジナルのアルバムは今もコレクターズ・アイテムとして、おそらく100万円以上はするんじゃなかろうか。
(私は『BURST』の表紙撮影で1度手にしたことがある。普通の12インチ・ジャケットよりも少し大きい。なぜなら発禁後、PANTAが自費制作で作ったものだったから。アルバム中「彼女は革命家」が可愛くて好き。頭脳警察のファースト・シングルでもある)

バースト増刊で『PANTA暴走対談』を編んだとき、表紙は三億円犯人の写真にPANTAの顔をはめ込んだものにした。
来年2019年、頭脳警察は結成50周年をむかえる。
それは日本ロック史のそれと同義である。
イベントは、友人の田原(編集者)とシギー吉田(警察オフィシャル・カメラマン)がプロデュースすることになっている。
私も出来る限り手伝うつもりだ。
そのためには「歴史から飛び出せ」の前に、この病床から早く飛び出さねば。


[今朝の第1食(午前6時)]

●グレープフルーツ1つ/プルーン1つ/バナナ1本/
温泉卵/山羊のチーズ少量/大きなカップでカフェオレを2杯。
――牛乳をたっぷり入れても、飲んだ直後から気分が悪くなる。むろんカフェインのせいだ。
それでも飲む。飲みたいから。水と酒をのぞいて、牛乳の次にコーヒーが好きだ。
(ちなみに私は高校3年間、毎日1パックの牛乳を飲んでいた。貧乏なのに毎日用意してくれた母に当時から私は感謝していた)
それにしても、起きがけの冷たい果物は素晴らしい。この味を知らずに死ななくてよかった、と素直に思う日々がつづいている。


中学に上がってから、私は寝つきがひどく悪くなった。
野球部の練習疲れがひどいのに、1万を数えても眠れない。
そこで思いついたのが「妄想」することだった。
あるストーリーを布団の中で、つらつらとでっちあげることで、いつしか眠れることを知ったのである。
それも、なるたけ荒唐無稽の妄想がいい。
中学3年生になったときには、いくつかの定番ストーリーができあがり、その中でも「銀行籠城」がお気に入りだった。

映画『狼たちの午後』(ドッグデイ・アフタヌーン)と「ストックホルム症候群」と、セックス・ピストルズが妄想の幅を広げた。
テレビ・カメラを前にした、トリッキーでパンクな銀行籠城。
メンツは7人、うち女がひとり。リーダーはもちろん私。
人質は銀行内の20数人と、東京都民全員。
目当ての金は銀行の金ではなく、大企業100社から1千億円。
最後はもちろん、我ら犯人側のハッピーエンド。

いまでも、寝る前のテッパンネタで、たいがい20分以内で眠りにつくことができる。
(それでも失敗すると4、5時間は眠れない)
もちろん、40年近い妄想なので、ストーリーは今や10ブロックくらいの長大さゆえに、そのときそのときの気分で、あるブロックから妄想を始めるのだ。
作戦やトリックは昔からぞんざいなままだが、メンバーのキャラクターやファッション、武器の種類、音楽やドラッグや飲食物等のディティールは細かく、企業や警察、政治家たちへのテレビ・カメラを通したメッセージは練りこまれてある。
「なぜ、そのストーリーをエンタメ小説として書かないんだ?」
その意思はまったくない。
金輪際ない。


[今日の昼食(午前11時)]

●ネギトロ丼/秋ウリの自家製糠漬け/とろろ昆布ときざみ葱の吸い物。
――ネギトロ用のマグロの中落ちパック5袋セットが、第1期シェルヴィス・メンバーの高橋よりクール宅急便で昨日送られてきた。
5袋は食えないので、兵庫くんに2袋おすそ分けをした。
炊き立てのご飯(茶碗1膳ほどの量)で、甘くない酢飯をつくり冷ます。
それを丼に盛り、その上にもみ海苔を敷き、葱をきざみ入れたマグロを乗せ、ワサビ醤油をまんべんなくかけて、最後に白胡麻をふって完成。
うん、旨い。やはりどんなに体調が悪くても、生魚なら喰える。これで体調が良ければ、丼いっぱいの酢飯を盛るだろう。


ボスYの事務所に居候していたころだから、もう6年ほども前になるか。
ある昼下がり、『ホットミルク』編集長高柳に誘われ、3人で喫茶店へ行ったことがあった。
そこで唐突に、
「曽根さん、毎月100万円入ったらどうします?」
と、高柳より訊かれた。
「ふ~む……そうだなあ、近場の温泉にいくつかの安い定宿をつくって、ごろごろ本読んで暮らすよ。ひまな友人たちに遊びにきてもらってさ」
そのあと、会話がどうつづいたか憶えていない。おそらく高柳が満足する答えじゃなかったろう。


私は20歳からこれまで、1度も選挙に投票したことがないし、新聞や雑誌やテレビの政治欄は見ないし、友人たちと政治の話をしたこともない。
そして私は民衆のヒモであるところの詩人だ。
その生活は、日がな本を読んでいるか、酒を呑んでいるか、それらに飽きて詩や散文を書いているかである。
人は私を自堕落だというだろう。是非もない。それは自明のことだ。
が、この自堕落な民衆のヒモもまた、この国の民主主義(論患)者であり、この自堕落な生活こそ、私にとって政治なのだということもまた自明なのである。
ゆえに「あなたの生活もまた政治と同義なのだ」と固く信じる。
――なんちゃって。


小学1年生のとき、放課後クラスメイト7、8人を引き連れて、何度かスーパーで万引きをした。
お菓子の棚の両脇に数人を見張りとして立たせ、はしゃがせる。その間に1人が片っぱしからランドセルに菓子を詰める。
私はひとり棚から離れたところから辺りを監視していた。
まったくガキのころから私は、せこい犯罪者だった。
とても三億円犯人のような絵は描けそうにない。
せいぜい虚弱なヒモとして、精一杯あなたに奉仕し、残り少ない生をまっとうしよう。


以上、読み返すと、我ながら異様なほどに、無内容なうえまったく面白くない。
しかし、ここまで辛抱して読んでくれたあなたには悪いが、ここで終わりとしよう。
こんな文字を書き連ねただけで、頭ががくっとあぐらに落ちるほどヘトヘトだ。
けれど夕食は食べなきゃ。
昨日買っておいたメザシを5本ばかし焼こう。
それに卵黄入り納豆に、大根の糠漬け、それと豚汁。
食べたら眠ろう。
そして起きたら、冷たい梨を食べよう。

おやすみなさい。
こんな不景気な文章を読んでくれてありがとう。
「朝の果物は黄金に等しい」という言葉もある。
あなたも明日の朝食は冷たい果物はいかが。
よい夢を。



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●ザ・シェルビスのセカンド7インチ・シングル小説『Shigella』ジャケット写真

被写体:細菌学者(赤痢菌発見者)志賀潔
写真:土門拳

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●アドレス:budroll.shelvis.sy3@gmail.com

――以上へ以下のことをメールしてから、お金を振り込んでください。

◎郵便番号と住所
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●1,600円(発送代込み)
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◎BUDROLL
◎普通口座:店番908
◎口座番号:5133817

※通販以外の店頭販売につきましては、もう少し下に店名があります。

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以下の作品を買ってくれる方、また、仕事をくれる方、メール下さい。
●「詩作品」(手書きした原稿用紙――1万円)
※宅配便着払い

●原稿と編集&コピーライトの仕事。
(個人誌やグループの冊子も受けつけます。アドバイス程度なら、酒と1万円ほどで)
?
●pissken420@gmail.com


[ファースト7インチ・シングル発売中]

●ファースト7インチ・シングル『The SHELVIS』
A面「八重桜」/B面「熱海にて」 定価1,600円

●以下の「ディスクユニオン」の店舗で「ファースト&セカンド」発売中。
御茶ノ水駅前店/新宿パンクマーケット/渋谷パンク・ヘヴィメタル館/下北沢店/通販センター
●中野ブロードウェイ「タコシェ」にても発売中です。
●西早稲田「古書現世」にても。
●下北沢「気流舎」にても。
●南池袋「古書 往来座」にても。
●雑司ヶ谷「ジャングル・ブック」にても。
●駒込「青いカバ」にても。
(以上の場所は、ネットで調べてください)

[ユーチューブにてシングル小説A面「八重桜」のPV公開中]
●曽根自身が声と手足で出演しています。
※ガレージパンク・バンド「テキサコ・レザーマン」が全面協力!

ユーチューブにてPISS&KEROのファースト&セカンド・ライブ放映中]
●中野「タコシェ」にてのポエトリー&サウンド5回。
●下北沢「気流舎」にて。








 


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※佐藤ブライアン勝彦の連載は今回も割愛します。
(原稿も作品もとっくに貰っているのだが、アップする作業体力がない)
かっちゃんにもあなたにもホント申し訳ない。


[鬼子母神日記]


8月29日(水)鬼子母神は曇り空。

まず、以下は先週の書きかけの日記より――。


8月21日(火)鬼子母神は薄曇り。

午前8時半起床(ただし布団は上げず)。
昨夜、灯りを消したのは11時前か。
睡眠9時間半の間に、便所へ5度は立っている。
昨日は酒を呑んでいないし、ここ4日間は、ほぼ禁酒状態。
しかし、いぜん体調すこぶる悪し。
15日(トーク・ライブがあったため正確にいえば16日午前2時)に「七曲荘」へ帰って以来、1度もカーテンを開いていない。
おふくろの昏睡末期同様の部屋の薄暗さである。

米を研ぐのもしんどい。
が、米を水につけてから、頑張ってうどんを煮る。
大きなどんぶりに、うどんと豚シャブ肉と熱いツユを張り、その上へ、昨夜の残りの海藻サラダのワカメ、自家製温泉卵、きざみネギ、一味を振りかける。
(今年のブログに出てくる食事はうどんばかりだな)
安い赤ワインを「ショット・グラスで」2杯呑みながら食す。
(こうして呑むと安ワインもなかなか旨い)
すこし食欲がもどってきたか?
今夜は、コーンとマッシュルームとチーズをたっぷり入れたクリーム・シチューを作ろうと、うどんを啜りながら決めた。


――以上、ここまで書いて力つきた。
で、今日まで8日間、ずっと禁酒状態、布団は敷きっぱなし、カーテンは閉めっぱなし、
外へは1日に1度ふらふらで買い物に出るのみ。
原稿を書くどころか、本を読む体力もなく、「七曲り病棟202号室」で、無理をして少しづつ、体力がつくものを食べることに専念してきた。

が、まったく体調が戻らない。
いつもなら4日間禁酒すれば、食欲が出てきて、1日かるく2合のめしが食べられるのに、今だに1日半合のめししか胃に落ちてくれない。
まあ、それだけからだにダメージがあるのか。
なにせ、おふくろの枕辺にいた約ひと月&葬儀&その後を含めた計1カ月半、ずっと朝から酒を呑み(隠れて病室でも葬儀でも)、まともなものなど一切口にしなかったのだから。

「七曲荘」に帰ってきたら、すぐやらなきゃいけないミッションが3つあった。
大家さんに会うこと。締切を遅らせている原稿を書くこと。そして役所へ印鑑証明等を取りにいくこと。
そのうち、原稿はどうにか送り(5日前)、大家さんには会った(4日前)。
大家さんには半年ためていた家賃を3カ月分だけ払い、ひとまず許してもらう。
(91歳の大家さんは母の死を悼んで泣いてくれた)

原稿は完成原稿が書けず、短い3章のショート・コントの1章分だけ送った。
(あと2章分とオチは箇条書きにして)
すると初めて仕事をするクライアントの担当が、妙なアヤをつけてきた。
「うちではアダルトすぎます」
何を書いてもいいと最初に言っていたくせに。それに第一「エロ」なことなど何も書いちゃいない。
丁重に仕事をおろさせていただく。
電話を切って、心底ほっとする。とても残りの原稿を書く体力など無かったのだから。

役所へ行くのは弟との約束なのだが、今日になっても足が向かない。
(私が印鑑証明等を提出しなければ母の凍結された貯金等が引き出せない)
あやまりのメールを弟へ2回送り、そのたび許してもらう。
明日こそ行こう。

ここ8日間、食べたいものだけ食べてきた。
目覚めたら、まず冷たい果物。
ネーブルオレンジ、グレープフルーツ、梨、プルーン、桃。
その後、卵&肉&野菜&ワカメ入りの、熱いうどんか蕎麦。
大きなカップで、たっぷり牛乳を入れたカフェオレを2杯。

間食には、チョコやチーズや果物やドロップや煎餅、クッキー等。
水代りの麦茶は日に3リットル、コーラ、アイス(白クマ多し)。
眠る前には、バナナをつぶし入れたヨーグルト&牛乳を大ぶりのグラスで。
起きているあいだは、ちょこちょこそれらを食べながら、ユーチューブで将棋番組や映画を見て過ごしてきた。

今日の第一食は、冷たいオレンジを2つ。
それから大きなどんぶりにご飯をかるく盛り、シラスをどっさりと乗せ、脇に温泉卵と昨夜の残りのスペアリブを1本。
それと自家製の白ウリの糠漬けと、とろろ昆布の吸い物。

昼は、3日目の茄子入りビーフ・カレー(これで終い)&オクラのサラダ。
夕食は、肉野菜炒めと、茄子の味噌汁をつくる予定。
糠漬けは、3日前に漬けた山芋を――。


[出演イベント告知]

●『バースト』の血統を継ぐビジュアル誌として、ケロッピー前田責任編集『バースト・ジェネレーション』が東京キララ社より2018年11月15日発売予定!
雑誌の詳細は、創刊宣言イベント3days 8/31 - 9/2 @RRakuenR にて公開されます。ご支援よろしくお願いいたします!

●『バースト・ジェネレーション』創刊宣言 3days 初日8月31日。関係者がカウンターカルチャーを語る!
出演 : 曽根賢(ピスケン)、川崎美穂、村藤治、アイカワタケシ、シギー吉田、横戸茂、石丸元章、釣崎清隆、福田光睦、ケロッピー前田 他 。
8月31日 @RRakuenR 第一部 18:00- 第二部 19:30- 1500円(要オーダー)。

※以上、より詳しいことはケロッピー前田で検索してください。



――念のため、ここで私(曽根)よりひとこと。
曽根(ピスケン)がまた『バースト』を編集すると噂が立っているようで、元関係者まで勘違いして連絡をくれるが、あくまでケロッピー前田が編集長の『バースト・ジェネレーション』であって、私は企画・編集に一切関わってないことを断っておく。


31日には呑まずにはいかないよなあ。
今日もまだこれだけ書くのが精いっぱいの体調だが、呑まずに人と会うのが出来ないのだからしょうがない。
それでも、病んだからだで最期まで戦った棋士3人、升田幸三、小池重明、村山聖をユーチューブで見るたび、私は健気にも「頑張らなくっちゃ」と口にする。

3枚目のシングル小説A面の短編を書かねば。
内容も冒頭も決まってるのだし。
それに来年に出版予定の原稿も書かなきゃならない。
棺桶に寝ているような状態だが、このまま腹ばいになって書きすすめよう。

おやすみなさい。
読んでくれてありがとう。
よい夢を。
目覚めたら、あなたも冷たい果物をどうぞ。



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●「詩作品」(手書きした原稿用紙――1万円)
※宅配便着払い

●原稿と編集&コピーライトの仕事。
(個人誌やグループの冊子も受けつけます。アドバイス程度なら、酒と1万円ほどで)
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●pissken420@gmail.com


[ファースト7インチ・シングル発売中]

●ファースト7インチ・シングル『The SHELVIS』
A面「八重桜」/B面「熱海にて」 定価1,600円

●以下の「ディスクユニオン」の店舗で「ファースト&セカンド」発売中。
御茶ノ水駅前店/新宿パンクマーケット/渋谷パンク・ヘヴィメタル館/下北沢店/通販センター
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●西早稲田「古書現世」にても。
●下北沢「気流舎」にても。
●南池袋「古書 往来座」にても。
●雑司ヶ谷「ジャングル・ブック」にても。
●駒込「青いカバ」にても。
(以上の場所は、ネットで調べてください)

[ユーチューブにてシングル小説A面「八重桜」のPV公開中]
●曽根自身が声と手足で出演しています。
※ガレージパンク・バンド「テキサコ・レザーマン」が全面協力!

[ユーチューブにてPISS&KEROのファースト&セカンド・ライブ放映中]
●中野「タコシェ」にてのポエトリー&サウンド5回。
●下北沢「気流舎」にて。




 


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[鬼子母神日記番外編]

8月11日(土)宮城県大崎市古川は快晴。

午前9時、寺で母(と父)の新しい位牌に対し「しん入れ」の法要があった。
(和尚に訊いたらしん入れのしんは「魂」とのこと。ただし「仏教的」に云えば、本来は「開眼」というのだそうだ)
8時半、タクシーで寺へ行き、時間まで墓に水と線香をあげる。
それから本堂に上がったのだが、寺の奥さんから「あら、お花と御供物のほうは?」と訊かれ慌てる。聞いていなかったのだ(いや、弟から聞き忘れたのか)。
すぐそばの店を教えられ、走って買ってくる。
花束1対と、果物や饅頭類。小さな蜜柑のパックが700円もし、全部で4千円以上もかかってビックリ。

今回の法要は和尚(少し年上か)と私だけであった。
20分ほどお経を読んでもらい、父と母の「夫婦(めおと)位牌」に魂入れをしてもらう。
お布施は1万円。その金は3男マサキからもらった。
(コクダンの位牌の金もマサキが払った。3万数千円らしい)
帰りもタクシーを呼ぶつもりだったのだが、花や供物に金を使ったので歩く。
日差しが強く、途中水を買って飲んだが、足取りがしょっちゅうよろけ、我ながらあやうい。

昨夜から眠っていなかった(ここ2日間昼夜逆転してしまった)。
朝6時に風呂に入り、下着を替え、洗濯機にパジャマやタオルや靴下等、タオルケットまで入れる。
(ここ2日間、ひっどい体調で寝込んでいたからタオルケットまで汗臭くなっていた)

 

東京「七曲荘」には15日午後に帰る予定。
その日8月15日に、「阿佐ヶ谷ロフト」で、大麻についてのトーク・ショーのゲストに(2か月前から)呼ばれているのだ。
ホストは先輩作家の「大麻解放論者」の長吉秀夫さん。

先輩は「本物の」ジャンキーだったぶんだけ「マジ」だ。
なにせ若い時分はNYで「クラック」作りに励み、その後重度のヘロイン中毒となり、なにも食べないから痩せおとろえ、くしゃみをしたら、肋骨が3本も折れたという先輩である。
私はただのアル中だから、まあ、相変わらず、酒に酔って馬鹿話に興じよう。
しかし、そんな話を「終戦記念日」にするのも、なんだかなあ。
とにかく、そっちのことに興味のあるかたは、ぜひ遊びに来てちょうだい。

最後に、他人にはどうでもいいことを。

さっき(寺から帰ってきてから)、ユーチューブで映画『聖の青春』をズルして初めて見た。
(全編がアップされていた)
聖とは28歳で夭逝した棋士・村山聖(さとし)のことである。
その原作本を読むたび、私は決まって涙を流した。

(50年、本を読んで涙を流したのは他に、志賀直哉の『和解』と、団鬼六の『小池重明』のみ)

今回の映画も、やはり途中途中で涙を禁じえなかった。

(私はテレビドラマや映画や、冠婚葬祭ではたやすく泣く)

 

で、こっちからの感慨は、あなたには「はあ?」となるばかりだろうが、そこは勘弁してもらいたい。
春に末井(昭)さんの青春を描いた映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』が公開されたが、ダイナマイト心中した末井さんの御母堂の名は「富子」である。
先日死んだ私のおふくろの名前も「富子」。
そして村山聖の御母堂の名も、やはり「トミコ」だ。
(映画では「富子」となっている)

この3人の母は、息子を通して、いったいどんな「富」に恵まれたのだろう?
私は他2人の息子とは、あらゆる点で劣っているが、それでも考えてしまう。
富子は俺に、決して「望み」も「進め」も口にしなかっただけに。
(センチメンタル過ぎるのはわかっているよ)

けど、俺の気持は元気です。
屈託がなく、明るくボケてるのが俺の性分、富ちゃんの血だもの。
東京に帰れるのが嬉しい。
宮城県大崎市古川は、俺の居る場所じゃないもの。

「七曲荘」こそが、私の「書く場所」だ。

また、サバイバル・ゲームを始めよう。

応援、頼むね。

あなたよ。

 

 




 


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[鬼子母神日記番外編]

 

以下は今年の頭、某雑誌に書いた「遺書」だ。

本気で書いた遺書である。

実際は、原稿用紙に書き、そのままスキャンされ掲載された文章だ。

(※文もそうである)

先日死んだおふくろが喜んでくれた文章だ(ヘンなおふくろだ)。

ひとまず読んでもらいたい。

 

 

 

※清書するもんでもないだろうから、乱文乱筆は許してくれ。
 
友よ。遺書として体をなしていないかも知れないが、生まれて初めて書く文章だし、見本になる書式もありえないし、まあ(比喩としては幼いが)死の皿を目前にした男の紙ナプキンみたいなもんだと、これを受取ってくれ。そうすれば私も気楽にかつ簡潔に書ける気がする。

さて思いつくまま二枚と決めて書こう。だらだらとした文章を推敲する時間はないのだし。

 

まず、私と一緒に死ぬ女のことだが、二人の死骸は決して見つからない手はずになっているので、彼女のことは「謎の美女」として割愛する。ただし彼女と私の名誉のためにこれだけは言っておく。某作家が「人はいつも恋のためではなく、生活のために心中するのである」と書いていたが、そんなスタンダール的真実は不景気過ぎる。私たちの心中は生活のためではない。が、恋でもない。ただ戦慄の向こうへ道行く、逃亡奴隷の必死の冒険だと。

 

入水心中する日の夕方、太宰の相方の女は焼鳥屋へ行き「今晩は精をつけなきゃ」と、もつ焼きを二十本も買って帰ったそうだが、私はまだ最期の晩餐のメニューを決めかねている。

日本海の蟹にしようか、それとも炬燵で岩牡蠣と鮟鱇の「どぶ汁」にしようか、それとも鮨と天婦羅と鰻の梯子をしようか。君の意見を聞きたいほどさ。

しかし私たちは薬で死ぬので胃は空っぽにしておかねばならない。その薬は大そう苦いそうだ。たぶん口直しのチョコが最期のデザートとなるだろう。

 

私の誕生日である七月二十四日が、芥川の自殺した日だと知ったのは小学二年生のとき。直後にノーベル賞作家の川端がガス管をくわえて自殺をし、幼い私は「決してそんな呪われた職業だけにはつくまい」と心に誓ったものだ。

それがこのざまだ。ただし作家は最初から呪われている者ではない。自ら綾なす言葉によって呪われるのだ。それを知って悔いはない。
あと四行。ありがたい。これで死ぬ理由も、さよならも書かなくて済む。君も口直しに旨いものを食べ、この紙ナプキンで口をぬぐってくれ。
友よ。ありがとう。健闘を祈る。

 

 

 

私は君と必ず心中する。

くすりはヘロインを用意する。

場所はーーの林だ。穴を掘って。

 

モラルなんてくそくらえさ。

拒む女は、これから俺のそばに寄るなよ。

おやすみ。

よい夢を。

 

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