曽根賢(Pissken)のBurst&Ballsコラム

曽根賢(Pissken)のBurst&Ballsコラム

元『BURST』、『BURST HIGH』編集長の曽根賢(Pissken)のコラム

[深雪荘日記]

 

●[連載第221回]

「我らの世代を看取る我らの世代の墓碑銘」

 

「生ぬるい風」         

佐藤ブライアン勝彦●作品&文章

 

●新作。

 

 

 

 

制作に集中する為に、ちょっとブログを休んでいました。

プリパラと同時にギャラリーでのグループ展、京都で『フリーダム・ディクショナリー展』(今開催中)と、秋に開催のとある審査に向け制作、今は17日の深夜のDJ選曲中、午前3時です。

体重計のったら1キロ痩せてた。

 

アトリエに行くため外へ出たら、空は曇っていて生ぬるい風が吹いている。

いつもと違うこんな雰囲気の時って、ひとり違う世界にタイムスリップしたみたいで気持ちが良い。

 

最近の楽しみは7月公開のスピルバーグの映画。

もう何年も映画館に行ってないし、これは一人で見に行きたい。

 

最近、UFOも見れそうで見れないし、なにか価値観を変える様な、すごい事起きないかな。

 

 

 

●今週のカバーガールはNMIXXの長女リリー(23)。サンパウロでの「TIK TIK」MV撮影の合間に。やはり彼女は、ポップ・パンクが好きなだけに、この手のメイクが板についているな。「TIK TIK」はYouTubeで観ることができる。

 

 

■Are you ready, Carnival? | NMIXX: Taking the Stage in South America | Brazil Carnival 🇧🇷

●先月に開催されたサンパウロ・カーニバルのバックステージ映像。

 

 

 

 

 

4月10日(金)鬼子母神は曇り、ときどき雨。

 

午前7時半起床。

睡眠5時間半。

どうにも睡眠が安定しない。

(8時間以上眠らないと1日中、頭にカビが生えたような具合になる)

ま、16歳の遅い思春期からずっと、安定したためしはないのだが。

 

 

[朝食兼昼食]

●かき揚げ&菜の花うどん(+ネギと卵)

●リンゴ半分

●板チョコ少量

●コーヒー

 

 

食べながらYouTubeを眺めていると、「なぜか」ふと、ホラー映画の一場面が頭に浮かんだ。

 

高校の3階建ての校舎。

3階のベランダ側から、教室をカメラが覗く。

机の半数以上に、花をいけた花瓶が置かれてある。

そのうちのいくつかの花は枯れている。

 

「Xさんの机はどこ?」

花瓶をもった女生徒が誰ともなく尋ねる。

が、5人ほどいた生徒の、誰も知らない。

ベランダのカメラが後ろの校庭側へゆっくりと引き、両隣のクラスまでを映す。

それらのクラスもやはり、机の大半に花を生けた花瓶が置かれてある。

屋上に女生徒がひとり立っている。

 

 

はい、ここまで。

 

たいして怖くないし、既視感があるな。

ちなみに、なぜ、花瓶だらけなのかは知らんし、考えてもいない。

もちろん、考えようともしない。

 

 

高校1年生のとき、3年生の先輩がバイク事故で死んだ。

中学時代から目立った先輩で、バンドのギターをしており、私の憧れの先輩であった。

車と正面衝突し、電線の上を越え、30メートルほど飛んだという。

そのまま電信柱の上り棒(?)にぶっ刺さり、はしご車が来るまで、2時間ほどもぶら下がっていたという。

 

「まるで、ベトコンが米兵の死体をあつかうようにな」

と、友人が、ドヤ顔の口調で言った。

見たわけでもないのに、その光景が16歳の私の脳裏に焼きつき、61歳の脳裏にいまだ鮮烈である。

 

話しを聞いてから数日後、夕暮れ時にひとり、3階建ての校舎へ入ったときがあった。

用事は忘れたが、3階へのぼったのは憶えている。

で、薄暗い廊下を歩いていると、あるクラスの扉が開いており、中が見えた。

 

がらんとした教室に、花を生けた花瓶の立つ机が1つあり、カーテンの隙間から、その机に夕日がさしていた。

「なんとも抒情的な光景だなあ」

と、足早になったのを憶えている。

 

で、そんだけの花瓶、誰が用意してんだ?

 

 

[今週の曽根のお勧め作品/]

 

書き次第、

アップします。

(月曜日中)

 

 

 

4月11日(土)鬼子母神は晴れ。

 

昨日までは雨つづきで、桜も完全に散っただろうが、今日は暑いほどの陽気だ。

便所掃除をし、部屋のテーブルの上を片づけた。

次いでに、斜めっていた万年布団の位置を正す。

 

 

[朝食兼昼食]

●バタートースト2枚

●目玉焼き3枚

●カフェオレ

●苺5粒

 

 

午後4時、約束通り、瀧坪くんが遊びに来た。

彼は24歳の友人で、現在はタワーレコード渋谷店でバイトしてるという。

缶ビールを呑み、ウイスキー・ソーダを呑みながらおしゃべりをした。

 

「バーストの短い全盛期にさ、日本でいちばん売れてたのがタワレコ渋谷店でさあ、一店舗で500冊も売れてたんだよ」

 

ウイスキーはバランタイン(1,200円)。

つまみは乾きもの(ポテチ、ナッツ、サラミ等)ばかりの「大学生呑み」である。

それにしても、90年代と比べたら、洋酒の値段はざっと5分の1くらいまで安くなったような。

             

ちなみに、私は敷きっぱなしの布団に横たわりながら呑んでいる。

瀧坪くんからしたら、かなり緊張感があるかもしれん。

(30代頭の頃、石原豪人先生の部屋でふたっりっきり、狭いソファに並んで座り、先生のコレクションしている男性の局部ポラロイド写真を見せられつづけた経験をもつ私だけに察するのだ)
 

が、私の神経障害は尻がいちばんひどく、2分も座っていられないのである。

 

 

午後6時、さすがに彼は24歳男子なので、ポテチばかりじゃまずいだろうと、総菜屋から買っておいた、あんかけ豆腐をチンする。

次いで、里芋と人参タケノコ他の煮物をチンする。

この際、ウイスキー・ソーダに合わなくともしょうがない。

 

午後7時過ぎ、冷凍チャーハンをチンして出す。

さすが24歳男子、出した途端、完食している。

しかし、私は、若いころより吞むときは煙草だけだ。

 

40歳くらい齢が違うのに、彼は私世代の音楽をよく知っている。

なんで、YouTubeでいろんなバンドを観ながらのおしゃべりとなった。

しかし、内容は憶えていない。

彼は「痩せた貧乳女子が好み」だということだけは憶えちゃいるが。

 

●孫と一緒に自撮り。顔の大きさが昭和と令和だ。彼がネットで買ったという『BURST DEYS』にサインする。が、あてなは「たきつぼさんへ」。ほら、漢字が私には難しすぎるから、自然と。

 

 

 

確か9時くらいにお開きとなり、彼は帰ったはずだ。

が、それも憶えていない。

(※翌日確かめると鍵もかけていなかった)

 

おやすみなさい。

サッポロビールのロング缶2本と、ウイスキー・ソーダを3杯。

夕食は無し。

明日(日曜日)は、大変なことになるだろう。

結局、万年布団はまた斜めってしまったし。

この部屋には、変な磁力があるのかもしれん。

 

そうそう、近々に100円ショップで花瓶を買おう。

親の夫婦位牌に、線香立てだけじゃかっこがつかないもんな。

花はそこらで摘めばよい。

そう、よい夢を。

 

 

 

[曽根の掌編収録アンソロジー文庫発売中]

■曽根の掌編「牛乳屋のおんちゃん」も収録されているアンソロジー文庫本『フッハッ!な純文 鴎外から棒一まで』河出文庫/1,210円

■鴎外、芥川、太宰、安吾、織田作之助、町田康、他全21編

 

 

 

[NMIXXつれづれ草]

●ロサンゼルス・ジャイアンツの球場で、ソリュンが始球式をし、6人で「ブルー・ヴァレンタイン」を歌い踊った。ジウの眼帯もジャイアンツ仕様。

 

●先月の頭から始まった、ヨーロッパから北米までのツアー(12?)も、ひとまずLAで終わった。ジウが最後の2公演をものもらいのため眼帯をつけてのステージだったが、それ以外はソリュンの転倒くらいで、無事、毎回素晴らしいショーを届けた。全館がソールドアウトであった。その全ての映像をYouTubeで観ることができる。

 

 

書き次第、

アップします。

(月曜日中)

 

 

 

[処女詩集販売中]

『火舌(かぜつ)詩集 Ⅰ ハードボイルド・ムーン』

著者:曽根 賢(PISSKEN)

ドローイング:佐藤ブライアン勝彦

 

判型A5/平綴じ/96ページ

部数:300部

税込み価格1320円

 

さて、販売方法だが、以下の2つの書店で、通信販売、また店頭発売します。

2書店のサイトを検索してもらって注文してください。

ネット注文できない私のようなひとは、誰かに頼んで注文しましょう。

 

※詩集には私のサインが入っています。

 

「タコシェ」

http://tacoche.comであれば要注意(ボーダーライン)、8.5pg/ml以(シングル小説もセカンド&サードも注文できます)

 

「模索舎」

http://www.mosakusha.com/

 

「阿佐ヶ谷ネオ書房」

※書店販売のみ

 

尚、くどいようだが、この処女詩集は、あくまで『火舌詩集』のⅠであって、今後あと2冊を発行します。

3冊合わせて『火舌詩集』となるので、ぜひコンプリートしましょう。

※「火舌」とは中国語で、火事の際、窓から吹き出し、壁を舐める炎をいう。

 

[サード&セカンド・シングル通販中]

●A面「PISS(INTO)MY HEROES」
●B面「七曲荘二〇三号室」

 

●セカンドシングルのジャケット。被写体は細菌学者の志賀潔。撮影は土門拳。

 (ファーストは売り切れ)

●1,600円(発送代込み)

 

●アドレス:pissken420@gmail.com

――以上へいったん、欲しい旨のメールをください。

(ファーストは売り切れ)
 

『キャンプ日和』(河出書房新社)

キャンプ小説&エッセイのアンソロジー。トリに曽根 賢の短編「二つの心臓を持つ川の縁で」が掲載されています。

 

『点線面』5号(ポンプラボ)

曽根 賢の特集と、論評風の新作エッセイが載ってます。詳しいことはネットで検索してください。

 

 

             

 

 

 

 

 

[深雪荘日記]

 

●[連載第220回]

「我らの世代を看取る我らの世代の墓碑銘」

 

「」         

佐藤ブライアン勝彦●作品&文章

 

 

届き次第、

アップします。

 

 

 

 

 

●今週の表紙代わりのNMIXXソリュン(22)。1年半ほど前の写真。リーダーのへウォンから「特別なひと」と呼ばれる彼女。そういうへウォンだってJYPのオーディションで1万人から選ばれているのだけれど。

 

●メンバー全員が「ヴィジュアル担当」として売られたNMIXXだが、デビュー時から事務所もメンバーもファンも、彼女こそが「ヴィジュアル担当」と決定してきた。やや左右非対称の眼、内斜視。物心ついてから何をしても「可愛い」としか評されなかった恐るべき魔女である。

 

■[Live Clip] Parc Jae Jung, SULLYOON (NMIXX) 「Always」(デュエット曲)

 

 

 

 

 

3月31日(火)鬼子母神は雨。

 

午前9時を待って、HIROさんへメールする。

――今さらですみませんが、1度入稿したページを直せませんでしょうか?

追ってすぐ、まだ大丈夫とのこと。

次いでボスYへメールすると、今日でもいいという。

ホッとする。

 

昨夜、ある詩を読み直してみたらば、最初の行から直しがあり、そのあとも、混乱した箇所を推敲し、最後に新たな数行を足すという、つまり全面書き直しとなった。

「しまった」

どころじゃない。

 

その詩は、こんどHIROさんが責任編集する雑誌『ストリート・バースト』へ寄稿した2篇の詩のうちの1篇だったのだ。

ボスYにデザインしてもらった「完パケ」データを送って、もう3週間が経っている。

 

「なぜ、入稿時に気づかなかったんだ? この混乱を」

今さらしょうがない。

「もしかしたら、まだ直す時間があるかもしれん」

ということで、じりじりと熟睡し、朝を待っていたのであった。

 

何も食べず、午後1時、ボスYの事務所へ。

20分もかからず、直し終え、HIROさんのデザイナーへデータを送る。

「まにあった」

いつもいつもボスYには面倒をかける。

なによりも、ようやく腹がすくほど、ホッとした。

 

 

[午後3時の朝食兼昼食]

●とろろ蕎麦

●つけ汁(とろろ、ミョウガ、ネギ、ショウガ、胡麻油、ラー油)

●みかん

●煎茶

 

 

この齢になるまで、とろろ蕎麦が旨いなんて思ったことはなかった。

しかし、ようやく知った。

「そういや、蕎麦屋でとろろ蕎麦をすするなんて、さすがにできなかったもんな」

 

そう、一気に「音をたて」とろろごと蕎麦をすすらねば、この旨さはわからんのだった。

つまり、

「とろろ蕎麦(&うどん)は、部屋で独りに限る」

のであった。

あなたも、おためしあれ。

 

 

[今週の曽根のお勧め作品/アントン・コービン監督『コントロール』2007年英米合作]

●現在、YouTubeで無料公開中。

 

 

●ジョイ・ディヴィジョンの、23歳で縊死したヴォーカリスト、イアン・カーティスの伝記映画。公開当時に観たが、20年経っても映像は古びていないし、そもそもシンプルなバンド青春ヒストリーなので、暗く、エモく、自殺へまっしぐらな高揚感を味わえる。

 

●2000年代に入り、年々評価が高まり、今やヴェルベッツやニルヴァーナ並みのミュージシャンズ・ミュージシャンとなったジョイ・ディヴィジョン。その名はナチの絶滅収容所内にあった慰安所の名称「喜びの部屋」から名付けられた。もちろん慰安婦は囚人であった。そのバンド名の前の名はワルシャワ。改名して良かった典型バンド。

 

●マンチェスターへ来たピストルズのライブに集まった40人の中に、GのバーナードとBのピーターおり、その衝撃からバンドを組んだのは有名な話だ。が、映画ではイアンもいたことになっている。ちなみに、その場にスミス前のモリッシーもいた。このマンチェスター・ナイトのことは映画にもなっている。

 

●以下に紹介する、「Transmission」の有名なテレビライブと、イアンの死後にヒットした「Love Will Tear Us Apart」のMV映像と、映画の同場面のそっくり加減が素晴らしい。モノクロにしたのも大正解で、イアンのコート姿が美しく、スーパー・シンボリックだ。

 

●「イアンのヴォーカル・スタイルって、ジム・モリスンに似ているなあ」と思ったが、以前もここに書いたように、ドラムがバカテクだし、バーナードとピーターのオリジナルな才能があってこそのジョイ・ディヴィジョンであると、つくづく思う。

 

●のちのニュー・オーダーの成功っぷりは、ピンク・フロイドそっくりだし、その後につづくマニックスも同様で、まるでそのサクセスの形は、英国バンドの伝統のようだ。その錯覚こそ、彼ら英国青年らの音の底力であり、凄みなのであろう。

 

■Joy Division - Transmission 

 

■Joy Division - Love Will Tear Us Apart

 

 

 

 

 

 

なぜ、改めて詩を推敲していたかといえば、ようやく「次の詩集を早くまとめねば」と思ったからである。

なぜなら(前回に書いたが)毎月の「阿佐ヶ谷タバサ」での詩の朗読が終わったからだ。

 

タバサでの詩の朗読は、退院後6年ほど毎月1回休みなくつづいていた。

それによって、次回詩集の作品が書かれ、推敲され、現在のスタイルにおちついたのだ。

(それと毎月の『ホットミルク』の連載詩との相関によって)

 

作品の数は少ないが、スタイルができたことが嬉しい。

というか、「僥倖」という言葉を使いたいくらいだ。

藤井聡太六冠が、デビュー時に使ってバズらせた以来か。

 

詩にしろ散文にしろ、個人的スタイルをつくりだすことなんて、稀もまれのことだ。

ま、それも、50年間の、模倣、パクリ、剽窃のおかげだ。

「詩人に著作権はない。テロリストに発言権がないように」

が、私の思想信条であるからにして。

 

次の詩集『BALLS』を出せりゃ、三部作詩集最後の『メタセコイア』を編まずとも、死んで悔いはない。

というか、かっこがつく。

兄弟と仲間たち、そしてあなたに。

かっこつけこそが私の本質だもの。

 

 

[夕食]

●鉄火丼(酢飯に海苔をもみ、ズケ鮪をのせる)

●カブと大根とキュウリの糠漬け

●昨夜の残りのアサリの味噌汁に三つ葉をひともり

●煎茶

●板チョコ少量

 

 

酢飯なんて、かんたんなのだから、鉄火丼なんて家で食べりゃいい。

手のひらで軽く握れるほどの鮪のサクが300円。

それも赤身じゃなく、中トロあたりの部位で、少量でも脂が濃い。

うちのスーパーはずっと、鮪の解凍がヘタだったが、どうやらまともな職人が入ったようだ。

 

海苔を1枚もんだ酢飯が、すこぶる旨かった。

「鉄火丼もまた部屋で独りに限る」

あなたも、おためしあれ。

 

 

おやすみなさい。

「俺は東京生まれHIPHOP育ち、悪そうな奴はだいたい友だち」

とはもちろん、ZEEBRAの名フレーズだが、これを私なりのフレーズにしてみようとあれこれ考える、そんな夢を見た。

今朝のことである。

 

「俺は東北生まれ」

ま、これは当然だ。

「男尊女卑主義者はだいたい友だち」

ま、別に不思議じゃない。

東北の長男だもの。

しかし「~育ち」が出てこず、夢の中で悩んだ。

「盆踊り育ち」じゃ、シュールすぎる。

結局、フレーズが思い浮かばないまま目覚めた。

 

さて、明日の朝には思いつくだろうか。

奥羽山脈の麓までつづく薄緑の田んぼ、遭難必死の猛吹雪の通学路、モズのはやにえのごとく人を串刺しにするツララ。

冬に家出をすると凍死する土地。

19歳で上京するまでずっと。

よい夢を。

 

 

 

[曽根の掌編収録アンソロジー文庫発売中]

■曽根の掌編「牛乳屋のおんちゃん」も収録されているアンソロジー文庫本『フッハッ!な純文 鴎外から棒一まで』河出文庫/1,210円

■鴎外、芥川、太宰、安吾、織田作之助、町田康、他全21編

 

 

 

[NMIXXつれづれ草]

●今週の裏表紙代わりのへウォン(23)。ブラジルサンパウロでの「TIKTIK」MVオフショット。リーダーがいちばんロック・ギャルなんだよな。その性格が。KPOPマニアから、アイドルの「変種」と呼ばれるのも納得。

 

●コンサート前と終了後の写真。以下に紹介するワシントンDCでの最新コンサートにて。ジウ(20)は疲れからかものもらいができ、アイパッチ姿でステージに上がった。可愛いしカッコいい。ステージ終了後の柔らかい表情が、なんとも爺さんの眼には味わい深い。

 

■260402 NMIXX - Full concert (28 songs) live @ MGM National Harbor, Washington, DC 4K Fancam

 

 

●彼女たちのライブを観てると、やはり私は彼女たちに「パンク・ロック」を感じる。それはヴォーカルの「突っこみ」加減がスリリングだからだ。いわゆるリズムが「走っている」わけじゃない。ほんの0.0数秒、先のフレーズの尻を「喰ってる」衝動が、疾走感を生んでるのだ。

 

●とはいえ、彼女たちは皆ダンサーでもあるので、常にタイム感はしっかりしている。特にリリーは、根がオフビートだから決して突っ込まないが、他は情熱のほとばしりに身をまかし突っこむ。特にデビュー時からソリュンとジウに顕著だ。

 

●ストーンズではミックとBのビルがオンビートだったので、あのガレージ・パンク感、暴力性を獲得できたのだ。NMIXXもライブでは心思うまま「つんのめって」欲しい。初期には「野生の女子高」と呼ばれたNMIXXだ、スタイリッシュな舞台よりも、せいぜいヴァイオレントな「ぶっ壊れっぷり」を観せてもらいたいのだ。

 

 

 

[処女詩集販売中]

『火舌(かぜつ)詩集 Ⅰ ハードボイルド・ムーン』

著者:曽根 賢(PISSKEN)

ドローイング:佐藤ブライアン勝彦

 

判型A5/平綴じ/96ページ

部数:300部

税込み価格1320円

 

さて、販売方法だが、以下の2つの書店で、通信販売、また店頭発売します。

2書店のサイトを検索してもらって注文してください。

ネット注文できない私のようなひとは、誰かに頼んで注文しましょう。

 

※詩集には私のサインが入っています。

 

「タコシェ」

http://tacoche.comであれば要注意(ボーダーライン)、8.5pg/ml以(シングル小説もセカンド&サードも注文できます)

 

「模索舎」

http://www.mosakusha.com/

 

「阿佐ヶ谷ネオ書房」

※書店販売のみ

 

尚、くどいようだが、この処女詩集は、あくまで『火舌詩集』のⅠであって、今後あと2冊を発行します。

3冊合わせて『火舌詩集』となるので、ぜひコンプリートしましょう。

※「火舌」とは中国語で、火事の際、窓から吹き出し、壁を舐める炎をいう。

 

[サード&セカンド・シングル通販中]

●A面「PISS(INTO)MY HEROES」
●B面「七曲荘二〇三号室」

 

●セカンドシングルのジャケット。被写体は細菌学者の志賀潔。撮影は土門拳。

 (ファーストは売り切れ)

●1,600円(発送代込み)

 

●アドレス:pissken420@gmail.com

――以上へいったん、欲しい旨のメールをください。

(ファーストは売り切れ)
 

『キャンプ日和』(河出書房新社)

キャンプ小説&エッセイのアンソロジー。トリに曽根 賢の短編「二つの心臓を持つ川の縁で」が掲載されています。

 

『点線面』5号(ポンプラボ)

曽根 賢の特集と、論評風の新作エッセイが載ってます。詳しいことはネットで検索してください。

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[深雪荘日記]

 

●[連載第219回]

「我らの世代を看取る我らの世代の墓碑銘」

 

「」         

佐藤ブライアン勝彦●作品&文章

 

 

届き次第、

アップします。

 

 

 

 

●今週の表紙代わりのグラドル高野真央(22)さん。先日からの推しだ。演技を観たことはないが、明らかに日本の女優顔なので、この先の映像作品を楽しみにしている。

 

●清純派と肉体派をあわせもっている逸材なので、事務所と本人がバカじゃないことを祈る。私が思い描いている「魔女監禁病棟」ものの、エロティック・スプラッターホラー映画に出演してほしいものだ。

 

●このからだのエロスを使わなかったり、また、エロスの使い方をあやまると、作品の命は一巻の終わりだ。エロスをおしんじゃならないし、グラドル写真集的ぬるい表現は低俗だし、せめて、リンチ的表現のエロスを描かねばならない。それだけの玉だと、映画関係者は肝に銘じるべし。

 

 

 

 

 

3月25日(水)鬼子母神は雨。

 

午後6時15分前に部屋を出、傘を差し、池袋まで歩く。

途中、ドーナッツ屋へ寄り、6種類選んで箱に入れてもらう。

計2,000円。

 

31日まで1万円しかなく、これで残りは8,000円だが、しようがない。

今夜は、阿佐ヶ谷「タバサ」での『BURST公開会議』の最終回だ。

ドーナッツは、店主高原さんの妻子への、せめてもの御土産である。

 

午後8時、『BURST公開会議』の配信開始。

今夜のメインテーマは、ケロッピー前田プロフェッサーが気を利かせ(?)、『BURST HIGH』以降の、私の活動についてだった。

 

活動といっても、それから20年近く、なあ~にもしていない。

書く以外の仕事だって、ほぼ何もしていない。

自費出版で、シングル小説を3枚、詩集を1冊、その他に、作品を3作雑誌に載せたくらいだ。

あ、依頼を受け、某雑誌に「遺書」を書いたこともあったな。

 

それでも、久しぶりに「文学」の話ができて、あっという間に「熱」が入ってしまった。

実は先日、作家の福田節郎さんと会い、そこで「文体」の話をしたので、文学熱が無意識に「種火」状態のままだったのだろう。

(さすが長いつきあいの釣埼清隆、私の口調の熱を感じて、それに気づかせてくれた)

 

今回、「笑える純文学」アンソロジーに、私の30年前の掌編を選んでくれた河出書房新社の編集者西口さんが、福田さんを連れて、わざわざ鬼子母神まで足を運んでくれたのである。

 

コンビニ前に設置されているテーブルに座り、缶ビールを1本奢ってもらい(今年初のアルコール)、1時間半ほど談笑した。

ま、ほとんど私がしゃべりっぱなしだった。

(ほら、普段口をひらくことがないから)

 

福田さんは、やはりアンソロジー本に掌編を載せており、そのラストカットの見事さに、読了後も「開いた口」が塞がらなかった。

私ひとりがしゃべりっぱなしで、福田さんに語らせず、部屋に帰ってから深く反省した。

 

 

トークライブ最後に、いつものように前田くんと詩の朗読をした。

これが阿佐ヶ谷「タバサ」で最後の朗読かと思うと、感無量であった。

 

なにしろ、ここ6年、毎月詩の朗読をし、直し、また読んでは、また直すの繰り返しで、徐々に徐々に、現在の詩のスタイルが出来ていったのだから。

店主高原さんは、担当T同様、足を向けて眠れない恩人だ。

 

高原さんは子ども2人の父親となり、決心して、店を閉め、会社勤めをすることになったのである。

前田くんは記念にシャンペンを皆(&客2人)にふるまった。

 

私が返せるものは、ドーナッツ6つと、次回詩集『BALLS』だけである。

彼とその家族に幸多かれ。

 

今夜のコーラとアイスコーヒー代は、前田くんに奢ってもらった。

 

●真ん中が店主の高原さん。前田くんのYouTubeチャンネルに、これまでのトークライブ&朗読がアーカイブされているので、興味があったらぜひ。

 

 

 

[今週の曽根のお勧め作品/安田淳一監督『侍タイムスリッパ―』2024年]

 

●監督の自主製作映画だ。公開当時、私の耳にも多くの評判が届いたが、今回観て、確かに面白かった。ウィキを覗くと、その年の日本アカデミー賞&ブルーリボン賞で作品賞を、星雲賞でもメディア部門賞を獲っている。

 

●やはり、50代でこれが初主演となった山口馬木也が素晴らしく、彼の魅力におうところが多い作品だ。が、逆に見れば、彼の演じる侍のリアリティーは、脚本と撮影・演出にあるのも当然。しかし、この当然がなっていないのが邦画の大半である。

 

●この映画は、邦画にありがちの説明台詞が(意識的に)少なく、コメディー部分も品が良い(徹頭徹尾ベタだがそこが)。脚本は監督のオリジナルで、そうとうな実力者だ。

 

●ヒロインにアイドルを使いたいところだが、たぶん「あえて」やめ、やや地味に見える女優を使うあたりも、品とプライドの高さが観客に伝わるところか。

 

●ただし、うがった眼で見れば、この監督、女優を撮るのがヘタな男なのかもしれない。私なら絶対(演技には眼をつぶって)グラドル高木真央を抜擢するだろう。ほら、安いし。荒唐無稽な話なんだからこそ、ヒロインだけは荒唐無稽な「エロかわいらしさ」を置いてほしかった。

 

●なんて、エロ本編集長の感想はしかとうし、クライマックスの剣劇の緊張感を味わおう。まさに「ホンミ」の重量感が、画面をビリビリさせるほどのリアリティーを持っており、久しぶりに興奮した。現在NETFLIXで観ることができるので、週末の晩酌のおともにぜひ。

 

 

 

 

3月27日(金)鬼子母神は曇り。

 

午前7時に就寝し、午後1時半に起床する。

この頃、ずっと就寝時間がめちゃくちゃだ。

睡眠の質もひどい。

うすら寒い悪夢の連続である。

 

寝起き1本目の煙草をすいながら、メールを開く。

で、あるひとからのメールが入っていた。

現在の私の立場からすると、まさに「朗報」である。

 

「ああ、そういや、そんな企画を話してくれたけど、もう決まったのか」

若いころと違い、薄らぼんやりと喜びがこみあげてくる。

商品が発売されるまで、乞うご期待。

 

 

[朝食兼昼食]

●煮豚(辛子ポン酢)

●梅干し&野沢菜漬け

●納豆(ネギ)

●海苔

●インスタントの豆腐とホウレン草の味噌汁(大家さんからの頂きもの)

●ごはん

●煎茶

●みかん

 

 

食後からNETFLIXのドラマを観る。

それは『ラチェッド』(シリーズ1/8話)という、1940年代のアメリカの精神病院を舞台にしたサイコ・スリラーである。

(私がずっと考えているホラーの舞台が精神病棟なため興味をもった)

主演のサラ・ボールソンは、映画『オーシャンズ8』を観て気に入った女優で、内容は知らずにドラマの1話目を見始めた。

 

 

1話目を観ても、内容がよくわからなかった。

が、2話目で「ロボトミー手術」の場面があらわれ、視線を外した。

で、その後、ようやくこのドラマが、映画『カッコーの巣の上で』に出てくる看護師長、ラチェッドをモデルにしたものだと知れる。

 

「なんて、こった」

21歳の私は、ジャック・ニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』を観て、その後1週間ノイローゼとなった。

いわゆる「不安神経症」というやつだろう。

 

自分もまた、ロボトミー手術を受ける人間だという、確信が芽生えてしまったのだ。

バカげたことだ。

が、それ以来、映画を観返すことができないのはもちろん、タイトルを聞いただけで気分が悪くなった。

 

それでも、8話ドラマを観続けた。

「レズビアン・ドラマでもあるのか」

映画版のラチェッドは、低能の狂信者だが、こちらのラチェッドは悪魔的な知能の高さを

もつ、魅力的な狂信者である。

ただし、どうやら、そのサイコパスぶりには理由があるようだが――。

(検索するとシリーズ2の制作が決定しているという)

 

観ているうちに、気づいたことがある。

私の精神科医への根深い偏見、嫌悪のもとが、ロボトミー手術にあったことが。

そもそも、精神医学を「医学」とみなすことに、疑いをもつ理由もそれだろう。

 

ロボトミー手術は、ほんの70年前まで全世界でおこなわれてきた。

もちろん、日本でも。

ケネディの妹も、父親から強制的にロボトミー手術を受けさせられて、死ぬまで重度の痴呆となった。

 

ま、これまで、精神科医や精神医学への嫌悪を、深く考えたことはなかった。

少しづつ、少しづつ、精神医学が進んでいるようにも思う。

いや、たぶん、進んでいるのだろう。

 

が、やはり、しょせん精神科医と整体師と美容整形屋が同レベルだという不信も根深い。

さて、ここまで。

せっかく、いい知らせがきたというのに、なにをグズグズ考えているのだ。

 

そろそろ腹が減っているのだろう。

その前に、合成麻薬を1錠。

これぞ精神医学だ。

 

 

[夕食]

●チャーハン(卵2つ、煮豚角切り、ネギ)

●福神漬け

●レトルトのミネストローネ(大家さんから頂きもの)

●ミルクティー

●板チョコ少量

 

 

食後にハイライトを一服。

うまい。

さて。

いつまで煙草がすえるかな。

 

 

「都市生活者の焚火」

 

互いのカップにコーヒーが注がれ

煙草へ火をつければ

例えそこが取調室の机であろうが

焚火を囲んでいるのと同じだ

 

もちろん相手が友であったり

若く魅力的な女なら文句はなし

独りきりの焚火だとしても

明かりを暗くし

砂糖と沈黙をくべれば

虫の音のような安心が

あなたの芯に火をともすだろう

 

カフェインもニコチンも

血まみれのドラッグに変わりはないが                                                 

都市生活者の焚火は

「暗闇こそ出口だ」と

眠りを誘うのだ

 

 

(初出『ホットミルク』より)

 

 

 

おやすみなさい。

狂人や狂信者に、春は辛い。

老いた神経障害者に、季節の変わり目は辛い。

しかし、1本の煙草の火を見つめていると、シンナー常用者のように、気が落ちついてくる。

煙草の火が、焚火に見えるのは、狂人の眼だから?

ただし、狂人こそ知っている。

暗闇こそ出口だと。

よい夢を。

 

 

 

[曽根の掌編収録アンソロジー文庫発売中]

■曽根の掌編「牛乳屋のおんちゃん」も収録されているアンソロジー文庫本『フッハッ!な純文 鴎外から棒一まで』河出文庫/1,210円

■鴎外、芥川、太宰、安吾、織田作之助、町田康、他全21編

 

 

 

[NMIXXつれづれ草]

●今週の裏表紙替わりのNMIXXリーダーであるへウォン(22)の雄姿。いやあ、もともと凛々しい顔つきをした彼女だが、ここ1年でそれが「威厳」にまでに昇華された感があるな。

 

 

●ツアーのバックヤードにて。これを見ると、へウォン以外のメンバーの顔つきの変わり様にも眼を奪われる。アイドルであることは棄てないまま、すっかりとプロの余裕を感じさせる歌手となった。

 

 

 

●今日(30日)現在で、マドリッド、アムステルダム、フランクフルト、パリ、ロンドンのヨーロッパ・ツアーが終わり、北米ツアー第1カ所目のトロントも、無事終了した模様。

 

●トロント公演は、まだファンカム映像がYouTubeにアップされていないが、他のヨーロッパ・ツアーは、頭から退場まで2時間半の映像がすでにアップされて観ることができる。

 

●もちろん、すべてチェックしたが、マドリッドからぶっちぎりの情熱を疾走させ、バンド演奏もパフォーマンスも安定し、尚、初のバンド・ツアーの初々しさもあって、素晴らしい出来となっている。

 

●また、公演ごとにファンのお国柄が知れて楽しい。もちろんファンカムはステージに集中しているが、それでもダントツにパリの客の盛り上がり方が感じられる。それに対し、フランクフルトの客は皆おとなしめなのも、想像通りというか。

 

●日本ではYouTubeにアップどころか未だに観客の撮影が禁止されているため、スマホをかかげる姿が客席になく、また、客は最初から席を立つ習慣が、NMIXXから見ると珍しいそうな。

(日本公演は8月)

 

●北米ツアーは4月もつづき、先日アジア公演の日程も発表され、確か19公演まで増えている。しかし、5月がぽっかりと空いているため、当然次のカムバック時期とされており、次回曲は(私の中では勝手に)「デッド・ソング(※)」であると期待しているのであった。

 

(※)アメリカのポップスでジャンル化されている「ひとの死をうたった曲」のこと。

 

■NMIXX - full concert live in Frankfurt Germany 2026 - EPISODE 1: ZERO FRONTIER TOUR

●パリ公演は前回紹介したので、ここはあえてフランクフルト公演を。カメラが近いので、パリ公演同様、彼女たちのパフォーマンス時の表情まではっきりと見え、お得なファンカム映像だ。

 

 

 

[処女詩集販売中]

『火舌(かぜつ)詩集 Ⅰ ハードボイルド・ムーン』

著者:曽根 賢(PISSKEN)

ドローイング:佐藤ブライアン勝彦

 

判型A5/平綴じ/96ページ

部数:300部

税込み価格1320円

 

さて、販売方法だが、以下の2つの書店で、通信販売、また店頭発売します。

2書店のサイトを検索してもらって注文してください。

ネット注文できない私のようなひとは、誰かに頼んで注文しましょう。

 

※詩集には私のサインが入っています。

 

「タコシェ」

http://tacoche.comであれば要注意(ボーダーライン)、8.5pg/ml以(シングル小説もセカンド&サードも注文できます)

 

「模索舎」

http://www.mosakusha.com/

 

「阿佐ヶ谷ネオ書房」

※書店販売のみ

 

尚、くどいようだが、この処女詩集は、あくまで『火舌詩集』のⅠであって、今後あと2冊を発行します。

3冊合わせて『火舌詩集』となるので、ぜひコンプリートしましょう。

※「火舌」とは中国語で、火事の際、窓から吹き出し、壁を舐める炎をいう。

 

[サード&セカンド・シングル通販中]

●A面「PISS(INTO)MY HEROES」
●B面「七曲荘二〇三号室」

 

●セカンドシングルのジャケット。被写体は細菌学者の志賀潔。撮影は土門拳。

 (ファーストは売り切れ)

●1,600円(発送代込み)

 

●アドレス:pissken420@gmail.com

――以上へいったん、欲しい旨のメールをください。

(ファーストは売り切れ)
 

『キャンプ日和』(河出書房新社)

キャンプ小説&エッセイのアンソロジー。トリに曽根 賢の短編「二つの心臓を持つ川の縁で」が掲載されています。

 

『点線面』5号(ポンプラボ)

曽根 賢の特集と、論評風の新作エッセイが載ってます。詳しいことはネットで検索してください。

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[深雪荘日記]

 

●[連載第218回]

「我らの世代を看取る我らの世代の墓碑銘」

 

「」         

佐藤ブライアン勝彦●作品&文章

 

 

届き次第、

アップします。

 

 

●今週の表紙代わりのNMIXXキュジン(19)。先日のマドリッド公演のホテルにて。10代「少女期」最後の表情として、ファンには貴重だ。

 

 

NMIXX(엔믹스) “TIC TIC (feat. Pabllo Vittar)” M/V

●ブラジルのドラァグクイーン、パブロ・ヴィタールとのコラボ第二弾シングルMV。デビュー時からブラジリアン・ファンクを採用してきたNMIXXであるからにして、この貴重なコラボでも、なんら違和感がない。

 

●これはぜひ、以下のライブ・パフォーマンスMVも共に観てほしい。

 

NMIXX(엔믹스) “TIC TIC (Feat. Pabllo Vittar)” Stage Cam | Viña del Mar 2026

 

 

 

 

3月19日(木)鬼子母神は曇り。

 

午後3時15分、池袋のクリニックで、3週間ごとのテストステロン注射を受ける。

ビルの外へ出て、隣の100円ショップに寄り、480円の黒丸型の置時計を買う。

12年前に買った100円の置時計が狂うようになったからだ。

 

しかし、昨日今日は狂っていないので、2つテーブルに並べておく。

その姿が、可愛い。

松本零士が描くコクピット風だ。

来月になったら、同じ丸型の白を買って、3つ並べてみようか。

 

 

[朝食兼昼食]

●とろろ蕎麦

●つけ汁(とろろ、ミョウガ、ネギ、生姜、ワサビ、胡麻油、海苔)

●温泉卵(自家製)

●煎茶

●みかん

 

 

「キモい」のを承知で言うが、

60を過ぎて、肌を露出する仕事をしている女子を観ると、

「親が見たら、どう思うだろうな」

と、考えることが濃くなった。

20代の頃、5年間もエロ本編集長をしていた私がである。

 

(『BURST』『BURST HIGH』時代もエロページは多かったし、『SEX BURST』なんてもんも編んだことがある)

 

「露出」にもグラデーションがある。

企画系AV女優からグラドル、最深地下アイドルからトップKPOPアイドル、欧米のセクシー系バック・ダンサーからビヨンセまで。

 

ストリッパーでも、舞台で本番までする踊り子や、下着姿までのポールダンサーや、ルクセンブルクで緊縛プレイを観せるアート系の踊り子までがいる。

 

ショート画像でしか観たことがないが、課金制のエロ配信「素人」女子にも露出の多少はあるだろう。

 

ま、このなかでも特に、グラビア女子(YouTubeで撮影風景)を観るたび、

「おれが父親だったら、どんな気分だろうなあ」

と、思う。

くどいが、エロ本男優を7年(2年間は『BURST』を編みながらアルバイトで)していた男がである。

 

 

[今週の曽根のお勧め作品/ジョナサン・クレイザー監督『関心領域』2023年

 

●とうとう観た。想像通り、めちゃくちゃ恐い映画であった。面白いとか面白くないとかいう映画じゃなく、必ずや誰もが、耳と眼で「体験しなければならない」映画である。

 

●ホラーでシュールでドキュメンタリーなナチ・ディストピア。内容は公開当時から知っていたが、だからこそ、ずっと観るのを恐れてきたのだ。

 

●しかし、観るなら必ずヘッドホンかイヤホンをするように。アカデミー賞で音響賞を獲っただけに、そりゃ、恐ろしさが倍増する。

 

●壁1枚を隔てたアウシュビッツとルドルフ・ヘスの邸宅。ヘスの庭で聴こえる壁の奥の音。しかし、ヘス側の音もやはり、収容所でも聴こえているわけだ。ニーチェの「深淵を覗けば、深淵もこちらを覗いている」という言葉の通りである。

 

 

 

 

 

雑誌編集長だった20年間で、バスト・トップを露出しないグラビアは、『BURST HIGH』のレゲエ・ダンサーの連載と、『SEX BURST』の巻頭の下着姿、『BURST』では「刺青女子&妊婦」、「自傷水着グラビア」、他、たぶん数人しか載せていないはずだ。

(「自傷水着グラビア」はいい企画だったが、なにせんモデルがおらず単発で終わってしまった)

 

 

正直、水着や下着モデルより、裸のモデルのほうが安い(コスパが高い)し、なにより撮影が「楽」なのだ。

(なにが楽なのかは煩雑なので割愛する)

 

百恵ちゃんやピンクレディーの時代から、日本のアイドルは(たぶん現在も)、水着グラビアを撮るのが鉄板なのだろう。

(そこがKPOPアイドルとは違うとこか)

女優の卵さえ、水着どころか下着姿までを晒し、写真集やDVDを出す。

そう考えると、日本はグラビア大国なのかもしれない。

 

海外の女子は、普段着から「グラビア的セクシー」なので、わざわざそれだけ撮っても商品にならないのだろう。

ほら、アメリカや南米の女子って、道端やキャンパスで、乳房をこぼし加減のタンクトップを着てるじゃない。

 

いや、さすがに「グラビア」が悪いって思っているわけじゃない。

女子を「エロ商品」として売るんじゃないぞ、なんて、ウソを言う気はない。

この程度(グラビア)で、女子を「性搾取」しちゃいけないなんて、大げさだと思う。

 

大人の言葉に騙されて、安くからだと「未来」を売っちゃいけないなんて、説教をこく気もない。

重ね重ねいうが、わたしゃ、5年間もエロ本商売をしてきた男なのだ。

そもそも、61歳の今でも、YouTubeのサムネに釣られて、『週刊プレイボーイ』のグラビア撮影風景などを覗いているのだ。

 

はっきり言おう。

いっときの「男の慰み者」となっている姿が、つくづく「あわれ」に見えるのだ。

いや、「恥知らず」だとさえ思う。

 

例え、それが写真集になろうが、DVDになろうが、それは「作品」ではなく、所詮「マニュアル」でしかない。

どう言い張ろうが、それは「ずりねた」でしかない。

 

もちろん、AV女優やグラドルやストリッパーに憧れ、プライドをもって職業とする女子がいることは知っている。

若くきれいなからだを見せつけたい、思い出として写真や映像に残しておきたい、もちろん、単に金を必要としている女子もいるだろう。

 

だとしてもだ。

女子のいちばん可愛い「花開く」ときを、しかしそのほとんどが、決して「歌手」や「女優」などなれようもない「中途半端」なヴィジュアルで、中途半端に裸を晒すなんて……。

 

しかし、なぜ、私は、これを書きながら、こんなにも迷っているのだろう?

 

 

[曽根の掌編収録アンソロジー文庫発売中]

■曽根の掌編「牛乳屋のおんちゃん」も収録されているアンソロジー文庫本『フッハッ!な純文 鴎外から棒一まで』河出文庫/1,210円/全21編

 

 

 

書いているあいだ、YouTubeにアップされているグラビア撮影風景を流しっぱなしにしていた。

『週刊ヤングジャンプ』のグラビア撮影である。

 

いやあ、びっくりするなあ、もう。

さすが単体モデル、それも集英社の人気雑誌が選ぶモデルだけに、そのからだのボリュームも、肌のなめらかさも、顔のおぼこさも、かなりの高水準である。

水着も下着も厳選されており、すこぶるエロい。

 

(90年代のメイク技術を10とすれば、現在のメイク技術は100だ)

 

眺めているだけで、なにやらからだが温かくなる。

「なに」は別としても。

晩年の徳川家康は、12歳前後の裸の少女を5、6人、肉布団にして毎晩寝たそうだが、その「あくどさ」こそが、男の本懐じゃなかろうか。

(家康の享年は73)

 

 

●今回、ひとめぼれした高野真央さん(22)。いやあ、ただただ恐ろしい。『BURST』があれば表紙にお願いした(こればっかり)。

 

 

やはり、すべては気の迷いだ。

体調も最悪だし、気が弱っているのだ。

いまなら、部屋の壁を踊る亡霊さえ見えるだろう。

それも80すぎのババアが5、6人。

 

娘もいない還暦男が、彼女らへ「親心」の視線をもつなんて、不道徳であり、冒涜でさえある。

魅力的なからだをもった女子が、それを誇示してなにが悪い。

もちろん、悪いわけなんて金輪際ない。

すでに「実用」として「なに」を使用できない、還暦を過ぎた糖尿病患者男の、すべては引かれ者の繰り言なのだ。

 

 

しかし――。

それらモデルが知らない女たちだからだ。

 

昔、知ってる女の数人が、グラビアになったことがある。

それだけで、なにやら言い難い恥ずかしさをおぼえ、顔をしかめ、ページを閉じた。

それが、親の立場だったとしたら――。

 

 

もう、ここらへんで、やめて、床に就こう。

熱もある。

悪寒もする。

錯乱しているのだ。

夕食はとれそうにない。

 

 

おやすみなさい。

ところで、なぜかAV女優やストリッパーには「親心」がおきない。

風俗嬢にもだ。

おそらく「体の張りかた」の度合い、「覚悟」の度合いが、別階にいるように思えるからだろうか。

 

それにしても、ずりねたをつくっていた私が、ずりねたのグラビア・モデルへ勝手な親心を抱くなんて、つくづく老いたもんだよ。

2冊同時に発禁本をだしていた、あの頃の曽根賢に土下座せえ。

 

嗚呼、それでも、若い女たちのボリュームある白い肢体を眺めるだけで、こうして熱があがり、からだが布団の中でもぶるぶると震えるなんて、私の想像力だけはまだまだ衰えてはいない。

と、ま、そうしよう。

あなたも気分が落ち込んだら、YouTubeで『週刊ヤングジャンプ』グラビアの撮影風景を流しっぱなしにしてみよう。

そして、震えて眠れ。

よい夢を。

 

 

 

[NMIXXつれづれ草]

●今回のツアー衣装。

 

 

●2月のサンパウロ・カーニバル、チリの音楽祭、そしてヨーロッパ・ツアーで3月は、これまでマドリッド、アムステルダム、パリ公演を成功させてきたNMIXX。次は24日がフランクフルト、26日ロンドン。で、29日トロントを皮切りに、そのまま北米ツアーがつづく。

 

●デビュー4年が経っての初の世界ツアーで、何が変わったかといえば、まず、バック・バンドがつき、セット・リストが大幅に増えたことはもちろん、なにより顔につける「マイク」が変わった。

 

●これまではずっと、唇のわきの頬に直接はりつけたピンマイクだった。が今回から、われらが昔から見慣れた、耳のそばから細い湾曲したアームによって、マイクが口の前に浮かんだものを採用するようになったのである。

 

●リリーが「バンド・サウンドと歌のバランスが大変良い」とPAスタッフを称えたコメントを出したが、ヴォーカル・マイクの変更も重要なファクターのひとつであるだろう。なにせ、バンドのマイクと、ヴォーカル6人のマイクがいっせいに「生きて」いたら、そりゃ、そのバランスは大変なもんだ。

 

●実際、マドリッドからパリまでの3公演をYouTubeで見聞きすると、やはりヴォーカルとバックの分離がクリアで、マイク変更は成功だと思う。PAが悪い「関心領域」は文化度が低いのだから当然か。

 

●以下のライブを観て、あなたも気づくだろうが、NMIXXの曲は、イントロからアウトロまで、ずっとヴォーカルである。インストの間奏なんぞないのだ。1曲まるまる、歌いっぱなしの踊りっぱなし。それを30曲近くやるのである。

 

●もとからのフィジカルの強さと、4年間のたゆまぬトレーニングによってこそのアスリート・パフォーマンスを堪能あれ。

(なのに、いまだに「ザ・アイドル」であることこそロックでありパンクだ)

 

 

■NMIXX 1st World Tour EPISODE 1: ZERO FRONTIER @ Salle Pleyel in Paris

●最初の部分は「サウンド・チェック」というコンサート前のファン・サービス。