[深雪荘日記]
●[連載第221回]
「我らの世代を看取る我らの世代の墓碑銘」
「生ぬるい風」
佐藤ブライアン勝彦●作品&文章
●新作。
制作に集中する為に、ちょっとブログを休んでいました。
プリパラと同時にギャラリーでのグループ展、京都で『フリーダム・ディクショナリー展』(今開催中)と、秋に開催のとある審査に向け制作、今は17日の深夜のDJ選曲中、午前3時です。
体重計のったら1キロ痩せてた。
アトリエに行くため外へ出たら、空は曇っていて生ぬるい風が吹いている。
いつもと違うこんな雰囲気の時って、ひとり違う世界にタイムスリップしたみたいで気持ちが良い。
最近の楽しみは7月公開のスピルバーグの映画。
もう何年も映画館に行ってないし、これは一人で見に行きたい。
最近、UFOも見れそうで見れないし、なにか価値観を変える様な、すごい事起きないかな。
●今週のカバーガールはNMIXXの長女リリー(23)。サンパウロでの「TIK TIK」MV撮影の合間に。やはり彼女は、ポップ・パンクが好きなだけに、この手のメイクが板についているな。「TIK TIK」はYouTubeで観ることができる。
■Are you ready, Carnival? | NMIXX: Taking the Stage in South America | Brazil Carnival 🇧🇷
●先月に開催されたサンパウロ・カーニバルのバックステージ映像。
4月10日(金)鬼子母神は曇り、ときどき雨。
午前7時半起床。
睡眠5時間半。
どうにも睡眠が安定しない。
(8時間以上眠らないと1日中、頭にカビが生えたような具合になる)
ま、16歳の遅い思春期からずっと、安定したためしはないのだが。
[朝食兼昼食]
●かき揚げ&菜の花うどん(+ネギと卵)
●リンゴ半分
●板チョコ少量
●コーヒー
食べながらYouTubeを眺めていると、「なぜか」ふと、ホラー映画の一場面が頭に浮かんだ。
高校の3階建ての校舎。
3階のベランダ側から、教室をカメラが覗く。
机の半数以上に、花をいけた花瓶が置かれてある。
そのうちのいくつかの花は枯れている。
「Xさんの机はどこ?」
花瓶をもった女生徒が誰ともなく尋ねる。
が、5人ほどいた生徒の、誰も知らない。
ベランダのカメラが後ろの校庭側へゆっくりと引き、両隣のクラスまでを映す。
それらのクラスもやはり、机の大半に花を生けた花瓶が置かれてある。
屋上に女生徒がひとり立っている。
はい、ここまで。
たいして怖くないし、既視感があるな。
ちなみに、なぜ、花瓶だらけなのかは知らんし、考えてもいない。
もちろん、考えようともしない。
高校1年生のとき、3年生の先輩がバイク事故で死んだ。
中学時代から目立った先輩で、バンドのギターをしており、私の憧れの先輩であった。
車と正面衝突し、電線の上を越え、30メートルほど飛んだという。
そのまま電信柱の上り棒(?)にぶっ刺さり、はしご車が来るまで、2時間ほどもぶら下がっていたという。
「まるで、ベトコンが米兵の死体をあつかうようにな」
と、友人が、ドヤ顔の口調で言った。
見たわけでもないのに、その光景が16歳の私の脳裏に焼きつき、61歳の脳裏にいまだ鮮烈である。
話しを聞いてから数日後、夕暮れ時にひとり、3階建ての校舎へ入ったときがあった。
用事は忘れたが、3階へのぼったのは憶えている。
で、薄暗い廊下を歩いていると、あるクラスの扉が開いており、中が見えた。
がらんとした教室に、花を生けた花瓶の立つ机が1つあり、カーテンの隙間から、その机に夕日がさしていた。
「なんとも抒情的な光景だなあ」
と、足早になったのを憶えている。
で、そんだけの花瓶、誰が用意してんだ?
[今週の曽根のお勧め作品/]
書き次第、
アップします。
(月曜日中)
4月11日(土)鬼子母神は晴れ。
昨日までは雨つづきで、桜も完全に散っただろうが、今日は暑いほどの陽気だ。
便所掃除をし、部屋のテーブルの上を片づけた。
次いでに、斜めっていた万年布団の位置を正す。
[朝食兼昼食]
●バタートースト2枚
●目玉焼き3枚
●カフェオレ
●苺5粒
午後4時、約束通り、瀧坪くんが遊びに来た。
彼は24歳の友人で、現在はタワーレコード渋谷店でバイトしてるという。
缶ビールを呑み、ウイスキー・ソーダを呑みながらおしゃべりをした。
「バーストの短い全盛期にさ、日本でいちばん売れてたのがタワレコ渋谷店でさあ、一店舗で500冊も売れてたんだよ」
ウイスキーはバランタイン(1,200円)。
つまみは乾きもの(ポテチ、ナッツ、サラミ等)ばかりの「大学生呑み」である。
それにしても、90年代と比べたら、洋酒の値段はざっと5分の1くらいまで安くなったような。
ちなみに、私は敷きっぱなしの布団に横たわりながら呑んでいる。
瀧坪くんからしたら、かなり緊張感があるかもしれん。
(30代頭の頃、石原豪人先生の部屋でふたっりっきり、狭いソファに並んで座り、先生のコレクションしている男性の局部ポラロイド写真を見せられつづけた経験をもつ私だけに察するのだ)
が、私の神経障害は尻がいちばんひどく、2分も座っていられないのである。
午後6時、さすがに彼は24歳男子なので、ポテチばかりじゃまずいだろうと、総菜屋から買っておいた、あんかけ豆腐をチンする。
次いで、里芋と人参タケノコ他の煮物をチンする。
この際、ウイスキー・ソーダに合わなくともしょうがない。
午後7時過ぎ、冷凍チャーハンをチンして出す。
さすが24歳男子、出した途端、完食している。
しかし、私は、若いころより吞むときは煙草だけだ。
40歳くらい齢が違うのに、彼は私世代の音楽をよく知っている。
なんで、YouTubeでいろんなバンドを観ながらのおしゃべりとなった。
しかし、内容は憶えていない。
彼は「痩せた貧乳女子が好み」だということだけは憶えちゃいるが。
●孫と一緒に自撮り。顔の大きさが昭和と令和だ。彼がネットで買ったという『BURST DEYS』にサインする。が、あてなは「たきつぼさんへ」。ほら、漢字が私には難しすぎるから、自然と。
確か9時くらいにお開きとなり、彼は帰ったはずだ。
が、それも憶えていない。
(※翌日確かめると鍵もかけていなかった)
おやすみなさい。
サッポロビールのロング缶2本と、ウイスキー・ソーダを3杯。
夕食は無し。
明日(日曜日)は、大変なことになるだろう。
結局、万年布団はまた斜めってしまったし。
この部屋には、変な磁力があるのかもしれん。
そうそう、近々に100円ショップで花瓶を買おう。
親の夫婦位牌に、線香立てだけじゃかっこがつかないもんな。
花はそこらで摘めばよい。
そう、よい夢を。
[曽根の掌編収録アンソロジー文庫発売中]
■曽根の掌編「牛乳屋のおんちゃん」も収録されているアンソロジー文庫本『フッハッ!な純文 鴎外から棒一まで』河出文庫/1,210円
■鴎外、芥川、太宰、安吾、織田作之助、町田康、他全21編
[NMIXXつれづれ草]
●ロサンゼルス・ジャイアンツの球場で、ソリュンが始球式をし、6人で「ブルー・ヴァレンタイン」を歌い踊った。ジウの眼帯もジャイアンツ仕様。
●先月の頭から始まった、ヨーロッパから北米までのツアー(12?)も、ひとまずLAで終わった。ジウが最後の2公演をものもらいのため眼帯をつけてのステージだったが、それ以外はソリュンの転倒くらいで、無事、毎回素晴らしいショーを届けた。全館がソールドアウトであった。その全ての映像をYouTubeで観ることができる。
書き次第、
アップします。
(月曜日中)
[処女詩集販売中]
『火舌(かぜつ)詩集 Ⅰ ハードボイルド・ムーン』
著者:曽根 賢(PISSKEN)
ドローイング:佐藤ブライアン勝彦
判型A5/平綴じ/96ページ
部数:300部
税込み価格1320円
さて、販売方法だが、以下の2つの書店で、通信販売、また店頭発売します。
2書店のサイトを検索してもらって注文してください。
ネット注文できない私のようなひとは、誰かに頼んで注文しましょう。
※詩集には私のサインが入っています。
「タコシェ」
http://tacoche.comであれば要注意(ボーダーライン)、8.5pg/ml以(シングル小説もセカンド&サードも注文できます)
「模索舎」
「阿佐ヶ谷ネオ書房」
※書店販売のみ
尚、くどいようだが、この処女詩集は、あくまで『火舌詩集』のⅠであって、今後あと2冊を発行します。
3冊合わせて『火舌詩集』となるので、ぜひコンプリートしましょう。
※「火舌」とは中国語で、火事の際、窓から吹き出し、壁を舐める炎をいう。
[サード&セカンド・シングル通販中]
●A面「PISS(INTO)MY HEROES」
●B面「七曲荘二〇三号室」
●セカンドシングルのジャケット。被写体は細菌学者の志賀潔。撮影は土門拳。
(ファーストは売り切れ)
●1,600円(発送代込み)
●アドレス:pissken420@gmail.com
――以上へいったん、欲しい旨のメールをください。
(ファーストは売り切れ)
『キャンプ日和』(河出書房新社)
キャンプ小説&エッセイのアンソロジー。トリに曽根 賢の短編「二つの心臓を持つ川の縁で」が掲載されています。
『点線面』5号(ポンプラボ)
曽根 賢の特集と、論評風の新作エッセイが載ってます。詳しいことはネットで検索してください。


































