統合失調症で痔主の街金業者のつぶやき~過払い金請求のデメリット

統合失調症で痔主の街金業者のつぶやき~過払い金請求のデメリット

突然精神的に破たんをきたしクリニックへ通い、統合失調症と向き合いながら、途中で痔ろうを患い手術を受け、地方都市でささやかなる貸金業を続けるも国策によって被害を被り、産業廃棄物業の会社へアルバイトに出かける毎日を書き綴る。

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翌日先生へ訴えた。ロナセン、セパゾン、サイレース効果が認められません。で、マイナートランキライザーを服用したことも伝え、それも効果なしと告げた。先生は、困った表情をし、

前回言った通り、時間が掛かるよ、って言ったはずだけどねえ。

自分の勝手な判断で先生を困らせてしまったようだ。ましてやマイナートランキライザーと併用したのはとてもまずかった。焦った結果かえって悪い方向へ進んだ。

先生はそれ以上私を咎める事はせず、じゃあ薬を変えて見ましょうと言い、絶対他の薬には手を出さないように約束させた。処方されたのは、

ユーロジン2mg
ドラール20mg
セパゾン2mg
セロクエル100mg
サイレース1mg
ロナセン4mg x 2
アキネトン1mg x 3
セルシン2mg x 3

と一気に増えた。アカシジアの傾向もあるとのことなのでこれだけの薬に頼なければならない。統合失調症でセロクエル、ロナセン。眠剤関係でユーロジン、ドラール、サイレース。アカシジアではアキネトン。からだが硬直しないようにセルシンという配分だ。デパスも欲しいと言ったが無視された。

帰宅後ネットで調べて見たが、体重の増加が心配された。現在、60kg。身長は176cmなので、やや細身の感じで、自分では気に入っておりこれでベストではないかと考えていた。さて、これらの薬が効果を見せてくれるのか。何とか今の状況を脱しなければいけない。でないと下手すると入院加療になるかもしれない。
もう恥も外聞もない。痔ろうは薬では絶対治らない。ボラギノールでも治らないしプリザックだって効果はないのだ。

一応前肛門科は個人の医院に決めた。総合病院だと中々行きづらい。これもつまらない男の面子のひとつだ。それくらい神様だって許してくれるに違いない。医院の受付開始一番乗りで待合室に陣取った。助かったことに自分の他に誰も居なかった。保険証を窓口に出し呼び出しを待った。間も無く名前が呼ばれ診察室へと入った。40代前半の男の医者だ。室内は普通の内科とさほど変わった所はなかったが、診察台がカーテンで閉じられるように出来ていた。医者は早速そのベッドへ横向きになるように指示し、ズボンとパンツを膝の辺りまで下げるように言い、若干お尻を突き出すようにと要求した。ゴム手袋を嵌めながら、今までの経緯を訊いた。話しをしながら唐突に、恐らく右手の中指を私の肛門にズブズブと入れ、直腸の至る所を触診した。うーむ、とかふんふんとか独り言を呟きながら。

触診は5分程で終わり、肛門のまわりをアルコールで拭き取り、手袋と一緒にゴミ箱へと捨てた。若干の血液が付着しているのが見えた。そして一言、

痔瘻ですね。

と何の遠慮も躊躇いもなく私に告げた。それも、相当に深いものらしい。暫く放っていたため、侵食が進行したとのことだった。内痔核もあるらしい。それは内視鏡で切除可能だと言ったが、今はまず痔瘻を根治するのが先決であると言い、それには外科手術が必要であり、入院も10日は必要だとも言った。紹介状を書くので◯◯病院へ行くようにと勧めた。私はもう抵抗する力も無く、そのまま運命に任せる他に方法が無かった。医者はその場で◯◯病院へ電話を掛け、親しげに担当医と話した。電話の内容からするとやはり進行度の進んだ痔瘻のようだ。

私は翌日その病院へ向かった。
自分の信用と引き換えに過払い金請求する、というのは割に合うのだろうか。前回も書いたように年齢に拠るところが大きいのだが、100万円以下の返還金で信用を失うのは持ったいない話に違いない。じゃあ、幾らの金額ならいいのか。500万円ならどうだろう。仕事をしていて、ある程度の収入があり、家を買う必要がなく、子供の教育ローンも組まないし、車は中古車を現金で買い、転職をせず、慎ましい生活を送っている主婦ならいいんじゃないかな、と思う。主婦ならダンナにくっ付いて居ればいいし、自分が先頭に立って世間の荒波に揉まれることもない。返還されたお金は貯金に回せば、主人も大助かりだろう。

ところが、自分の経験上において、過払い金を変換請求するタイプは決まって金銭的にルーズであり、パチンコ好きが多く、夫婦共にギャンブル依存症のパターンである。友達付き合いも多く社交的で見栄を張る。だからこそ借金に頼ってしまうのだ。無理な住宅ローンを組み、高級車もローンで買い、服装も派手であり、頻繁に飲みに歩く。類は友を呼ぶというが、正しくその通りである。なので、過払い金を請求すると、借金取りに追われることもないし、そのうち纏まった金銭が入るだろうとますます金使いが荒くなる。もっと酷いのは、弁護士や司法書士に過払い金の前借りまでする始末だ。勿論毎月のように彼等に対し、過払い金はまだか、まだかと請求さえする者もいる。悪態をつく。

お金は人の心証を暴く適当な材料である。食べ物の恨みは怖いというが、お金も相当に怖い。それも人間の強欲の賜物なのか。お金があれば世の中の大抵の物が買える時代だ。昔はお金があっても物がなかったから、お金は貯めるのが目的だったが、今はお金は使うために存在する。世の中の価値観が激変したのだ。

だから、過払い金で取り返したお金は絶対残らないし、1年も立たないうちに使い果たしてしまうのが顛末だ。始めの内は貯金に回そうと考えるものの、その決心はあっという間に挫折してしまう。ま、薬物依存とそう変わりがないね。
 毎日コーラックとボラギノールの世話になっているが、出血が収まる気配がない。もう一カ月経った。いい加減楽しかった日々を取り戻したい。病気になると、健康が如何に重要かが分かるというが、それは本当だ。あの、出血の無かった毎日が懐かしい。「痔」がこんなにも人を苦しめるのか初めて分かった。今では下着を鮮やかな色彩に変化させないように、用心のため生理用ナプキンを利用している。今のところナプキンの世話になったことはないが、「痔」が悪化し、いきまずとも下血したのでは家族にばれて恥ずかしい思いをしなくてはならない。それだけは避けたい。外出した時も、小便をするにも洋式トイレに入り、ウォシュレットで肛門を優しく洗浄する。

 そんな不自由な生活がもう二カ月目に入った。まだ 出血は止まらない。薬代も馬鹿にならない。市販の薬では治らないのか。

 ある日の夜、風呂に入って気がついた。バスタブにお尻を付けると何か痛む。恐る恐る触ってみた。やや!

 肛門のすぐ近く、右側がポコっと腫れている。

 押すと痛む。でき物でもあるのか?でき物なら時機に消えるだろう。それが大きな間違いの始まりだった。そのでき物は何日経っても消えないばかりか、なんか大きくなっているような気がする。普段仕事で使用している椅子に座るときもぐぐ、と痛む。お尻を上手く傾け、でき物が座面に付かないように座るが、そうすると無理な姿勢を取らなくてはならなくなり、今度は腰が痛くなってくる。「痔」専用の丸いドーナツ型のクッションを買ってきて試すがあまり良くない。まずいことになってきた。ネットで「痔」を調べてみると、自分の症状が「痔ろう」であることが分かった。しかも、痔ろうは薬では治らないらしい。

 手術。

 いよいよ病院へ行く時がやってきた。決断が迫られている。

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 過払い金の請求は最高裁で判決出たように、利息制限法以上の支払いをしている、またはしていたのならば当然の権利として貸金業者へ行使しても構わない。業者側の意見もある。無理やり契約したわけでもなく、押し貸ししたのでもない。資金需要者の自己責任において任意に契約したのだ。

 しかし、最高裁が任意性を否定したのだから業者は苦虫を潰した感覚だ。その判決に納得は今でもしていない。でも、法律的に資金需要者に対し何がしかの報復行動を取ることはできない。だからこそ、JICCに載っていない、削除された情報を他の方法で業者同士が共有し、その愚かな行為を反省させるべく、金融業界から締めだすより他ないのだ。

 過払い金が600万円以上戻ってきた人を知っている。実際札束を見せてもらった。その人は司法書士に依頼し、成功報酬25%を支払い、手元に残ったのがその金額だ。長年にわたって6社から借金をし、誠実に支払って、残金が少なくなるとまた借り直す手法で20年以上暮らしてきた。その20年の間にからだを壊し、ろくに仕事も出来ず生活に困窮していた。そんな折、過払い金請求の権利をニュースで聞き実行したら、600万円以上返ってきた。もう3年も前の話だから、その人はそのお金を使い果たしているだろう。収入がない以上、その大金を崩して生活をせざるを得ない。家族もいない。支援してくれる親戚もいない。

 通常年利29.2%で50万円を5年借りていると借金はチャラになる。7年利用していると約30万~50万は手元に返ってくる。もちろん支払いは滞りなくしているのが条件だが。

 過払い金請求のデメリットは確かにある。しかし、年齢が60歳以上ならその効果も薄れるだろう。しかし、今が働き盛りの現役バリバリの人にはあまり勧められない。勿論30歳未満の方も勧められない。

 過払い金請求にせよ、自己破産にせよ特定調停、個人再生、いろいろあるが、借金を払えない人には選択の余地はない。どうせ金融業界から門前払いを食らうのならお金の返ってくる過払い金請求が妥当だろう。

 試験時間は確か2時間だったと思う。120分。長いようで以外に短時間。設問は50問。2,3分でさっさと解いていかないと、とてもじゃないが時間が間に合わない。問題内容はそう難しいものではなかったが、何しろ第一回目の試験なので傾向が掴めないから対策が出来ない。参考書、問題集、模擬試験と時間をかけて訓練してきたのだから、まあ何とかなるだろうと甘く考えていたので、中には推定で5分以上掛かって解いた問題も数問あった。それと、困ったことに、全く勉強していなかった問題が1問あり、さすがにこれは解けなかった。

 終了30分前です。

 とのアナウンスがあり、1,2名が退出したようだ。まさか後ろを振り返ることができないのであくまでも推測だが。そこで多少焦った。まだ5問残っている。それも長文のもので、いかにも引っかけ用に作られた感じのするいやらしいものだ。心を落ち着かせ、問題に集中した。

 終了15分前です。

 ここでまた数名が退出した。自分はもう一回見直しをしたかったのだが、今までの経験則から見直して変更した答えは当ったためしがなかったので、彼らと一緒に退出した。実務経験が長く、県単位の協会での主任者試験をパスできた人はまあ、60%は回答できたと思う。第一回目の試験、協会側の強い勧め、2回目以降は合格ラインが上がるだろうという予想、これらを総合して60%の正答率で合格だろうと考えた。協会としても、協会員にはなんとか合格してもらいたい。そうしないと、会員が減って会費が集まらなくなる。単純な話、そんなところだろう。その後の某巨大掲示板でも合格ラインについての予想が語られ、勿論自分も自論を展開し、絶対6割正当で合格、と断言した。

 問題は持ち帰ることができたので自己採点が可能だった。46問正解。その中にはまぐれ当りも含まれてはいたが、当りは当りだ。後ろめたさは感じない。今までの数カ月の努力が実ったのだ。間違いなく合格の自信があった。テスト勉強から解放された心地よさは学生以来だ。悪くない。まあ、はっきり言って幾ら国家資格とはいえ、たいした資格じゃないし、資格で飯が食えるわけでもない。ただ、この資格がないと貸金業が続けられなくなるから仕方なく受験したまでだ。空しい。

 試験が2回、3回と回数を増すごとに合格ラインは上がり、今は7割正当じゃないと合格できなかったような気がする。もう関係ないのであまり気にもとめていないのではっきり断言はできないが。

 現在は多種多様な参考書、問題集がある。これから受験する人は幸せだ。過去問が解けるのだ。傾向と対策、十分ではないか。少なくても3回 熟読すればそれで良い。

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 ガンでなければ、市販薬でも治るかも、なんて考えが飛び出した。患部の場所が場所だけに病院にいきずらい。生まれてこの方肛門を他人に見せたことなんてないし、自分で見つめたことさえないのだ。コーラックを1錠飲んで、いきまずに「もの」が出れば問題ない。出血さえしなければ気にならない。今のところ痛くもなんともない。誰にも迷惑のかかる話でもないのだから。


 そんな自己判断で毎日就寝前にコーラックい錠飲む習慣がついた。翌朝は快調にトイレで用を済ますことができるようになり、かなり気分が楽になった。が、10日くらい目の朝、恐ろしいことが起こった。「もの」は楽しそうにするりと肛門を通り抜け、トイレの水溜まりにチャポンと落ちた。と同時に、あの、思いだしたくない異音、


 ピチャ


 が始まってしまったのだ。んん?全然いきんでないぞ。それでもピチャは定期的に音を立て、便器を鮮やかに彩っていった。一瞬思考が停止し、どうしたらいいのか訳が分からなくなった自分がいた。


 落ち着け!


 自分に言い聞かせ、深呼吸し、頭の中を整理した。そうだ、こんな時は括約筋に頼るのだった。止血が先決で、その後のことはトイレを出てから考えればいい。括約筋をしばらく絞り続け神様に祈った。間を開けて括約筋を緩めてみた。耳を澄まし、異音のないことを確認し、トイレを流し、肛門を洗浄し、トイレットペーパーで確認した。大丈夫、止血は完了だ。


 さっそく薬局へ車を飛ばし、有名なボラギノールを買い、家へと急ぎ、説明書を読んで肛門内に薬を注入した。なんともいえぬ感覚があったが、病院で恥を晒すよりはましだ。念のため肛門の周りにも塗ってみた。すぐに効果がある訳でもなさそうなので数日様子を見るよりしかあるまい。


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 統合失調症だからと言って、自分が天皇の息子だったり松平家の直系だったり金星人っだたり、CIAから命を狙われているといった空想に耽るという認識はない。常に自分は自分以外の何物でもないが、時に残虐な衝動にに駆られてどうしようにもなくなる時があるだけだ。その瞬間というか、時間には同時に2人の人格があって、本当(だと信じている)の自分が、別の自分を冷静に観察している。ただし別人格の自分をコントロールできない。見ていることしかできない、という虚無感が確かにある。 その時間が果たしてどのくらいの長さなのかも分からない。我に返ってみて、あ、まただ、と思うと正直かなりキツいものがある。いつから始まったのかが分からないから、我に返ったとき何時何分だろうと、その「時間の長さ」が計れない。ただ、人を実際傷つけることも動物を殺すこともない、と思う。少なくとも本当の自分が見ている間は。

 ロナセン100mgを一日一回服用で何が変わったか。何も変わらなかった。就寝中に男は私の首を絞め続け、耳元では誰かが命令し、徘徊し、独り言、絶叫は続いた。恐怖から眠ることが出来ない。サイレース1mgなんて何の役に立つのだろう。クリニックに行く前と同じように明け方にならないと寝付けなかった。もし、普通の勤め人ならとっくに会社をクビになってただろう。セパゾンなんて何に効くの?

 たまらずに普段通っている内科医に相談してみた。とにかく安眠したかったので、症状は単にストレスで眠れない、とだけ告げたら、エバミール2mg、ユーロジン2mg、デパス1mgを就寝前に飲んで様子を見てほしい、とのことだった。勿論これらの薬はマイナーであり、みな同じ系統の薬だ。マイナーな薬を何階建てにしたところでたかが知れていた。もらって一日目の夜、私は処方箋の2倍を服用した。2週間分出たので実際1週間分しか持たない計算だが、静かな夜がどうしても欲しかった。

 その夜、私は漸く自分の希望を叶えることが出来た、と思った。午前0時前に服用し、20分程で眠気がやってきて静かな夜を迎えられそうな雰囲気になったのだ。ベッドに潜り込み目を閉じた。軽い眩暈のような、自分が空中でぐるぐる回っているような体験をしながら、次第に眠りの海に沈んでいった。しかし、その底は浅いものだった。息苦しさから目を覚ますと、またしても男が何の躊躇もなく首を締めていた。必死にもがこうとしてもからだの自由がきかない。私は男の無表情な目を見ることしか出来なかった。一切の感情もない冷徹そうな眼を。ああ、自分はこのまま窒息死するのだろうか。今度こそこれでおしまいになるのか。この体験は慣れているはずなのに何故か今回に限っては、ある種の絶望が自分の中にあった。マイナーの薬ではあったが、2倍の量を服用したので妙な期待が大きかったのかも知れない。

 やがていつものように誰かが「起きろ」と命令し、何やら騒々しくなると、「男」は消え、海の底から海上へ浮上出来た。どうも「男」は耳元で命令する「人」が嫌いらしい。騒がしいのは困ったが、息はつけるようになったので「騒がしい人」に感謝しなければならないのだろう。こうなるとからだの自由が戻り、手足が動き、枕元の時計の照明ボタンを押すことが出来る。午前1時だ。やれやれ、30分程度しかマイナーの薬は効かなかったようだ。明日またクリニックへ行こう、と決め、夜明けを待った。

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 前回近い将来においてクレッジトカードの所持が本人信用度のステータスになるだろう、との見解を書いた。このテーマにはいろいろな意見があると思うが、少し考えてみて欲しい。例えば、就職について言えば、雇用する側にとって新人を雇用するということがいかにリスクを伴うものなのか。履歴書や成績証明書や入社面接、テストが雇用するにあたって手っ取り早くその個人の善し悪しを判断する客観的な材料であることは間違いない。が、東京大学を卒業したからといって、無条件でその個人が最高レベルの資質を備えているとは言えないのではないだろうか。確かに頭脳は明晰だろう。が、その個人が奨学金を得ていたとする。当然返済の義務がある。親が保証人になる場合も多いだろう。で、いざ返済が始まったとして、本人は実はギャンブルや株が好きで、学生ローンなど利用しているものの、返済が滞りがちになり、また他の学生ローンに手を出す、借りた金で今度こそ儲けてやろう、そうすれば簡単に返済できる、なんて甘い考えを抱いていたりする。その背景には多分に親がギャンブル好きだった、ということが多いのではないか。


 ニュースでは「奨学金の返済滞納」につて時々取り上げられるが、実際そのようなことが現実的に起こっており、国も困窮している訳だ。


 一見、真面目そうには見えるが、ことお金に関してはかなりルーズな人が多い。公務員が多額の借金を抱えていたりする。お金にルーズな人は基本的に人間性に問題がる。自分の本業の経験から言わせてもらえれば、借入申込書を書かせ、信用情報を取得することに同意を得てからJICCの個人信用情報を閲覧するのだが、え、まさかこの人が?滞納?こんなに借り入れがあるの?と、見かけと正反対の結果が判明することが多いのだ。その資金需要者にその辺りを遠回しに尋ねると、よくわかりましたね、と答える。申し込み10件で成立するのは1件程度だ。


 だからこそ、企業はより客観的な信用情報を欲しがる。金融に関係のない企業はJICCに加入できないので、手っ取り早くカードを申し込みさせ作れるか作れないかで本性を見抜くのだ。銀行系カードは銀行通して情報を交換し、傘下の貸金業からはJICCの情報とブラック情報を得るから、一度でも自己破産や調停、過払い金請求をすると、まず、一生門前払いを食らうだろう。JICCの情報は原則的に10年で消えるが、ブラック情報は消えることはない。


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 埋め立てゴミ。といっても廃プラスチック、ゴム製品、ガラス類、陶磁器類など多数あるが、これらの最終処分方法は「埋め立て」である。お客さんから、1立法メートルあたり12,000円頂く。このゴミは処分料金が安いから粗利が結構出る。月に200立法メートルは回収するので240万円の売り上げで、粗利は200万出る。そこから各費用を差し引いても180万円は儲かる。ましてや、このゴミの回収は他のゴミと一緒に回収するので、いわばやっつけ仕事なのだ。選別もしない。見ただけで判断する。だからどこの自治体も埋め立て場の確保に苦労しているのだ。業者はただ捨てればいいのだ。簡単だ。


 他にも産廃業者の儲かる仕事がある。それは電気工事店などでゴミとして出てくる「電線」だ。勿論長さは短いものがほとんどだが、それでも2メートルくらいの余った電線がある。工事店としては切れ端のような電線の使い道はないから、捨てるしかない。産廃業者はそれを買う。売値の半分で引き取る。工事店としてはゴミが多少なりともお金になるのはうれしい。自分で売りさばくことができないから産廃業者に買ってもらう。我々はたとえ重量10kgであっても買う。だから産廃業者は電気工事をする会社をとても大事に扱う。1件あたりの量が少なくてもそれが10件、20件ともなると総重量は2,3トンになる。買い取った電線は被服を剥ぎ中の銅線だけにして、金属商へ売る。相場によってかなり左右されるが1トンで80万円近くなる。3トンで240万円。その半分が粗利となるおいしいゴミだ。しかも、毎月そのくらいの電線を買い取り、相場が上がったときに売りぬく。


 たまに個人の家を片づける仕事がある。そこの家主が亡くなったり、家を新築するから解体する場合だ。家を丸々片づけると30万円くらいの売り上げとなる。片づける日数は多くても3日だ。そこから出たゴミの中にはいろんなものがあり、中には年代物で希少価値のあるピアノやギターといった楽器や刀や掛け軸などの骨董品も多い。そういった価値のあるものはその道の業者に売りつける。往復ヒビンタで儲けるとこが出来る。


 他にもいろいろ書くネタがあるが、今日はこのへんで。


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