空気読む日本と読まぬ米国 | ピロの屋本館@ロサンゼルス

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天使の女王の町Los Angelesでの生活記録

おはようございますよっ晴れ
 
 
ちょっとびっくり顔なココです(笑)。
 
ロン毛なので
ブラッシングしてあげようとすると
親の仇の如くブラシに噛みつき
猫キックを炸裂させますニヤリあせる
 
今後ココのブラッシング問題が
長年の悩みになる気配
たっぷりなピロです・・・ガクリ
 
 
 
さて、今日の記事は、
言語による国民性のお話し。
 
でもこれ、あくまでも
私の主観なので
軽く読み流してね(笑)。
 
 
アメリカに住み始めて
もう長くなってきたので、日本の
『空気読め』
が、段々と分からなくなってきてます。
 
どの言語にも文法があるように、
日本語も英語もありますでしょ。
でもね、日本語の場合、
文法あってもかなり
省略しても通じちゃうの(笑)。
 
 
例えばですね~、
『マグロだよ』
という文章ですが、
だよ→be動詞
マグロ→補語
になるので、
動詞と補語だけで主語がない。
 
ならこれはどうでしょう。
 
『買い物行く』
という文章の場合は、
行く→動詞
買い物→目的語
なので、やっぱり主語ご不在。
 
ならこれは?
 
『本!』
 
もはや説明も不要、、、
というか、できないくらい、
名詞のみ(笑)!!
 
でも日本の人は、
今あげた3つの不完全な文章を、
その場の状況で判断できる。
 
それが
花空気を読む花
の元かなって思ったんです。
 
 
1つずついきましょ。
 
最初の『マグロだよ』は、
お皿に乗ったマグロの切り身を
誰かが出してきたという場合、
出してきた人が
(これは)マグロ(っちゅー魚)だよ』
言ってるんですよね。
カッコ内の”これは”と
”っちゅー魚”は省略されてます。
 
これがもしも、
お友達の飼い猫が”マグロ”という
お名前で、そのお友達が
あなたに自分の猫を
紹介していたのであれば、
(この猫)マグロ(って名前)だよ』
になりますよね。
 
そんな感じで
その時々のシチュエーションで
省略されていても日本人は
”読む”
わけです。
 
 
一方英語では、
2つ目の例えの『買い物行く』
で説明すると、英語では、
go shopping
ね。
 
そんな文章言おうもんなら
きっとアメリカ人は、
 
whoはてなマーク(誰が)
whenはてなマーク(いつ)
whyはてなマーク(なんで)
to whereはてなマーク(どこに)
howはてなマーク(どーやって)
 
とか質問攻めかも(笑)。
 
5W1Hの中の1つ、
what
しか満たしてないですもんねニヤリあせる
 
 
最後の『本』なんて論外です。
 
名詞だけ
ぶん投げてくんなー!!
ってね(笑)。
 
こんな感じでね、日本語の場合、
多少文法違ってようが
省略しようが意外と通じるけど、
英語はそうはいかないんです。
 

 

 

なんでこの記事を書いたかというと、
こっちにいる日本人でも、
しっかりアメリカに染まる人もいれば、
いつまでも日本を抱えて
離さない人もいる。
 
勿論これは、
どちらがいいとか悪いはないです。
 
だけど、きっと、恐らく、
私はどっぷり日本生活している割には、
アメリカ人っぽいところも
あるのかもと思ったんです。
 
なぜなら、
 
 
 
 
 
 
最近社交辞令ってのが
読めなくなってきから
日本どっぷりタイプが苦手。。ガーン
 

 

例えば私が誰かと飲みに行く。

 

それを知った友達が、
『今度誘ってよ~!』
って言ってくる。
 
で、また次回飲みに行く時に、
『あ、そう言えば〇〇ちゃん、
誘ってって言ってたから
誘ってみるか』
思って連絡してもシカトとか(笑)。
 
これはホント例えばだけど、
なんか昔、近い事あったような。。。
 
だから今度は誘わないと、
『えー!行きたかった~!』
とかくる・・・ひよざえもん がーん
 
で、実際友達と飲んでる時とかに
たまたま連絡が来たりすると、
『行きたいな~!でもムリ~!』とか・・・
 
無理ならわざわざ
『行きたいな~』
おっしゃらなくても?
と思うのは私だけでしょうか。。。
 
っつーか、もうあんたを誘おう
私も思ってないから、
いちいち言ってこなくていいわむかっ
 
って感じになってしまう真顔
 
 
アメリカの人気ドラマ
FRIENDS
ってご存知でしょうか?
最初の頃にこんな会話があるんです。
 
結婚式を放り出してきた
レーチェルを励まそうと、
ロスが、ジョーイとチャンドラーが
今夜自分の家具の組み立てを
手伝ってくれるんだけど、
君も来るかい?と誘う。
 
レーチェルはそれを断るんだけど、
ジョーイが近くにいたフィービーにも
ついでに聞いてみる。
 
その時のフィービーの返事が、
 
『Oh, I wish I could,
but I don't want to.』
(行けたらいいんだけど、、、
生きたくないの。)
 
だった(笑)。
 
日本人がこの文章を言う場合、
『行けたらいいんだけど~』
だけで、本当の気持ち、
『でも行きたくないの』は
絶対言わない。
 
まぁ、これはコメディーなんで
笑いをとってるわけですが、
でもこれを聞いた時に
ふと日本人の社交辞令が
頭に浮かんだのでした(笑)。
 
日本に居た頃は
Yes Noをはっきり言わない日本人
という意味が
イマイチ分からなかったピロですが、
最近は
 
 
 
 
 
 
とても
 
よく
 
わかる
 
 
 
 
 
 
私は世界を回ったわけじゃないから
偉そうな事は言えないけど、
どこの国の人と接する時でも、
必要な事であればある程度は、
自分の気持ちや返事や意見は
しっかりと相手に伝えるのが
人付き合いにおいて
相手の混乱を回避できると思うし、
何よりマナーだと思うんです。
 
挙げた例は極端な場合ですが、
そうでなければ、
約束をキャンセルしたり、
お誘いをお断りするような
事情ができる事は
大人であれば多々あるでしょう。
 
でもね、誠意をこめて普段から
人と接していれば
1度や2度のそういった出来事も、
お友達なら
多めに見てくれると思うんです。
 
断ったからって
怒られるわけじゃないので、
ヘタな社交辞令とか
曖昧な態度はやめて、
しっかりと
Yes or No
や自分の気持ちを
伝えられるようになるって
大切かなって思いました。
 
って言うと、
どうしてもアメリカサイドな意見なので、
日本人としては、
ここで〆たくないんだな~(笑)。
 
日本人擁護入りますパー
 
その日本人独特の
『空気を読む』
を、もっと有効に
使えないかと考えた時に
思い浮かんだのは、
 
思いやり
 
アメリカ人は空気だけでなく
人の態度や顔色も読まないので、
それが分かる日本人は、
誰よりも早く、
人の変化に気づいてあげられるはず。
 
個人主義なアメリカ人なので、
あまり詮索されたり
干渉されるのはイヤだと思うので、
ふとした時に

 

『大丈夫?最近疲れてるっぽいけど』

 

なんて一声かけてあげる程度ならば
問題ないでしょうね。
 
 
 
日本も2020年には
オリンピックが
開催されますよね。
 
それぞれの国の
良い面を取り入れて、
そうでない面は無くすか変える
ってのが
これから求められる
グローバルな人間に
必要な事かもしれません。
 
 
 
ちなみに~、
 
その次のオリンピックは
 
ここ、
 
ロサンゼルスですウインク
 
 
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ではでは皆さま、
Have a nice day花花

本日もお立ち寄りどうもありがとう。

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