お天気の悪い日が続いた中で久しぶりに晴れ間が出たある時。

 

何かの拍子にちょっとひねってしまったのか、朝起きてから「ちょっと腰が痛いなあ」という日でした。

それでも久しぶりの晴れ間にちょっと外に出かけたい、という気持ちがあってスーパーまで行くことにしたのです。

 

ただ自分の中でやっぱり用心しようという気があったのでしょう、いつものショッピングカートじゃなくて大き目のリュックで出かけました。

片手で引っ張って歩くカートよりも背中にしょってしまったほうが歩きやすいからです。

それとカートに運んでもらうのではなくて、自分で「背負って」運ぶとなるとあまり重たいものを欲張って買わないだろうという気持ちもありました。

 

いつものようにあちこち眺めながら歩いていると、ちょっとの腰の痛みくらいは忘れてしまうくらいで、「やっぱり思い切って出かけてよかったな」とご機嫌だったのです。

車の通る大通りを避けて家々の間を縫うようにして歩いていると、脇道から突然大きな犬を2頭従えた男性が現れました。

顔見知り、とは言いませんが、なんとなく知っている人です。

ごくたまに会うとすぐに犬達を自分のそばに引き寄せて「フレンドリーな犬なんで怖くないですからね」と私に言います。

犬達はアルセイシアンというシェパードを毛深く・一回り大きくした感じの犬種で、いつもご主人のそばを静かに歩いているよく訓練された犬のようです。

 

この時もいつものように行き過ぎる・・はずでした。

ところが1頭はすぐにご主人が引き綱を抑えましたが、なぜかもう1頭は引き綱なしで歩いていたようで。

立ち止まって私をじっと見ていましたが、そのうちに頭を少し下げてノソノソとこちらに向かって歩いてきました。

 

私、え、来ちゃうよ、こっち来ちゃうよ、と思ったけれど走って逃げるわけにもいかずその場に棒立ち状態になってしまったのです。

ご主人は私に向かって「おとなしい犬なんで大丈夫ですから。」と言いつつ、犬を呼び続けます。

いつもご主人に忠実でそばを離れないのに、この日、犬は何やら決意したように私に向かって歩いてきたのです。

 

私との距離10メートルほどでしょうか、目も合わさず・唸り声をあげるわけでもなく・ノソノソやってきます。

その様子は「ちょっと待って。用事あるから。」みたいな感じ。

犬はそばまで来ると私の前、通せんぼするように身体すれすれのところにピタリと横付けになって立ちました。

遠くから見ても大きな犬だな、と思うのに近くで見るともう胴回りなんて子馬くらいあるんじゃないの、と思ったくらいです。

頭を撫でたものか・声を掛けたものかと思ったものの、相手のあまりの大きさに思わず「手を挙げろ」状態で立ち尽くしてしまいました。

 

でもやがて自分を呼ぶご主人の声に「わかりました。」とでもいうように静かに私の前を離れ、戻っていったのです。

その間、10~15秒だったでしょうか、え?何??どうしたらいい??と思いつつもなぜかグレムリンが何やら考え込んでいる様子に似てるな、とも思っていたのです。

(グレムリンは相棒がコンピューターゲームをしているのを見ている時によく考え込んでます)

 

夜、帰宅した相棒に「今日こんなことがあって。」と話すと、

「その犬、牧羊犬の経験あるんとちゃうか?君、血の匂いしたんや。生理になってない?」

「犬にしたら「そんな血の匂いさせて群れから離れたら危ない」って止めたと思うで。」と言われました。

もうすぐやけど、まだなってないよと言うと「それでも動物、特にハンティングするヤツは血の匂いに敏感や」なそうで。

 

真相のほどはわかりません。

でも翌日から生理が始まったところをみると、やっぱり「あの犬、わかってたのかな???」と不思議に思うのです。

 

私はスーパーで高齢のご婦人や紳士から突然食材についてのレクチャーをされたり・話しかけられたりということが多いのですが。

相棒によると「ぼーっと頼りなさそうにしてるから心配されてるんじゃないか」と言われています。

とうとうご近所の飼い犬まで「あの人、ほっといたら危ない」と気遣われるようになったんでしょうか・・・。

 

今後はしっかりときびきび歩くようにしなければ、と思います。

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパでもコロナウィルスに感染した人が出てきた、ということでニュースも連日のようにウィルス関連をやってます。

 

いろんなところで「中国人と間違われてウィルスがらみの嫌がらせをされた」という話を聞くにつけ、いや~な感じはしていたのです。

でも私はここ数日お天気が不安定だったこともあり、買い物に行ってませんでした。

まあ相棒に「帰りにスーパー寄ってきて」といえば用事は足りてたし。

だから実際に自分が出歩いたらそんな目にあうだろうかどうかは予想ができませんでした。

 

一番近い街は大学の街でもあり、世界中から学生が集まります。

国際港もあって、貨物船やクルーズ船もひっきりなしに立ち寄りますからそのあたりの人はみんなイギリスの他の地域よりも外国人慣れしているという感じはいつもしていました。

街を歩いていたら「クルー歓迎」と表示した両替商や外国人学生ともひっきりなしにすれ違うことも多いし。

ロンドンほどじゃありませんが、外国人は多いです。

 

相棒に「私、今買い物に行ったらみんなに嫌がられるかな。誰かに何か言われたらどうしよう。」と言うと、

「いつものスーパーやろ。近所の人も「ああ、あの人」ってわかるから大丈夫や。だいたい君のことなんか誰も気にしてへんで。」と。

 

このコメント、どうなんでしょう。

ああそうか、と安心すべきなんでしょうか。

採りようによっては「お前は二度見するほどの容姿じゃない(つまらない容姿???)」ともとれちゃうわ??

 

それでも一応、ヘアスタイルを整え・いつもよりちょっと念入りにお化粧をして・服装も気を付けて・・・(といっても歩くからいつものウォーキングシューズにウォーキングパンツだけど)ショッピングカートを引いて出かけました。

 

ええ・・・誰も私のことなんかきにしてませんでした。

っていうか 普通・いつもの通り。

 

あきらかに避けられることもなかったし・ジロジロ見られることもなかったし・店員さんも普通に親切だったし。

よかった・・・というべきなんでしょうが、なんとなく「自分は絶世の美女でもなかったな」と再確認いたしました。

 

「絶対みんなが私を見るに違いない」・・と思ってたなんてただの自意識過剰のイタイ人やんかと思った次第です。

 

帰宅したらお留守番をさせられた グレムリン が猛烈に怒っておりました。

少なくともこの鳥は私を見てるようです。

 

 

 

サニタリーショーツを買い替えようと思いました。

もともと下着類は日本で調達したほうが何かといいのはわかっていたのです。

 

けれど、近々帰国の予定もあるわけじゃなし・母や姉に「送って~」と甘えるのも大概だしな。

というとでスーパーやドラッグストアなんかで探していたのでした。

まあいろいろと個人的な好みに基づくチェックポイントもあったので、「気長に探そう」と思っていたのですが・・・・。

 

でも探している・・・のに見当たらない。

イギリスのドラッグストア、どこにでもあるのはBoots とSuperdrugの二つ、あとは各スーパーで衣料品を扱う店舗を見て回りました。

ところが・・・ない。

普通の下着類は見つかるものの、サニタリーショーツなるものがありません。

 

ネットで検索してみると、一応は上がってくるもののやっぱり実際に見たいよなと思うこともあって購入には至っていないのです。

あれ、イギリス人女性は使わないのか???とも思いましたが、そういうことでもなさそう。

なんかみんななんとなく専用のものを買うというよりは普通の下着と兼用している人が多い、ということなのかもしれないなと思います。

 

こういうデリケートなことは私が一番心やすい英国女性であるCちゃんに聞くべし、と思ったその日、彼女から電話がかかってきました。

おおこれはラッキー、と思ったのに彼女は新しい彼氏の話をしたかったらしく結局そっちの話題のほうが面白かったんですよね・・・。

ということで聞けず。

 

さぞや私が困っているだろうと考えたか、相棒は「サイクリングパンツなんかはどうや?あ、それか水泳用の下着とか?」

「汚れが落としやすいとか安定感がある、ということならやっぱりスポーツ用品がいいと思うで。」

「なんなら医療用の使い捨ての下着とか・・・」など様々な提案をしてくれるのですが・・・。

 

まあ気長に探そうと思います。