イギリス選挙の日まで後10日ほどになりました。
各陣営、毎日一生懸命に支持を訴えています。
現政府の保守党は自分たちのやってきた実績をアピール、対抗各政党は自分達が政権をとったらこのように変わる、ということをアピールしています。
移民対策・医療福祉・経済などの話題で私が注目したのは
今の「ベッドルームタックス」です。
一人暮らしで寝室が2部屋以上ある物件に住んでいる人は使われていない寝室の分、税金を払ってくださいというものです。
(超簡単に説明しております・・・)
これ、一見よけいなお世話のようですが、実は生活保護受給している人をターゲットにしているといわれています。
イギリスでのベネフィット受給者は生活費はもとより公営の住宅にも優先して入居することができ、とても優遇されています。
子供手当ても支給されるので、(これは働いて入る人も同じ)生活保護と子供手当て・障害者手当てなどを重複して受け取ると大企業重役なみの生活が働かずしてできることになるのです。
そのため、そういう人達にも「仕事をするようになってもらう」ために導入された税と考えられています。
ベネフィット受給者は税金は免除ですが、
ベッドルームタックスのお金は「自腹」になるからです。
働いている人はもともと全額家賃を自己負担していて、税金もフルで払っていますから影響はありません。
最近失業率は目覚しい改善をしています。
若年層を中心に、職に付く人が増えてきたからです。
公営住宅の2ベッドルーム以上のところも働いている人が入居しやすくなりました。
ベッドルームタックスを払えずに、1ベッドルームの小さいところに引っ越したり、実家に帰ったりする人が増えたからです。
労働党は自分たちが政権をとったらこのベッドルームタックスは廃止するとしています。
うーん、そうするとまたまた「働かずして優先的にいろんなことをしてもらおう」という人が増えないかな、と思うのですが。
今日も相棒は盗まれることなく頑張ったけれど、火をつけて燃やされたかわいそうなホンダ・カブの修理をしています。(日曜日)
それを見送りに窓から見ていると、近所に住む夫婦(ともにベネフィット受給・ご主人は障害者認定も受けている)が国から支給された車から買い物を降ろしているのが目に入りました。
残念ながらこのご夫婦も働いたことはありません。
ご主人の「障害」も「背中がイタイ」とかいうことで、病名があるとかいうことではありません。
ずっとベネフィット受給で生活しています。
この車も障害者認定されれば一定期間ごとに新車が支給されます。
一応、車種の限定はあるはずですが、なんとスポーツカーを申請してゲットした人もいたというから全く・・・。
働いて税金を納め、さらに私のビザ代金も払い、とまっとうにやってきた相棒、愛車とはいえ中古バイクを修理しようという人間と
30年以上ベネフィットを受給(税金)、車も支給してもらって悠々自適のご近所さん。
「車、調子悪くなったらすぐに新車に替えてもらうねん。」と自慢そうに話していたのを思うと、本当に今度の選挙結果が気になるのです。