残り僅かな夏休み、
ラストスパートで満喫してる息子です
先日の上京の際は、
連絡が取れずに
私が鬼電しまくるという事態が発生しましたが
迎えに行ったときには
改札出てきてすぐに
「ただいま」と「ごめんなさい」を言ってきたので、
「楽しかった?じゃあ、次も気持ちよく送り出せるように、約束は守りなさいね」
という一言で済ませました。
だってね、もう、ものすごーーーーーく
充実した時間を過ごしてきたみたいです
初めての一人での東京、
電車の乗り換え。
びっくりするくらいの人混み。
いろんな初めての出会いや体験。
田舎と都会との違いで驚いた事。
活き活きと語ってくれました

そして今日は、一緒に会社に来て
部長の仕事のお手伝いをしてます
現場作業なので、
ツナギを着て安全靴履いて。
暑いなか、体を動かして大変だけど、
それを上回る楽しさや充実感があるみたい。
部長が、息子がバテないか心配するくらい、
集中してお手伝いに取り組んでます
好きなこと、やりたいことに
取り組もうとするパワーってすごい
で、明日からは、再び東北へ。
今週末にジイ達と、チャリティイベントへ参加します
と、こんな風に、学校から離れた場所で、
息子がやりたいと思うことをしているので、
当然、登校日や補習どころか
部活の練習にすら行っていません。
部活に行こうとした日はあったけど、
お盆前に熱中症になって以降、行けてないです。
そんな部活の話。
夏休み始まってすぐの夏の大会は
息子の希望もあって、
個人戦でエントリーされてました。
息子も、そこには出たいと
頑張って出場することができました。
で、9月にまた大きな大会があるのですが、
3年生が引退したので、
団体戦のメンバーがほぼ2年生になります。
息子を含めた2年生の人数は、
団体戦メンバーに登録する人数より1人多かったのですが、
たまたま大会に出ない子がいて、
息子を入れて、団体戦にエントリーする人数が
(補欠的なメンバーも入れて)
2年生の人数とぴったりとのことでした。
本当は、学年で優先というよりも、
部活内でランキング戦をして
それに基づいて団体メンバーを選んでいきます。
結果、経験の多い、学年の高い子が選ばれるという感じです。
ただ、今回は、
2年生の他の部員達の希望で、
2年生全員で団体戦に出たいというので、
ランキング戦に参加していない息子も、
団体戦メンバーとして登録しますと、
お盆前に顧問の先生から連絡がきました。
なので、出来るだけ部活の練習に参加してほしいと。
正直、この話を聞いたときには
息子自ら登録や参加を希望したわけでないので、
大丈夫かなぁ
という気持ちになりました。
参加出来なかった時には、迷惑をかけてしまうし
息子に話すと、息子も部活に行けた時に
「もう、団体戦メンバーに入っているから」という感じで
周りから聞かされたそうです。
息子に、大丈夫?と聞くと
「メンバーとはいっても、2人は補欠みたいな感じだから。
実際には試合には出ないと思うし。」
と言っていました。
他の部員や、先生たちにしてみたら
きっと息子へのエールの気持ちだったのかもしれません。
息子もメンバーの一員、仲間だよ。
みんな待ってるから、出てこいよという感じの。
とはいえ、夏休み入ってすぐの大会とは違い、
自ら希望したのでもないせいか、
息子はあまり積極的に、部活に行こうとしませんでした。
夏休み中、小規模な大会や練習試合がありましたが、
それには全て不参加でした。
ま、体調も、猛暑の中で運動できるほど、
万全でないというのもあったし
で、今日も部活の練習がありましたが、
息子は部活の練習よりも
部長のお手伝いを選びました。
そして明日からは東北へイベント参加。
今日は体調不良ということにして、
明日からもチャリティイベントで
しばらく部活の練習に参加出来ないことを
顧問の先生へ連絡入れました。
そこで、顧問の先生から、
団体戦メンバーでありながら、
練習に全然参加出来ないということで
部員の間で不満の声が、かなり上がっている。
なので、個人戦のエントリーはするけれど、
団体戦のメンバーからは外したい
という旨の話をされました。
私からは、
部活内の雰囲気が悪くならないように、
先生のほうで調整して頂ければ結構です。
と、伝えました。
息子にそのことを話すと、
「別にいいよ。
団体戦メンバーっていっても試合出ないし。
そもそも、勝手にメンバーにされてたし。」と。
なんだかね、悲しい気持になってしまった私。
悲しいと思うなんて、身勝手なんでしょうか
全て、息子が部活に参加してない間の出来事です。
本人の居ないところで
みんなで一緒にやるんだから、息子もメンバーに入れようぜ!
メンバーになれば、息子も頑張れるよな!
アイツ、メンバーのくせにちっとも来ないじゃん。
それで試合だけ出ようってズルいよな。
と、結局、団体戦から外れることに。
その間、息子意見は何も反映されていませんし、
意志の確認もありません。
そんなことされる間もなく、
盛り上がり、盛り下がり、さらに息子の評価も下がり、完結していった。
まぁ、きちんと部活に行けていれば
起こる事態でもなかった事だけど。
本人がそうしたいと希望したわけではない。
ただ、周りは良かれと思ってしてくれて、
だけど、本人はそれに応えることが出来ない。
周りは、お膳立てしてあげてるのに、
それでも出来ないの?って反応で
応えられなかった本人は
罪悪感や不甲斐なさを感じる。
期待に応えられない。
それが、出来ない本人にとって、
時に、かなりの重圧になることもある。
それを、理解してほしいというのは、
当事者でない人たちには、難しいことなんですね。
本当に、周囲は善意でやってくれてるんでしょう。
それは、重々承知です。
けれど、出来ない子供にとっては
何もなく学校行けてる子には
なんてことないことも、
ハードルが高くて
かなりのパワーを必要とするんだよね。
少し前、
午後から部活の練習がある日に、
部活が一緒の友だちが
朝7時ころに電話をかけてきて、
午前中一緒に遊ぼうと誘ってくれた。
昼夜逆転になっていた息子は
明け方寝たところを起こされて
かなりしんどくて、不機嫌
なので、最初は断ったものの、
何度も誘われ、渋々了承。
そして、午前中は友達と遊べた。
ただ、睡眠不足だったせいか、
途中から、お腹の調子が悪くなってきてしまったらしい。
お昼に一旦自宅に戻る時に、
午後からの部活は
待ち合わせて一緒に部活に行こう!
と友達に言われたらしい。
その時には息子は、
「体調良くないから行けるかわからない。
もし、待ち合わせ時間5分過ぎても来なかったら、
部活に行っちゃって」
と答えたそう。
結局、お昼に家に戻ったら
トイレからなかなか出られなくなってしまい、
待ち合わせの場所も、部活も行けなかった。
友達にしてみたら、
午前中から一緒に遊んでいれば
その勢いで息子も行きやすいだろう。
そう考えてくれてたのかもしれない。
もしかしたら顧問の先生から、
そうするように言われたのかもしれない。
でも、結果は、
一緒に遊びには行けたのに、部活には来られない。
そんな事実だけが、部活内に伝わった。
夏の大会の時みたいに、
本人が頑張りたい時には、
頑張りたいって伝えるから、
それ以外は、頑張らせようとしないでほしい。
それは、身勝手なお願いかな。
結局ね、部活に限らずに、
息子が学校生活を辛く感じることの一つに、
こういうこともあるんじゃないかなって、改めて思った
多分、でも、こういうのって、
当事者にならないと、わからないよね。
顧問の先生が今日伝えてきたこと。
むしろ、私は最初から
それでやってほしかったよ
可能であれば、トーナメントの個人戦だけエントリー。
正直今の息子の状態では、
参加できても勝てる可能性少ない。
だから、もし大会に参加できなくても、
個人戦だし、部活のみんなへ迷惑かけるのを
最小限に出来るんじゃないかなって。
最初から団体戦のメンバーにならなければ、
部員のみんなが不満を抱くことも
息子自身が、期待に応えられない重圧を感じることも
何も起こらなかったんじゃないかなと思ってしまう。
私が悲しい気持になっているのを感じたのか、
息子は部活の話を
「大丈夫だから!」と締めくくりました。
この話をした後には、
息子は部長のお手伝いで出かけてしまった。
お手伝いのご褒美に
お昼には焼き肉ランチに連れて行ってもらったそう
ちょっと悲しい気持になったのは、
母はここで吐き出して、落ち着こう。
息子は目の前の楽しいことを
存分に楽しんで満喫しているんだから