校外学習は、結局行きませんでした。
近づくにつれ、
校外学習の事に触れた時に息子から
楽しみというよりも、
不安を抱いているような感じが
多く受け取られるようになってきたので、
行けないかもなぁとは考えていました
校外学習前日の夜、
夕飯を食べ始めてから
「お腹が痛い」と何度もトイレに入る息子。
食事を中断しながら、
何度も何度もトイレに行くので
なかなか食事が終わりませんでした。
過敏性腸症候群の息子。
これはきっと、心の訴えを身体が受け止めてるサイン。
ここ最近は、落ち着いていて
体調不良も減ってたけど。。。
すこし前までは、散々こんな調子だったよねぇ
昼夜逆転の時間がズレていて
今はお昼過ぎから夜にかけて寝ている為、
当日の朝は起きてはいました。
部屋を覗いて
「起きてたんだね」
と声をかけると
「起きてるよ。
でも、昨日からずっとお腹が痛い」
「そっかぁ~。どうする」
「ちょっと・・・、この状態だと・・・・」
「うん、不安だよね。やめておく?」
「うん。そうする」
最初はね、行きたい、行こうって気持ちだったと思う。
でもね、どんどん、不安が大きくなってしまったんだろうね。
前にも書いたけどね、
息子の在籍校は
学校行事への準備、取り組みが
非常に熱心なんだよね。(→★)
今回の校外学習も同じくで。
準備には全く参加出来ず、
経過を何も知らない息子は、
ただ、渡された「しおり」を読むだけでは
わからないことが多過ぎて、
楽しみにする気持ちより
不安やアウェイ感が強くなってしまったんだと思う。
私にも
「しおり見ても、書いてなくてわからない」って
途方にくれたように言ってきてた。
息子から接点を持ちたがらないから、
補足的なことを先生から聞くこともないし。
だからといって、
先生が補足的なメモをとか
付けて渡してきてくれるわけじゃない。
前日に、同じ班の子に
LINEで問い合わせてみても
返信が来ないとも言っていたし。
最初に持っていた楽しみな気持ちは薄れ、
不安材料ばかりが、積もってきてしまったのかもね
でも、
というか、
だからさ。
息子自身が、行くのが辛いと思うなら、
行かないという選択をすること。
それで、良いと思う
それはね、息子が自分の心身と向き合い
穏やかに居られる為に、
こうすべきだと、選んだ選択なのだから
3学期に予定されている
在籍校のスキー合宿には、
すでに不参加の意志を示している息子。
スキーはやりたいし大好きだけど、
学校のみんなと大勢で
1泊でというのは辛い。
きっとスキー教室に向けての前フリも
散々学校でやるんだろうしね・・・
行くなら、適応指導教室の
日帰りでの少人数の方のほうがいい。
あとは、毎年参加してるスポーツ団体での
1泊のスキー合宿。
こちらは、インストラクターの人達とも馴染みだし、
もう数年続けて参加してるから
内容もよくわかっているし。
そう言ってます。
今の自分に出来ること
したいこと、合っていること。
それを自分で理解して
出来る、出来ないを示せている。
充分だと思うよ~
不安なことから逃げてばかりではダメ。
やってみたら大丈夫かもしれない。
そう思う人もいると思うし、
きっと学校の先生達は、ほとんどそう思ってるだろうけど・・・
それが良い成長に繋がる子もいるとは思う。
でも、感じる不安の大きさは個々に違うし、
それでも頑張ろうって
調整できずに無理をしすぎて
心身ともにダメージを負う子もいる。
もう少し、その子に合ったものを
その子にあったペース、やり方で
進んでいければいいのだけれど。。。
学校というのは一概に
「みんな一緒に」
集団を動かしていくのだから、
それは仕方のないことだと思う。
だったら、いっそ学校にこだわらないで良くない?
それで楽に、のびのび成長していけるのであれば
ある程度、型にはめてあげるほうが良かったり、
少しプレッシャーがあったほうが
良い刺激になる子もいれば、
ゆっくりのんびりで
個性を伸ばしていける子もいる。
みんなちがって、みんないい。
色んな人がいるから、
社会が豊かになるのだと思うのよね
あ、なんか、校外学習行かなかった話題から
随分と飛躍してしまったわ