アンジーと娘
- 若い時に産んだ娘。
- 出産時に病院で大きな手違いがあり、産後すぐに緊急手術。数日間、母子離れ離れに。そのせいか、母性がほぼなくなる。
- 娘への愛情のかけ方がわからないどころか、自分のことで精一杯。
- 母親との関係が原因とされている【摂食障害】を娘も発症。
- 壮絶な数年間の記録。
- 現在は克服。けれど、今後何が起きても責任はわたしにある、と思っている。
続き。
【娘の摂食障害】
②娘にも連鎖した自己否定と摂食障害
娘も私と同じ。
きっけはダイエットだった。
娘が大学生2年生の時。
オーストラリア🇦🇺のホームステイ前にダイエットを始めた。
理由は、
オーストラリア滞在中は太ってしまうだろうから、
ホームステイ前に少し痩せておこうという思いがあったから。
初めてのダイエットは、
みるみる体重が落ちているようだった。
わたしは離れて暮らしていたので、
その過程を見てないが、
成人式で帰ってきた時に、
あまりにもスッキリ痩せていて、
『これ以上痩せないように』
と、忠告した。
娘は、
『どうせオーストラリア行ったら太るから、そのために今減らしてるだけ!』
って言ったけど、
嫌な予感しかしなかった。
それは、
娘が小さい頃、わたしが不安定すぎて、
ずっと娘の精神が安定していないとわかっていたから。
そして、摂食障害は連鎖すると思ったから。
娘には、目標があり、
目標のためには努力を惜しまない人。
めちゃくちゃライオンタイプ。
けれど、世間に対しては怯えていて、
どう見られているかを常に気にしていて、
目の前は煙だらけで、
見ていて切なくなった。
そのまんまで、もっと自分を肯定してほしかった。
そのまんまで、自信を持ってほしかった。
けれど、娘は、頑張ることで自分を保っていた。
完全にわたしのせいだった。
若いときに娘を産んだわたし。
子供よりも、
親であるわたしが、
かまってほしい。
見てほしい。
守られたい。
愛されたい。
未熟なまんまで、完全な非ダイヤで、
自分のことで精一杯だった。
そんな中での子育ては、
どれだけ娘に寂しい思いをさせただろうか。
痩せていく娘はとにかく嬉しそうだった。
痩せていく娘はキラキラしていた。
なんだか、自信を取り戻したように、
イキイキしていた。
それが、逆に怖かった。
続きます。
★あくまで、アンジーが体験したことを書いてます。
★こちらのシリーズは、週2回ほどの配信の予定です。
★感想などいただけたら嬉しいです。
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アンジーって?
・ナリ心理学認定心理アドバイザー
・夫、娘(成人)、息子(大学生)、猫4人
・東京出身、長崎在住
*アンジーのLINE・対面セッションは毎回即満席
*あなたの悩みはどこから来ているのか。
その根本(ねっこ)をしっかりと見ていきます。何があっても『大丈夫』をアンジーは伝えます。