前回、頑張って行った石馬寺を慌てて飛び出し、また自転車で安土駅に戻ります。
旅に出てから知った安土のお寺で、電話予約だったらきっと挫けて連絡しなかったと思いますが、メールでのお問い合わせだったのでダメ元で連絡したところ、この日は10時から11時まで大丈夫ですとのこと。
この日の朝、あんなに早く自転車を借りれるとは思わなかったので、10時までどうしようかと思っていました。
おとなしく予約拝観まで待って、それから石馬寺に行けば、こんなことにならなかったはずなのに😢
あの日の私は、まだ8時過ぎ! 行って帰って来れる!!!
…と。
行きは30分強で到着。 9時前から石馬寺に着いて予定通り。
でも混み混みで、お話はお聞きできたものの満足できる拝観出来ず😭
この計画は間違いだったなぁ…とか思いながら安土駅に戻るために来た道を急いで戻ります。
アレ? 繖山トンネルどこ???
どこかで曲がる道を間違えたようで、Google見ても、焦っているせいかよくわからない💦💦💦
どうしよう!!!
まわりは田んぼばかりですが、その中にたき火? 焼き畑?してる人発見!
そこまで行って、お聞きしました。
『え?自転車で来たの? あの遠くに見えるのが繖山トンネルだよ』と教えていただきました。
かなりそれていたようで…。途中、お寺に連絡も入れてダッシュ💨
そのあと必死で漕ぎまくりましたが時間は予想以上にかかり、安土駅の近くだと言うお寺の近くでも、また迷って、着いたのは10時40分頃でした。
安土駅から迷わなければ5、6分ではないでしょうか?
お寺に着いてからも、どこへ行けば分からず、お寺のまわりをぐるぐる🌀
お聞きしていた携帯にお電話して、やっと中へ。
浄厳院(じょうごんいん)です。
遅れたお詫びをしつつ、石馬寺まで自転車で行って迷子になった話をしましたら、自転車では行かないなぁ…とおっしゃってました😅 (そうなんです、私が無謀なんです)
織田信長創建のこのお寺、お宝満載でした。
本堂は重文。 本堂(阿弥陀堂)の中には、丈六の阿弥陀さまが!!!
平安時代のもので、こちらも重文。 定朝様式というのが納得できるお顔。お姿も。
他にも、仏さまがいらっしゃいました。(とっちらかっていたので、よく覚えていないんです😅)
お待たせしてしまって申し訳ないのと、お出かけの時間が迫っているのではないのかと言う焦りで慌ててしまってました。
…が、御住職は、大丈夫ですよー、と優しく説明していただきました。
お寺所蔵の色々なものは、あちこちの博物館や文化館などに寄託されているそうで、写真だけでしたが、10枚以上の写真がありましたから、かなりの量の歴史的なお像や書物があるそうです。
だからこそ、宝物館みたいのがないと置いておけないのでしょうね。
お礼とお詫びしつつ、おいとましました。
楼門。こちらも重文。私は裏の方から来たんですね。
また、裏の門から出て………。さて…この後どうしよう。
無謀な計画でしたが、午前中に終わってしまいました。
最終日ですが、飛行機は7時。
まだ時間はあります。
もう一回、石馬寺に行こうかとも思いましたが、そういえば観音正寺でも秘仏開帳と言うのを思い出し、懲りない私はまた、自転車で観音正寺に向かいました。
Googleの通りに行くと、山へ山へと向かいます。
間違っているのかなぁ?と思いましたが、車も歩いている人も同じ道を登ります。
坂が急なので、どんどん電池が減っていきます。
…結局、諦めて戻ることにしました。
電池がなくなった重たい自転車で安土駅まで戻る体力は残っていなかったので。
戻るくらいの電池は残っていましたし、繖山のまわりを行けば大丈夫だと分かりましたので、気分は楽でした。
観音正寺の秘仏の以前のお前立ちの十一面観音さまにはお会い出来ませんでしたが。
観音正寺とは、ご縁がないのでしょうね。
途中に『教林坊』の看板が。 お寺??? 春、秋に公開…と書いてありましたが、なんの公開かもわかりませんし、開いているかどうかもわからなかったのでスルーしてしまいました。
(調べる気力がもう無かった😓)
帰ってきてから思い出して調べたら、6月の土日は開いていて、中には仏像もあると知りました。
詰めが甘いですね、残念!!!
もうダメですね。少し早いですが、空港に向かいました。
伊丹空港。以前は新千歳からの伊丹便は少なかったのですが、伊丹空港が大きくなってからは何度も利用してます。時間に余裕があったので、お土産を買い、フードコートでたこ焼き食べました😅
空の上で見た夕焼け。
写真の情報見たら、摂津上空ですって!!! そんなのもわかるなんて!!!
この日は、自転車がほとんどでしたので、9986歩でした。
最後は、無茶苦茶になってしまった、ほとけ旅でした。
でも、楽しかったです♪♪♪