ここではスコットランドのお気に入りをいくつかご紹介。
日本だとアイルランド、イングランド、スコットランド辺りの音楽を全てアイリッシュなんて括っちゃいますが、ホントは結構、違うんです。
例えば音の構成や曲調、使用している楽器等。さらに言語も。
どちらの地域も共通言語は英語ですが民族言語はスコットランドはスコティッシュ・ゲール語。アイルランドはアイリッシュ・ゲール語。
言語が違えば文化も違ってきますね。
自分は昔、アイルランドのバグパイプを演奏していましたが、今はほぼ止めちゃってスコットランドとイングランドの伝統音楽を主に演奏しています。
なのでこのあたり、一緒くたにされるのが結構、悲しいのですが。
まぉ〜でも普通に聴くぶんには関係無いのかぁ😂😅 わからずに聴くとおんなじ感じだし。
ただ、その辺りの違いをわかって聴くと更に面白さが深まると言いますか。
と言うわけで此処ではスコットランドのグループをご紹介。
アイリッシュじゃないですよ。
Breabach
先ずは此方のBreabach
ハイランドパイプ使ったとてもモダンなグループです。
次はボーカルチューン ※チューンってのはこの手の音楽で使う言葉で大まかには曲って言う意味です。
この曲はスコットランドのゲール語ですね。
普段、ポップスのドラム、ギター、ベース、ボーカルって構成に慣れてるとアイリッシュやスコティッシュのバンド編成は不思議な感じする方も多いみたいですね。
この曲なんてバックでハイランドパイプがシーケンサーみたいになりまくってる前で歌を歌ってますし。
次はこの Breabach も参加している Celtic Colours International Festival 2020 から。
ボーカルに、Julie Fowlis を迎えてリルティングです。
リルティングって楽器で演奏する曲に言葉遊び的な歌詞を付けたりしたジャンルの曲で。
元々パイプの演奏法を口伝承するときにも使用していました。
Julie Fowlis が出てきたので彼女の動画を幾つか。
Julie Fowlis
まずはわかりやすいと言いますかメジャーな映画のテーマソング。
ご存知ですか?この曲。
映画 『メリダとおそろしの森』
のテーマソングです。
映画の中ではこんな感じで使われてましたね。
続いても その Julie Fowlis。
ホイッスルはもの凄く美しいタンギングテクニックを持ってまして。
ハイランドパイプなんかも演奏するんですよね。
RURA
もう紹介したいスコットランド系のアーティストはいっぱいるのですが最後はもう超絶テクニックと曲構成が抜群のRURA。
まずは一つ見てくださいね。
出てくるサウンドと構成みてたらトラッドのバンドじゃなくてプログレですよね。
こちらの曲もPVもかっこよくて。
というわけでめちゃめちゃ簡単でしたが少しだけご紹介させていただきました。
でわでわ😊