ツキイチ歌舞伎にアサイチで行ったらピカイチだった件 | 笛吹きの備忘録

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MOVIX昭島でシネマ歌舞伎『刀剣乱舞~月刀剣縁桐(つきのつるぎえにしのきりのは)』を観てきました。


これまでに上演された歌舞伎作品が映画になって、毎月、1作品が松竹系の映画館で上映されます。それを、月イチ歌舞伎というのですよ。
それを観るために朝イチで出掛けました。上映が9:50~12:50なのでね…。


『刀剣乱舞』は去年の7月、新橋演舞場で上演された新作歌舞伎です。

原作はオンラインゲームで、それが漫画や小説、アニメ、映画、ミュージカルになり、とうとう歌舞伎にもなりました!

私、ゲームにもアニメにも興味ナシなのですが、刀好きの夫が面白そうだと言うので、お手軽なシネマ歌舞伎の方を観に行くことにしました。何と言っても映画はお安いですからね!


映画館では、入場者にこんな⤴️プレゼントを配ってました。映画フィルム風の栞です。
お安い上にプレゼント付き🎵


シネマ歌舞伎は、生の舞台とも、テレビの舞台中継とも違って、独自の魅力がありますね。

何と言っても、ここぞ、というときのズームがピカイチ!  三階席から双眼鏡で追いかけるのとは迫力が違いました。


そして、まったりする場面を編集してあるのか、サクサクと物語が進みます。



しかも、台詞や囃子方の聴こえ方が、舞台とは全然違いました。

琵琶が大薩摩風に幕前で演奏されたのですが、テクニックはもちろん、変幻自在な音色にも惹き付けられました。舞台からの生の音では、こうは聴こえなかったと思います。

シネマ歌舞伎侮るなかれ!

生の舞台とは別のものだわ…。これはこれで、ひとつのジャンルを打ち立てていますね。


舞台で観劇後、シネマで復習というのも楽しいかも…。