歌舞伎だってShow must go on!な件 | 笛吹きの備忘録

笛吹きの備忘録

おばあさんのモノワスレ対策ブログです。
アマチュア楽団でフルートを吹いています。
お芝居が大好き!
母の着物をリメイクして、着る(ここ大事♪)ことを老後のミッションと決めました。

歌舞伎座に行きました。

猿之助さんの欠けた『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』です。

吃音障がいのある絵師の又平を中車さん、その妻おとくを、猿之助さんの代役で壱太郎さんが演じました。
おしゃべりで世話焼きの可愛い女房でしたよ。
猿之助さんなら違ってただろうなぁ、とも思いましたが、私は、このおとくちゃんが好きですね。
中車さんは『あんまと泥棒』の、実直そうに見えるけど、結構したたかな按摩さんがハマリ役だと思っていましたが、無口な又平も悪くないです。
絵師一筋に生きてきて、世馴れてなくて、無邪気に喜んだり泣いたりするカワイイおじさんでした。
絵を描くときの気迫がおとなしめだったかな~
香川照之として鬼気迫る演技をたくさんテレビで見てきたので、意外でした。

客席からは、この夫婦にたくさんの温かい拍手が贈られて、すごく良い雰囲気のハッピーエンドになりました。

そして、お弁当🎶🎶🎶
目出鯛焼きも♪
ハッピー歌舞伎見物です。

もうひとつハッピーニュースがありました。
6月から幕見席が再開したのですよ!
しかも、前日正午からネットで予約できるし、席も指定できる!

夜の部は幕見にしよっかなー