歌舞伎座に行きました。
猿之助さんの欠けた『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』です。
吃音障がいのある絵師の又平を中車さん、その妻おとくを、猿之助さんの代役で壱太郎さんが演じました。
おしゃべりで世話焼きの可愛い女房でしたよ。
猿之助さんなら違ってただろうなぁ、とも思いましたが、私は、このおとくちゃんが好きですね。
中車さんは『あんまと泥棒』の、実直そうに見えるけど、結構したたかな按摩さんがハマリ役だと思っていましたが、無口な又平も悪くないです。
絵師一筋に生きてきて、世馴れてなくて、無邪気に喜んだり泣いたりするカワイイおじさんでした。
絵を描くときの気迫がおとなしめだったかな~
香川照之として鬼気迫る演技をたくさんテレビで見てきたので、意外でした。
客席からは、この夫婦にたくさんの温かい拍手が贈られて、すごく良い雰囲気のハッピーエンドになりました。
そして、お弁当🎶🎶🎶
ハッピー歌舞伎見物です。
もうひとつハッピーニュースがありました。
しかも、前日正午からネットで予約できるし、席も指定できる!
夜の部は幕見にしよっかなー