今日はムラマツフルートレッスンセンターの発表会でした。
コロナ禍以前の発表会は、大勢の生徒さんとその応援団(家族や友人たちネ!)で、ワチャワチャと盛り上がっていましたが、今は感染拡大防止が最優先ですから、もちろん無観客、一人が終わると譜面台を取り替え、急いで消毒、そして、たびたび換気…なのですよ。
何か…ハレの舞台って感じがしない…(/o\)
無観客なので、夫にビデオ録りを頼めず、終わってから、ピアニストの落合詢子さんと記念撮影しました。
私が演奏したのはシャミナードの『星のセレナーデ』です。フルート発表会の定番曲ですね。
セシル・シャミナードさんです。美人~♪
1857年、パリに生まれたシャミナードさんは経済的にも、音楽的にも恵まれた環境で育ち、あのビゼー(『カルメン』や『アルルの女』の作曲者で、ご近所さんだったらしい)に、その才能を認められ、サポートも受けちゃうというラッキーガールなんです。
1910年、彼女のピアノ曲『スカーフの踊り(Pas des écharpes)』のヒットを記念して、イギリスの香水会社から「シャミナード」という香水が発売されたとも…。
そういう華やかな方が作った曲を、地味なお婆さんが演奏しました。
ちなみに…、 原題は『SERENADE AUX ETOILES』です。 エトワールって、宝塚歌劇では、あの大階段の 中ほどで、フィナーレの始まりを告げる花形歌 手のことですよね。 地味なお婆さん、ちょっと、 そんな気になって演奏しとります。 |