エトワールになった気分で吹いてみた件 | 笛吹きの備忘録

笛吹きの備忘録

おばあさんのモノワスレ対策ブログです。
アマチュア楽団でフルートを吹いています。
お芝居が大好き!

今日はムラマツフルートレッスンセンターの発表会でした。

コロナ禍以前の発表会は、大勢の生徒さんとその応援団(家族や友人たちネ!)で、ワチャワチャと盛り上がっていましたが、今は感染拡大防止が最優先ですから、もちろん無観客、一人が終わると譜面台を取り替え、急いで消毒、そして、たびたび換気…なのですよ。

何か…ハレの舞台って感じがしない…(/o\)

無観客なので、夫にビデオ録りを頼めず、終わってから、ピアニストの落合詢子さんと記念撮影しました。

私が演奏したのはシャミナードの『星のセレナーデ』です。フルート発表会の定番曲ですね。

セシル・シャミナードさんです。美人~♪
Wikipediaによると「出版作品と演奏活動によって、経済的に自立した最初の女性作曲家」だそうです。
1857年、パリに生まれたシャミナードさんは経済的にも、音楽的にも恵まれた環境で育ち、あのビゼー(『カルメン』や『アルルの女』の作曲者で、ご近所さんだったらしい)に、その才能を認められ、サポートも受けちゃうというラッキーガールなんです。

1910年、彼女のピアノ曲『スカーフの踊りPas des écharpes)』のヒットを記念して、イギリスの香水会社から「シャミナード」という香水が発売されたとも…。

そういう華やかな方が作った曲を、地味なお婆さんが演奏しました。



ちなみに…、
原題は『SERENADE AUX ETOILES』です。
エトワールって、宝塚歌劇では、あの大階段の
中ほどで、フィナーレの始まりを告げる花形歌
手のことですよね。

地味なお婆さん、ちょっと、
そんな気になって演奏しとります。