焼肉屋さんとSDGsなお付き合いをしてる件 | 笛吹きの備忘録

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おばあさんのモノワスレ対策ブログです。
アマチュア楽団でフルートを吹いています。
お芝居が大好き!

タンと発音するとき、舌は、それが自分のことだと知って、慌てて上顎を突き放すのかもしれない…と、今日も、小川洋子さん風に書き始めてみました。小川洋子沼にまだはまっております。


…で、晩ごはんに作ったタンシチューの話です。


ときどき、焼肉屋さんを経営している友人から、牛タンの端っこをいただきます。

国産牛の舌の先端部分で、お店では使わないそうです。お店で提供するタンは、真ん中の太い部分だけらしい…。
使わないところは冷凍しておいて、自宅で食べたりもするけれど、食べきれないし、捨てるのは、もったいないし…で、わが家は焼肉屋さんのSDGsにちゃっかり協力しとります。

細くてもタンに変わりはありませぬ。
半解凍で薄くスライスして、黒胡椒ふって、チャッチャと焼く「一口タン塩(わが家でのメニュー名)」は絶品です。

ただ…、半解凍のタイミングって難しいのよ…。完全解凍トロリ~ンとなってしまうと、素人にはスライスできませぬ。
そんな時は厚く(2~3センチ幅)切って、赤ワインに浸けておきます。

そして、冷蔵庫の余り野菜(半分切った残りの玉ねぎや人参、セロリの葉っぱ、ちょっと残ってるキノコなど)を粗みじん切りにします。
大きめに切ったジャガイモや人参も用意しときます。それがあると見映えが良い♪


圧力をかけるのは15~20分くらいですが、加圧、減圧を入れると1時間くらいかかりますね。

圧力調理が終わったら、大きい野菜とタンを取り出し、残りのスープと野菜を、ミキサーでドロドロにします。

こんな感じ♪

そこに、タンと大きい野菜を戻して、デミグラスソースを足して、表面が微笑む程度にクツクツ煮ます。

私の圧力鍋は、ふつうに加熱調理もできるお利口お鍋なんです。

はい! できあがり♪

人参の手前にあるのがタンです。
口のなかでホロホロほどけて美味しいですよ。