その後のアジアの一休さん 新着情報 | アジアのお坊さん 番外編

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旅とアジアと仏教の三題噺

タイを始めとするアジアにおける日本のアニメ「一休さん」に関する情報を「ホームページ アジアの一休さん」にまとめさせて頂いた上で、2012年以降の情報を随時ブログで更新させて頂いているのだが、またしてもアニメ「一休さん」の主題歌が、「サントリー天然水FRUIT-SPARK」という商品のCMに使われているということを、人から教えて頂いた。

 

動画を確認したところ、「一休さん」の替え歌が使われている程度で、同商品に関するインターネット上のニュース記事を見ても「CMソングの収録では、一休さんのおなじみのリズムに合わせて「好き好き~♪」と歌声を披露した…」云々とあるだけだったけれど、一応「アニメ一休さんに関する新着情報」として追記させて頂くことにする。

 

 

・2012年5月7日放送のフジテレビ「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」という番組。

タイのチェンマイのお寺で、お坊さん達の学校の食堂のカードにアニメ「一休さん」が描かれているとのこと。

 

・2013年7月27日放送のNHK「海外ネットワーク」。

ラオスの子どもたちの内の一人が、好きな番組は「一休さん」だと答えた。

私が以前に東映アニメーションに問い合わせた時には、過去にアニメの「一休さん」が放映された国にラオスは入っていなかったので、インターネットで調べてみたら、現在、ラオスではタイのチャンネルがたくさん放映されているとのこと。

 

・2014年に中国でアニメ「一休さん」の劇場版映画が公開された。

2012年頃から頻繁に公開予定のニュースが流れていた頃に東映アニメーションに問い合わせた時点では、まだ公開が未定だったが、2014年にようやく公開の運びとなった。

 

・2016年 NHKで「オトナの一休さん」が放映され、話題になるが、明らかにアニメの「一休さん」へのオマージュやパロディが含まれていた。

 

・2017年に「水曜日のカンパネルラ」というバンドが「一休さん」という曲をリリース。

 

・2017年にアニメ「一休さん」に関する詳しい記述を含む「テレビ番組海外展開60年史」(大場吾郎著・人文書院)という本が出版された。

東映アニメ「一休さん」が1980年代にタイや香港で放映後、中国で「聡明的一休」というタイトルで放送されて人気を博し、2014年に中国で劇場アニメ化されたことも述べられている。

 

・「BRUTUS」の2017年2月1日号「みんなのZEN。」という特集に「最初に触れた禅は、アニメ『一休さん』でした」という章があり、アニメ版の一休さんの絵が大きく使われていた。

 

 

・2018年 携帯電話ドコモの宣伝で、アニメ一休さんの音楽と共に着ぐるみの一休さんを使った内容のテレビCMが放映された。

 

・2021年5月、伊藤園のCMにアニメ一休さんの画像と曲が使われた。

 

 

・2023年7月のNHKの国際ニュースで、タイのスパンブリーにあるワット・カオディン寺院の特集で、ワット・カオディンの境内各所には鳥居を始めとした日本的な文物や趣向が満ち溢れているという報道の中に下のような映像があった。

 

・2024年3月 アニメ「一休さん」の主題歌の替え歌が「サントリー天然水FRUIT-SPARK」という商品のCMに使われる。

 

 

 

                                                     おしまい。