🎬『スリーメン&ベビー』
Three Men and a Baby (1987)
先にUPした『マイ・ガール』を観たまま
切ない気持ちで年を越したくなかったので
大晦日の晩にこの作品を観ました👶^^
切ない気持ちで年を越したくなかったので、
— ピップ🐿PIP (@enchant07150406) December 31, 2024
これを今年最後の映画にしました🎬👶☺️#スリーメン・アンド・ベビー#ThreeMenandaBaby pic.twitter.com/c24FZbVtpn
本作はフランス映画『赤ちゃんに乾杯!』のリメイクですが、
ボクはオリジナルを観た記憶がないし、
たしか 先に続編を映画館で観て
それが凄く良かったから 後でこのDVDを買って観たと思います。
今でこそリメイクだらけですが、
公開当時はリメイク映画って珍しかったと思います。
三人の男が赤ちゃんの世話でドタバタするなんてw
いかにもアメリカ映画のコメディっぽいと思います
オープニングタイトルで三人ともプレイボーイ、
つまり、子供を作るなんて気がない男たちってことが描かれて、
突然赤ちゃんの面倒を見ることになって
トーゼンあたふたするばかりやし
赤ちゃん=災難でしかない感じ
赤ちゃんの世話がいかに大変か
コメディとして楽しく観れますが
笑わせながらも、
子育ての大変さを教えてくれるのもイイです。
そして、
子育ては大変な反面、
かけがえのないものを与えてくれるということを教えてくれることこそが
ボクがこの映画を好きなところなんです
久しぶりに観たくなったのは、
いつからかSNSで
「子供を作る=お金がかかる」という論調が氾濫するようになって
それを見るたびに虚しいような気持になってたからです。
そりゃお金かかりますよ。
ボクも娘が二人いますから分かります。
でも、お金かかるから自分の子供はいらないって、
あまりにも短絡的というか、
小さい子供や赤ちゃんを見て
単純に可愛いと思わないのかな~?って考えます。
ボクも十年くらい一人暮らししてたから
ひとりの楽しさは分かってるし、
ましてやこれだけ様々な娯楽がある今は
ひとりが より楽しい環境になってるとは思います。
だから子供を持たない選択もわかりはするんですが、
子供を欲しくない理由がお金ってのがなんかな~‥って思ってしまうんです。
ボクが人生で一番幸せやった瞬間は
子供が生まれた時やったし、
無償の愛を感じるのは自分の子供たちだけです。
そんな存在が近くに居るということは
本当にかけがえのないことやと思います。
この作品は
そんな 普段ボクが思ってることを
笑わせながら教えてくれる映画やから好きなんです(さっき書いたw)
マッチョなイメージのトム・セレックに、
コメディはお手のもののスティーヴ・グッテンバーグ、
いかにも遊び人っぽいwテッド・ダンソンという
三人の独身男たちのキャスティングが抜群なので
この三人の息の合った演技を観るのも楽しいです
“♪MY GIRL” 歌ってるシーン完全に忘れてた^^
演技ができない赤ちゃんの自然な仕草がとにかく可愛くて
そりゃプレイボーイたちも情が移るって
赤ちゃん・子供ってまわりを笑顔にしてくれる存在なんです(*'▽')
だんだん赤ちゃんのことが可愛くなってくる三人の描写が自然やから、
子育てが大変なだけじゃなくて、大変なこと以上に
素晴らしいものをくれるということが伝わってきます👶💖
麻薬が絡んだサスペンスチックな展開もあって
そこも面白いけど、
そこは引っ張らずに
終盤は完全にホームドラマみたいになるのもいいです🏠
メアリーちゃんの母親シルビアが自分勝手に見えるところもあるけど、
子育てって、頼れる人には頼ったらいいんですよ。
「心がとろける」とはホンマそう👶😊
あくまでも子供を中心にしたラストのハッピーエンドの形は
今の時代にこそ求められるものかもしれません。
このリメイク版がボクにとって大切なのは、
オリジナルである大好きな続編ができるきっかけになった作品でもあるからです。
女一人に男三人の子育てなんて上手くいくんか?って思う人もいるかもですが、
そこは続編でちゃんと描かれるんです。
だから本作のハッピーエンドは真にハッピーなんですよ
もちろん元旦に観る映画は
『スリーメン&リトルレディ』でキマりです👶
本物の赤ちゃんを使った撮影は大変やったやろうな、って思ってたら
双子ちゃんやったんですね👶👶^^
もうこのスリーメンくらいの年齢になってるね(笑)