🎬『007 ユア・アイズ・オンリー』⑩
FOR YOUR EYES ONLY (1981)
先日UPした【アクション映画ベスト】ブログでは本作を2位にあげましたが、
アクションシーン単体で捉えたらこのスキーアクションが
ボクの中でのナンバーワンアクションです！
後に『エイリアン3』などで活躍するチャールズ・ダンスの映画デビュー作なんですよね～！
さすが、脇の脇までキャスティングに隙がない007映画です＾＾
ロケされたコルティナダンペッツォは
1956年の冬季オリンピックの開催地だったそうです(ウィキペディアより)。
チャールズ・ダンス一回戦敗退(^^ゞ
ここからのビル・コンティの音楽がいいんですよね～♫
(ちなみにココで紐が切れる瞬間の音もイイｗ)
監督のジョン・グレンは スキーアクションが素晴らしかった『女王陛下の007』の第二班監督と編集を担当していたので、このスキーアクションは当然『女王陛下～』を意識しているはずですが、
ビル・コンティの音楽に『女王陛下～』っぽさは一切なく、
完全にビル・コンティ節になってて♪
彼らしい軽快なスコアを楽しめるのが最高です♬
本作のスキーアクションの肝はバイクを使ったことですね！
『女王陛下～』のスキーアクションを超えてやる(!!)という
グレン監督の気合いを感じます！！
『私を愛したスパイ』のアヴァンタイトルも担当した
ウィリー・ボグナーのスタントと撮影が今回も素晴らしいです！！
こういうシーンがあってこそのボンドアクションの楽しさ(^o^)
ここは普通に滑ってるスタントマンも怖いと思う(^^;
バイクのスタントマンも見事な走りっぷり！！
シリーズファンにはお馴染みのオッチャン(笑)
撮影がとにかく素晴らしい！！！
様々なアングルから撮って臨場感を出してるのがさすが！
アクションシーンの撮影のお手本のようなもの。
今は撮影機器が格段に進化してるのに
なんで四十年前のアクションを超えられへんねん？
ここからボブスレーのコースに入って、
アクションが数段階に分かれてるのも見どころタップリ!!!
アイスバーンの上をバイクで突っ走るスタントに興奮！！！
こういうユーモアもあるのが
ムーア＝ボンドのアクションの魅力(^^♪
こういう見物人的なオッサンはさむのもお約束＾＾
ここでポトンとタイヤが落ちる‘間’まで文句なし(笑)
いまだに四十年以上前のアクションを最高に楽しめる喜びと同時に、
(もうボンド映画でこのアクションを超えるアクションは見れないんやろうな～)っていう
ある種の絶望も感じていますが^^;
『女王陛下の007』や本作のスキーアクションを超えてやる(!!)という気概を持った監督が
これからのボンド映画を撮ってくれることにまだ僅かな期待を持っておきたいと思います(^^ゞ
とりあえずスキーアクションやってくれたらそれでOKやわ(笑)
JAMES BOND WILL RETURN