『ガメラ 大怪獣空中決戦』 (1995)
本編が22日19:59までYOUTUBEで公開されているのをたまたま見つけたので
何となく←見てたら
思わず引き込まれる面白さでした!!
怪獣映画は好きなんやけど、
ガメラはスルーしてきたボクみたいな方には絶対観て欲しいです
【予告編】↓
ガメラといえば子供のころに家にレコードがあって
♪強いぞガメラ~ っていう歌のイメージと
火を噴いてクルクル回って飛ぶシーンだけ強く印象に残ってる
いわば子供向け怪獣のイメージ。
本作を始まりとする平成ガメラシリーズが評判いいのは知っていましたが、
自分の中では今さら感がありました。
気になってたのは藤谷文子ちゃんが出てたってトコくらい^^
中山忍さんが出てたって認識がなかったくらい
本作のことは知りませんでしたが、
彼女が演じるのが鳥類学者で、
序盤に登場するギャオスがまだ巨大な鳥でしかなかったのが面白かったですね。
伊原剛志さんと小野寺昭さんは久しぶりに見ましたが、
小野寺さんは子供の時にTV『太陽にほえろ!』でよく見ていたので安心感があります^^
伊原さん演じる海上保安庁の一等航海士がガメラと遭遇する冒頭からの展開と、
ギャオスのパートが交互に描かれる脚本の構成で
目を離せない面白さになっていきます。
ギャオスをドームに誘い込んで捕獲しようとする計画も面白いし、
そこにガメラが来襲して
ガメラとギャオスが相対する展開になっていきます!!
怪獣の見せ方が凄くイイ感じですね~🎥👍👍
やっぱりガメラはコレですね
ガメラの甲羅から採取した勾玉(まがたま)を文子ちゃん演じる浅黄(あさぎ)が手にすることで
ガメラとまるでシンクロするような展開になっていきますが、
何故そうなるのか?までは分かりませんでした。
でも、95分とコンパクトにまとまっていてテンポの良さを楽しめるので♪
細かいことは気になりませんでしたね^^
明らかにガメラは人間の味方として描かれますが、
浅黄のキャラクターとともに、その理由も次回作以降で描かれるのかもしれません。
(もし ボクが気づいてなかっただけならゴメンナサイ)
とにかく本作はシンプルに【怪獣映画】として楽しめるのがイイです
それでいながら、リアルさにもこだわった描写にいい意味で驚きましたね!
『シン・ゴジラ』を監督した樋口真嗣(しんじ)さんが特技監督を務めていますが、
シンゴジが本作の影響を強く受けていたことがよく分かりました。
金子修介監督は本当はゴジラを撮りたかったそうで、
本作の成功でゴジラの監督にも抜擢されたのが素晴らしい。
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』って観たことあるような気もするんですが、
あらためて観てみたいです。
『就職戦線異状なし』は映画館で観て面白かったんですが、
振り幅の広い監督さんですね~!
ここワロタwww
渡辺哲さんはシンゴジでも自衛官を演じていたので、
本作を観ていた人は上がったでしょうね!^^
本作では明確に人が死んでる描写があったり、
ギャオスに人が食われてるシーンもあったので、
そこにリアルな怖さがあるのがいいです。
だからといって子供が見れないような作品にはなってないのも良いところ。
シンゴジは大人向けでしたが、
本作はあくまでも子供も楽しめる怪獣映画になっているのがいいです🎦👍
自衛隊の描き方も リアルでありながらも いい意味でシンプルでした。
やっぱり怪獣映画は観光名所が破壊されてナンボです
環境庁の人間を演じる本田博太郎さんのキャラもおもろかったw
災害や有事などが起こるとスグ経済・金の話になる現実にボクは嫌悪感があるんですが、
そこも描写されてました。
本物のニュースキャスターが出てくるから本当にリアル。
地震や台風の時に📺こういう放送実際にあるからホンマにリアルです!
こういうビジュのセンスも素晴らしい!!
CGでは出せないリアルさ!!!
今となっては日本映画でも見れなくなった
ミニチュアによる特撮が楽しいです♫
『空中決戦』とか言いながら、
そういうシーンはココくらいしかないです(笑)
怪獣映画の醍醐味はバーサスものにもあるから
ミニチュアの街で対決する着ぐるみ怪獣最高です
この爆破シーンも 今のCG技術でも出せない迫力やと思う!!
本作は【怪獣映画】として楽しいだけじゃなく、
中山忍&藤谷文子ちゃんの【アイドル映画】にも
成り得ているのが素晴らしいです
見つめ合う怪獣とカワイ子ちゃん😍w
これこそ怪獣映画
これでこそアイドル映画なんです