While You Were Sleeping (1995)
クリスマスが近づくと観たくなる映画ってありませんか?
アクション映画なら『ダイ・ハード』ですが^^
いくつか思い浮かぶラブストーリーの中でも
毎年観たくなるのがこの
『あなたが寝てる間に…』です
毎年この映画のことを思い出しつつ、
ボクの場合‘映画を観る=ブログも書く’ことになるので
なかなか観るタイミングがなかったんですが、
遂にw久しぶりに観ました^^
いやぁ~、よかった(#^.^#)
何年振りに観たか忘れましたが、
一番泣きました。歳のせいかな(^^ゞ
でも、この作品を観て出てくる涙は悲しい涙じゃないんです。
こんなに気持ちよく泣ける映画って他に思いつきません。
一番大好きな映画『魔法にかけられて』のラストも気持ちよく泣けますが、
この『あなたが寝てる間に…』は
全編通してウルッとくるところがある、
本当にハートウォーミングな映画なんです🎦
ガッツリ最後まで振り返りますので、
ラブストーリーがお好きで
まだ観てない方は
読む前に絶対観て下さい!
100%の自信を持ってオススメします!!!(^_-)/
毎朝同じ電車に乗ってる気になる人、
通学路でいつもすれ違うあの子、
名前も知らない誰かに恋した経験がある人、いっぱい、
いや、みんなあると思います(^.^)
本作の主人公ルーシーもそんな女性。
両親をすでに失い、孤独な彼女が毎朝恋心を寄せるピーターの命をひょんなことから救う。
そこから始まるお話はコメディタッチでありながら
ルーシーの孤独な境遇に胸が締め付けられ
心がズキズキ、そしてキュンキュンする展開になっていきます。
ピーターの家族とその友人がとにかくいい人ばかりで、
ピーターの婚約者と間違われたことに戸惑いつつも
ルーシーはその家族の温かさに惹かれていく。
早い段階で家族の友人ソウルに正体はバレますが、
ルーシーがいいコだからソウルは味方^^
ルーシーが住むアパートの大家のバカ息子ですら(笑)
愛おしいキャラに見えちゃう^^
登場人物全てが愛おしく感じる本当に気持ちのいい映画です。
唯一いけ好かないのが
ピーターの本当の婚約者というw完璧な脚本。
もうホントにセリフのひとつひとつが愛おしかったり
可笑しかったりで、
こんな完璧な脚本の映画とはそうは出会えません。
脚本が完璧な映画って時として出来すぎで
作品として愛着が沸かない時もあるんですが、
この心あたたまる映画は別です。
セリフのひとつひとつが
全て心に響きます♡♡♡♡
もう、ホントにとにかく愛おしい映画です。
今まで何回か観ましたが
今までで一番愛おしく感じました🎥
ルーシーを好きになるピーターの弟ジャックを演じたのがビル・プルマン。
最近『イコライザー』シリーズで‘存在感がない’とか書いてしまいましたが(^^;
その流れで本作を観たくなったんです^^
彼のいかにも人の好さそうなキャラクターが最高に活きたハマり役。
人がいいだけで王子様にはなれないのが
この手の役者さんの性ですが、
本作の脚本が素晴らしいところは
そんなプルマンが王子様になるところなんです!!
そう! ピーターみたいなイケメンの高給取りではないボクらもw
王子様になれるんじゃないか
そう思わせてくれるラブストーリーなんです(´ω`*)
つい男目線で書いてしまいましたが✑(^^;
本作の素晴らしさはもちろん
主役のルーシーを演じたサンドラ・ブロックの素晴らしさゆえです☆
『しあわせの隠れ場所』(これもいい映画!)で見事アカデミー賞に輝いた彼女ですが、
けっこう観てきた彼女の演技の中でも
ボクは本作のサンドラの演技が一番彼女らしくて素晴らしいと思います!!
もう亡くなって久しいですが、
ジャック・ウォーデンやピーター・ボイルら名優のサポートも素晴らしくて、
特に一人ルーシーの秘密を知るソウルを演じたウォーデンの素晴らしさが
まさに本作を脇で支えてると思いました。
あ~~!
大好きな映画のいいところを伝えるって
特にラブストーリーは難しい(^^;
もう冒頭からググっとココロ掴まれたんですよ!!!
さっき書いたように名前も知らない相手に恋することってありますが、
そのこと以上に激しく共感できたのが、
そんな相手と話すチャンスが不意に訪れて
そのチャンスを活かせなかったルーシーなんですよ!!!!(^^ゞ
これも経験ある人多いと思う(笑)
ずっと恋焦がれてた相手と近づくチャンスが訪れても、
普段は妄想レベルやから、目の前の現実に対応できない、
好きな気持ちが大きいほど不意のチャンスってモノにできないんですよww
もう ボクはこの冒頭のシーンに200%共感できてw
一気に作品に入り込みました
アクシデントから始まった
夢に見ていた恋。
でもそこには図らずも嘘がからんで
ドキドキするストーリー。
嘘とはいっても ルーシーはいい人やから、
見も知らなかった家族と打ち解けるのが自然に見えて
こっちも心が温かくなる。
でも、心がポカポカするほど
誤解で家族とつながった孤独なルーシーの気持ちを思うとズキズキきてしまう‥。
こんなに心に訴えかけてくる作品も珍しいけど、
あくまでもハートウォーミングな物語やから
その切なさすら愛おしく感じられる。
なんか矛盾したこと書いてる気がするけど(^^ゞ
とにかく愛おしくなる映画なんです
ルーシーがいつ家族に真実を告白するか?!
が、ストーリーのひとつの肝ですが、
それをクライマックスに持ってきて
ストーリーを一気に気持ち良く
ハッピーエンドに持ってくる鮮やかさ✨✨✨
王子様にはなれないと思っていたプルマンが^^
王子様になる最高のハッピーエンド
しかも、ボクがこの作品が大好きなのは
そこに最高の家族もいること🏠💕
もう、最高にハッピーになりながらも
涙が流れていました。
こんな気持ちのいい涙はありません。
おとぎ話のような語り口で始まりながら
リアルに共感できて
片時も目が離せないストーリー。
そして、
恋のハッピーエンドは
まるでおとぎ話みたいに終わる―。
いや、
おとぎ話みたいなこの恋はここから始まるんです
そして、
映画館で観てから28年経っても
ボクをドキドキ・ワクワク・キュンキュンさせてくれるんです