『007 ゴールデンアイ』➍~デレク・メディングスのミニチュアワークが冴えるミグ29墜落シーン! | 【映画とアイドル】

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GOLDENEYE (1995) ✑➍

 

 

 

当時のピアース・ブロスナンは40歳を過ぎたところ(1953年生まれ)で

ボンド役者として正に理想の年齢やったと思います。

 

初作にして若さに渋さも併せ持った雰囲気が最高!!

 

 

こういう流れのアクションもボンド映画らしい。

 

 

ここはもっとボンド映画らしいw

 

 

 

ブルーのシャツが、リゾート地モナコの雰囲気に合ってます。

 

 

 

 

モンテカルロの港に停泊していたフランス海軍の最新鋭軍艦ラファイエットが登場しますが、

こういうのをリアルに観れるのもボンド映画が本物である証拠。

 

たまたま停泊してたんかな?w

 

 

 

番外編の悪い子ちゃんwファティマを彷彿とさせる派手なファッション。

もちろんパイロットを殺すことになんの躊躇もナシ。

 

 

 

タイガーヘリをあっさりwハイジャック。

 

並みの映画ならデカくなりそうなエピソードも、ボンド映画においてはストーリーの一環に過ぎない。

 

 

 

敢えてストーリーの説明的な部分を排した演出で、逆に印象に残るシークエンスになりました。

まぁ、リアルなタイガーヘリ見れるだけでテンション上がりますし(笑)

 

 

 

 

 

 

ロシアのセヴェルナヤ宇宙兵器管理センターのコンピューター・オペレーターとして登場するナターリア(イザベラ・スコルプコ)が今回のボンドガール。

 

ナターリアは007ファンの間で人気が高いですが、ボクは絵に描いたようなルックスの美人にはあまり惹かれませんので悪しからず(^^ゞ

 

その同僚でコンピューターの天才ボリスを演じるのがアラン・カミングですが、

当時は本作でボクは初めて彼を見ましたが、その後の個性派俳優としての活躍が見事でした。

 

 

 

男だけでなくw最新鋭のタイガー・ヘリコプターも乗りこなすオナトップ!

 

マシンガンで大量に人を殺してからのこの表情。

時として狂っているかのようにも見える完璧な悪役オナトップをファムケ・ヤンセンが見事に体現!

 

 

ウルモフ将軍(ゴットフリード・ジョン)が霞んで仕方ないw

 

 

全ての電子機器の機能を不能にすることができるプログラム・ディスクが‘ゴールデンアイ’。

 

いつもならこのゴールデンアイの奪い合いになるところ?!ですが、

本作にはそういうノリはありません。

ただ、ここらあたりでやっと今回の敵の狙いが見えてきます。

こうやって振り返ってきて、今さらながら気づいたのは(気づくの遅すぎるっww)

本作は悪玉の正体が一つのキモなので、だからヤヌスという犯罪組織の狙いや存在そのものをわざとボヤかしたような描き方にしたんやと今回久しぶりに観て思いました。

本作の序盤の展開に持っていた違和感(決して悪い意味ではない)がこれでスッキリしました。ってw

やっぱ気づくん遅い‥ww(^_^;)

まぁ、あくまでもボク個人の印象なんで(^^ゞ

 

 

 

 

ミグ29戦闘機がスクランブル発進!

ここらへんのスケール感のある映像が好きです!

 

本作には大作感があるんですよね。 そこも他のアクション映画とは一線を画すところやと思います。

 

 

 

 

 

 

ボンド役者が変わって、マネーペニーもサマンサ・ボンドにチェンジリサイクル

 

 

こういうやりとりも時代ですね。

今は職場でヘタに下ネタも言えません(笑)

真面目な話、女性の容姿などについて、褒め言葉すら言いにくい世の中になりました。

 

 

ボンドとマネーペニーは信頼関係があるし、

いい意味でお互い異性としての魅力も認め合ってる関係性がいいですね。

 

ボクはこのサマンサ・ボンドが歴代のマネーペニー女優さんの中では

ルックスが唯一好みのタイプなんです(#^.^#)

 

 

 

 

Mが女性になったのも当時は話題になりました。

ジュディ・デンチはすでに大御所でしたが、Mを演じ始めて以降の活躍が素晴らしいですね。

 

 

 

 

ここからの一連のシーンは迫力があってドンッドンッ

本作の見せ場の中でも特に好きなひとつです。

本作の本気度を強く感じたシーンでもあります。

残念ながら本作が遺作となったデレク・メディングスのミニチュアワークが冴える!

メディングスにとってキャリアで一番多くのミニチュアを使った仕事だったそうです。

本作には彼の息子さん二人も参加していたとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湾岸戦争も世界を変えた大きな出来事のひとつ。

シリーズの間が空いた6年で世界が大きく変わったので、

それを意識したセリフがちょくちょく出てくるのも本作の特徴ですが、

映画館で二回目を観た時は、ここらあたりで正直ウトウトしてしまってました;^^

ここでアクション映画としての流れは一旦止まったと思います。

しかし、ボンド映画にとってここが重要なシーンであることは間違いないです。

 

 

敢えてボンドを堕としておきながら、

ジェームズ・ボンドが90年代以降も必要な男であることを見事に提示したのが本作。

 

 

Mがジュディ・デンチ演じる女性になったことで、ボンドとMの関係性に それまでにはなかった情を感じるようになったところが好きです。

 

 

 

このブログのタイトルでお気づきの方もいるでしょうが、

新しいM・マネーペニーの登場という、シリーズにおいて重要なキャラの登場シークエンスより、

ボクがミニチュアワークに萌えてしまうのはw

初めて映画館で007の洗礼を受けたのが『ムーンレイカー』やったからなのかもしれません(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

本作は興行的に大成功を収め、評価も高かったのでシリーズは完全に息を吹き返しました。

一時期はシリーズの存続すら危ぶまれていたことを思うと、本作の大成功は本当に嬉しかったものです。

シリーズは新たな黄金期を迎え、また007の新作を待つ楽しみができたんですから♪

だから、

シリーズの復活に大きく貢献したピアース・ブロスナンには感謝の思いがいまだにあります(^.^)/

 

 

 

 

 

 

 

Bond is back