アニメの『美女と野獣』は昔懐かしいレーザーディスクで持ってた記憶があります。
でも、もう 盤も再生機もないから二十年以上観ていませんでした。
だから、ダンスのシーンと喋るティーポットくらいしか^^記憶にありませんでしたが、
今回はベルにエマ・ワトソンちゃん♡
野獣に、『ザ・ゲスト』を観て(次のジェームズ・ボンドはこのニイちゃんがいい!)とまで思わせてくれた
ダン・スティーブンスが扮するということで、キャストに惹かれて観に行きました。
予告編を観ても、王道過ぎて意外に引っかからなかったんですが、
本編で観ると、その王道ぶりがいい意味で作品の持ち味になっていました。
誰もが知っている作品だからこそそれを忠実に映像化する。
ビル・コンドン監督はこの題材に真正面から取り組み、あえて自分の個性は必要以上に主張しなかったように見えました。
それは一見面白みがないとも受け取られかねないですが、そこは昔から愛され続けている作品。
それを現代の映像技術をもって完璧に忠実に実写化することで、本作も名作へと昇華したのです。
そしてもう一つ。絶対に忘れられないのが名曲‘BEAUTY AND THE BEAST’の存在。
アニメ版に特に思い入れはなかったボクでもこの曲は大好き。
だから、この曲が流れてくるだけで胸が熱くなって、涙腺まで‥。
本当に素晴らしい音楽だけが持つ強い力を感じましたね。
コンドン監督もそれをよく分かった上で、この名曲を思う存分堪能させてくれます♫
これを書いた後でパンフレットに載ってたコンドン監督のインタビューを読んだら、
監督の納得の言葉がありました―
「音楽の部分こそがこの映画が人々に愛された大きな理由でもあったと思うからね。
このテーマ曲があったからこそなんだ。
だから音楽があることの意味はものすごく大きい」
十五年くらい前に買ったディズニーのCDを引っ張り出して^^
セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンのオリジナルをずっとリピートしながらコレ書きました👂♬✑
“本当の美は、心の内面にある” 💖