バレエとヒップホップの融合♪♪『セイブ・ザ・ラストダンス』 | 【映画とアイドル】

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現在公開中の爽快なダンス映画『ハートビート』は、

バレエとヒップホップ、そしてバイオリンの融合がすごく刺激的な作品になっていますが映画恋の矢

〈バレエとヒップホップの融合〉という点で、観る前から思い出していたひらめき電球好きな作品が

この『セイブ・ザ・ラストダンス』でしたカチンコ音譜

 

 

 

 

 

 

 

(シネリーブル梅田の『ハートビート』上映会に宣伝隊長として登場した大阪☆春夏秋冬アップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ハートビート』を観た直後に観ると、本作のダンスは地味に見えてしまいましたが(^^ゞ

本作は ドラマに比重を置いていて、今観ると いい意味で【ダンス映画】というより

【学園ものラブストーリー】という感じでした。

 

映画館で観たのはもう15年前ですが、その後も DVDで何回か観るほど大好きな映画です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母親を事故で亡くし、バレエの夢を諦めて、別れていた父親のもとへ行くサラ(ジュリア・スタイルズ)。

 

 

 

 

学校に金属探知機が普通にある、いわゆるスラム街のようなところにある学校に編入しますが、

意外に?! いいヤツが多いのがよかったというか、救われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラの恋のお相手になるデレクがナイスガイでええんよな~!!

演じたショーン・パトリック・トーマスは本作の演技がホンマ素晴らしいから

遅咲きでもいいから、これからでも売れて欲しい俳優さんです。

 

 

 

 

ジャンルは違えど、お互い大好きな音楽とダンスで打ち解け合うのがイイ♫

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語字幕では「ダンスをありがとう」

 

“Thank you for the dance”  いい言葉ですね♪^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレエとヒップホップは全く違う印象ですが、

‘ダンスを楽しむ’という点ではジャンルの違いは関係ない。

 

ヒップホップなんて興味もなかったようなサラが楽しそうにヒップホップを教えてもらうシーンは

観ているこっちまでステップを踏みたくなる楽しさです🎶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラップって、言葉でバトルするところが面白いですね!

言葉とリズムとダンスでバトルする!!!

 

その言葉の応酬には知的な遊び心もあるのがイイ♬

 

昔は苦手でしかなかったけど、今はその面白さも少しは分かってきたかもしれないっていうか、

本作を観た時に、ヒップホップの良さが初めて分かったのかもしれません^^

 

 

 

 

 

 

KARAもヒップダンスで日本での人気も爆発したから、

しゅかしゅんも取り入れたらいいのに!?w^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しゅかしゅんをガッツリ応援するようになってからは初めて観たと思うけど、

その視点で観たら、

自分の夢を応援してくれていた母親の死をきっかけに夢を諦めてしまったサラの気持ちに

より 感情移入できました。

自分のワガママのために母親が死んでしまったと思ってるからなおさら…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルさんのライブに一緒に来てるお母さんってけっこういるんですよね。

お父さんより やはりお母さんが多い。

特別な夢を追いかけようと思ったら家族の協力は不可欠。

そこにはお金などの現実的な手立ても要る。

 

親子で大きな夢を追いかけているアイドルさんを知った上で観たら

この部分が胸に刺さりました。

 

 

最大の協力者を失って、バレエへの夢を諦めたサラの気持ちが本当に分かりました。

だからこそ、そんなサラの背中を押すデレクの言葉に胸を打たれました。

 

 

 

デレクは自分の夢もちゃんと追いかけてて、決して恵まれた環境とはいえないのに

ちゃんと夢に近づいてるから、サラへの言葉も説得力があって 胸を打たれるんです♡

 

 

 

 

 

 

学園モノでもありながら、しっとりした雰囲気もあるラブストーリーになってるのがいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常にダンスのことを考える自分本来の姿に戻ったサラに、こっちの心も踊る♫

 

‘ダンサー’っていうのは、いつ いかなる時でも踊れる、いや、踊りたいんやと思う🎶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本作はダンスやラブストーリーの要素だけじゃなくて、

人種差別的な問題もしっかり描けているところがアメリカ映画らしくていいです。

しかし、必要以上に白人と黒人が敵対するわけではなく、

むしろ前向きにその根深い問題と向き合っているところも好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔はさほど気に留めてなかった 父親とのエピソードも、

我が娘が中学生になった今ではグッと心にくるものがありました。

 

子供が親の手を離れるのは本当に早い。

そのスピードについて行けない親も少なくないと思う。

特に、父親と娘ってそういうとこあるんちゃうかなぁ、って思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライマックスの バレエとヒップホップの融合は当時すごく興奮した記憶がありますが、

『ハートビート』を観たら、ダンスも時代とともに進化していることがよく分かります。

 

ジャンルにとらわれないようなダンスこそ、観ていてエキサイティングで楽しいのかもしれません!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本作は決してハデさはないのに、アメリカでは2週連続ナンバーワンのヒットになりました!!

こういう作品がヒットするアメリカって、やっぱりダンスが日常にある人が多いのかな?と思います。

少なくとも日本よりはダンスが生活に根付いているイメージがありますね。

 

 

 

 

 

 

 

‘楽しいから踊る♬’ ~ そこには 肌の色もなにも関係ないんです🎶(^_-)