【007SKYFALL日記⑩】
ここで流れる 昔ながらの♪ジェームズ・ボンドのテーマがたまりませんね~!!
本作はロジャー・ディーキンスの撮影が本当に素晴らしくて、
絵になるシーンが満載!!
過去のシリーズでは、ボンドの人間性には敢えて深く切り込んではいなくて、
だからこそ、アクション映画のシリーズとして長い間生き続けることができたと思っていますが、
本作では 初めてボンドが生まれ育った家が登場。
ここでシルヴァと決着をつけるのは、ボンドが自身の過去とも決着をつけようとしているように見えて
興味深いところです。
古い友人に向ける表情の柔らかさが なんともいい。
『カジノ・ロワイヤル』も担当したベテラン編集マン スチュアート・ベアードの見事な手腕を堪能できます。
この人が素晴らしいキャリアの中で、アカデミー賞を受賞していないのが不思議でならない。
この後のクライマックスのアクションは正直盛り上がらなかったんですが、
この美しい映像と素晴らしい編集自体がある種アクション的な面白さを醸し出すほどのレベルなのも
間違いないところです!!
次回が最後です―!