【007 SKYFALL日記⑦】
本作は、アカデミー賞に10回以上ノミネートされ、本作でもノミネートを果たした
ロジャー・ディーキンスによる撮影がとにかく素晴らしくて、
毎回 ロケ効果満点の映像を楽しめる本シリーズの中でも、突出した映像美が楽しめます。
このスタイリッシュな映像が、ダニエル・クレイグのボンドによく似合います。
ここが『カジノ・ロワイヤル』のパロディになっていて最高です!!
やっぱり ボンドにはユーモアがあってほしい。
ここは 『リビング・デイライツ』でティモシー・ダルトンのボンドが颯爽と美女のボートに降り立った時の
「(1時間じゃなく)2時間だ」って言ったシーンを思い出しました。
こういう ウィットに富んだジョークをサラッと美女に返すところもボンドの魅力。
ファンならずともお馴染みの、お約束の決めゼリフ!!
バーテンでも 女性に視線を投げることは忘れない。
『消されたライセンス』のキャリー・ロウエルちゃんを思い出します(*^.^*)
ボンドガールとお酒を交わしながら会話するシーンもお馴染みですが、
本作のそれは シリーズ中で最もヒリヒリする緊迫感に満ち溢れていて、
そういう点では シリーズの歴史に残るシーンと言っても過言ではないかもしれません。
相手の女がどう出てこようが全くひるまないのは当然。
セヴリンを演じるベレニス・マーロウは、映画出演のキャリアはないようですが、
強がりながらも内心怯えている女を見事に演じています。
悪党にも余裕の乾杯。
デカいイグアナみたいなのが出てくるのも、このシリーズらしくていいです。
サメとかヘビとかワニとか、過去にも色々出てきましたからね!
銃の指紋認証システムが活きるシーンもニクいな!
ボンドがイグアナの背中に乗るシーンは
『死ぬのは奴らだ』で、ロジャー・ムーアがワニの背中に乗るシーンのパロディになってて、ココもニヤリ^^
つづく―