『デッドコースター』 『セルラー』 『スネーク・フライト』 『ファイナル・デッド・サーキット』など、
B級職人魂全開の素晴らしいフィルモグラフィーで大好きだった監督、デヴィッド・エリスさんが60歳の若さで急逝されました。
結果的に遺作となった昨年の『シャーク・ナイト』は微妙な出来ではありましたが、
それでもエリス監督らしさはあって、好きなノリでしたね♪ それだけに残念でなりません!!><
なので、追悼の意味を込めて、彼の素晴らしい仕事を振り返りたいと思います。
ボクはてっきり 『デッドコースター』が監督デビュー作だと思ってたんですが、
このワンちゃん映画がデビュー作なんだそうです。
ホラーやスリラーのイメージしかなかったから、なんか意外ww
彼の代表作とも言える『デッドコースター』の公開当時は
このチラシにあるように↑
『マトリックス・リローデッド』のアクション監督出身であることがフューチャーされてました。
彼が『リローデッド』で担当した高速道路でのカーアクションは素晴らしい出来だったので、
それから振り返ります!
膨大なスタッフロールが流れるエンドタイトルで一応確認したら、確かに彼の名前がありました。
ウォシャウスキー兄弟の監督作ですから、さすがにCGも多用していますが、
実写によるアクションも多くて、そこはエリス監督の手腕が発揮されていると思われます。
実写の部分が迫力タップリに撮れてるから、CGと合わせても臨場感が損なわれずに盛り上がります!!
撮影が素晴らしいです!!
カーアクションの基本をきっちりおさえたアングルでスタントが活きます!
この頃は妙にアップで撮ったり、カメラを動かし過ぎたりする撮影も多々見かけますが、
このアクションの撮影は文句ナシに好きです!
なんでも、2km以上におよぶ高速道路をセットとして作っちゃったそうな!!ww
だから完璧な撮影ができたんですね~~!!
エリス監督は『デッドコースター』でも凄まじいハイウェイ・アクションを見せてくれましたが、
それは次回に
デヴィッド・エリス監督の御冥福をお祈りします―。