年末年始の大型連休が終わってしまった。

この連休は、年末に自らのゴルフの腕に絶望したこともあり、ゼロからゴルフ理論を勉強しようと誓っていた。「理論→実践」の手順を慎重に踏むのがいわば僕の流儀だが、ふと気付けばゴルフに関しては闇雲に実践を重ね、結局得るものはほとんど何もなかったと感じたからだ。

だが、ゴルフの理論というのは非常に複雑かつ抽象的だった。字面は理解できても、それが実践に移された姿をイメージすることができない。「右腕の角度は90度にする」とか、「親指の付け根を重心にする」とかはまだわかるが、「左サイドに壁を作るつもりで体を止める」と言われても、「壁を作るつもり」のやり方がわからないから伸び悩んでいるのである。

一念発起もむなしく、理論の学習は頓挫した。

ゴルフに専念できなかったので、以下の内容はどうしても雑感になる。

・「品物を安く買えるからというよりは、高揚感をもって買えるから」とセールに駆け込む気持ちは、分からないでもない。

・などと斜に構えながらデパートに行ったが、思わず3割引の値札を見て靴を買ってしまった。靴のブランドの歴史や拘りを調べるのはもはや趣味になりかけているが、実際に手に入れてその歴史を一歩ずつ踏みしめる感覚はやはり別格の喜びである。

・「世界の車窓から」DVDを書店のレジの前に置かれると実に困る。内容を見もせずに即買いしてしまうではないか。

・大掃除をしていて、読んでいない本が山ほどあることに唖然とした。が、ついで買いをしたようなもの(例えば「世界の車窓から」)は、一つ残さず読んでいることに半ば呆れた。

・香港特集の旅雑誌を見ていて思うが、香港料理ほど写真だけで涎がでる料理は他にない。

・香港といえば、香港ドルも目立たないが対円では大幅安となっている。一昨年より3割は下がっただろうか。早く香港に行って、3割余計に飯を注文したい。

・香港ではなく台湾だが、かねてから天空烏龍茶というお茶が好きだ。「ふわっと香り、ほわっと残る。」という宣伝文句に似てもやっとした思いしかないのだが、なんだかうまい。

最後に、印象に残った言葉を書籍より。

・機会の平等が達成されていないことは、社会としての損失である。一等であるべき者が一等とならず、二等の者が一等となれば、社会全体としてレベルダウンするのは当然の成り行きである。

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)/阿部 彩
新アクセス鉄道:建設費に20億円--第2次補正予算案

国土交通省は、成田空港と都心を30分台で結ぶ新アクセス鉄道(印旛日本医大-成田空港間19・1キロ)の建設費20億円を08年度第2次補正予算案に盛り込む方針を決めた。現行の移動手段にはJRの「成田エクスプレス」や京成電鉄の「スカイライナー」などがあり、所要時間は50~70分程度。新アクセス鉄道開通後は「スカイライナー」が日暮里-空港第2ビル間を36分で結ぶ。(毎日新聞 2008年11月20日 東京朝刊)

殆ど途中停車駅のない特急で、少なくとも15分は時間が縮まるというのは何事かと思い、GoogleMapで検証してみることにした。なお、地図の左端に日暮里がある。

新スカイライナー

オレンジ :従来のルート
ネイビー :新アクセス開通後のルート(点線が今回の建設対象)

点線区間はイメージだが、それ以外は線路をなぞっているので間違いない。成田空港に行くたびにこんなロスをしているとは知らなかった。ちなみに成田エクスプレスは更に南をえぐるようなルートになる。

これは期待してよさそうだ。今までなんでやってなかったんだと率直に疑問に思う。後は、なんとか都心部の鉄道に乗り入れて、渋谷あたりから一本で、かつ1000円ちょっとですっと行けるようにして欲しい。
巨人の清水隆行が金銭トレードで西武に移籍することになった。出番が激減している現状に鑑みると、彼のためにもよいトレードだと思う。しかし、長年巨人を支えた逸材の退団は言いようがなく寂しいものだ。

松井、高橋という派手な選手とともに外野の一角を占めたからか、実力以上に地味な評価を受けていた。しかし、野球あるいは巨人を愛する者の目には、彼の存在感は明らかだった。見ればいつも俊足巧打を鳴らしていた。2002年は彼にとって最高の年だったが、その年にチームが圧倒的優勝をしたことはチームにおける彼の意味の大きさの証しである。

謙虚な姿勢も僕好みだった。朴訥な語り口にスポットライトは当たらなかったが、一言一句にファンの心を引き寄せる力があった。風貌やパフォーマンスにスター性はなかったが、野球選手として間違いなくスターだった。

あの打棒を今一度見せてくれるのであれば、ユニフォームの色の違いは気にならない。そして、常に批判の的だった守備は、パ・リーグであれば指名打者として回避できる。かつての輝きが再び彼に宿ることを願って止まない。