主作用をどれだけ受ければ害が出るのか? それは個人差が非常に大きいです。 近年は科学的な思考が行われることが多いために、一日目安量○○mgとか、一回○錠とか、○○運動は○回○セットなどと細かくマニュアル化していることが多いですが、こんなの真に受けていては本来の効果を得ることはできません。 薬にしても運動にしても食事にしても生き物は計算だけでは理解できないのです。 生きている人間の個人差のある体にどれだけ作用させれば最大に有効なのか?を見極めて行うことが必要です。
主作用より先に副作用が出る人もいれば、いつまでたっても効果がない人もいる。かと思うと少しの刺激で効きがすごく良い人もいる。 これはその人の感受性や体質、体調など様々な要素で変化しますので、貴方に最大効果を出す刺激量を厳密に知ることはできないのです。
ではなぜ、多くの商品にマニュアルが有るのでしょうか? これは効果を出すことよりも害が出ないことを優先しているからです。 以前の記事で書いたように効果のあるものは必ず副作用があり、副作用が出なくても効果そのものが体に害を及ぼすこともあります。 効果が出ないのは商品の責任を追求することは難しいですが、明らかな害がでれば因果関係が簡単に判明し責任を追求されます。 つまり、マニュアルにある数字は多少の余裕を持って平均的なものより少なく記載されていることが殆どです。