「いらっしゃいませ！」
『暮らし幸せ、コンサルタント』
やましたひでこ公認断捨離トレーナー
&
薬剤師
木村 のりこです。
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調剤薬局に勤務して
もう少しで20年ほど
経ちますが
当たり前だと思っていたことが
当たり前では、無くなっています。
それは、卸さんに発注したお薬が
薬局に入って来ないのです。
（画像はお借りしました）
そんな状況が、
続いているのです。
未だかつて
経験したことがありません。
かつては、卸さんに発注するば
必ず入って来ましたから。
毎日のように届く、
卸さんからの「欠品のお知らせ」のFAX
原因は、2020年の
ジェネリック薬品を作っている会社の
不祥事がきっかけだと思うのですが、
コロナ禍で、
特定の薬の需要が増大したことも
原因だと思われます。
ここ一週間の間に届いた
「欠品のお知らせ」
平均しますと
1枚のFAX用紙に
2品目〜3品目の薬品名が書かれています。
さまざまな原因が連鎖して
更に悪化していくような、、、
そして、
漢方薬は、特に品薄状態です。
原材料不足が原因らしいです。
（原材料は、主に中国です）
漢方薬の処方箋を持って来られた患者さんが
「ここの薬局で、3軒目です」と
おっしゃる。
どうやら、先に行かれた2軒の薬局では
「薬が無いし、入って来ない」と
断られた様です。
患者さんに、漢方薬を投薬する際に、
「今回は、お渡し出来ますが
供給が不安定なため次回は
お渡し出来ないかもしれません」と
お伝えしました。
患者さんに、こんなことを
お伝えすることも初めての経験です。
（薬局なのに、、、
）
当たり前だと思っていたコトが
「あっ」という間に
当たり前では無くなる。
（半導体の不足も）
今、私たちは、
それだけ変化が激しい
世の中に暮らしているのですね。
薬の不足は。
患者さんの「健康」
しいては、「命」に
関わって来ます。
薬品メーカーを変えたり、
ジェネリック薬品から先発品に変えたり
（値段が高くなりますが）
卸さんを変えて発注し直したり
他の店舗から分けて貰ったりと
薬局側も、未だかつてない
努力をしています。
原因を追求していても、
問題は解決しませんね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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