老親の様子見で帰郷 | ☆ Pingtung Archives ☆

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60代おばちゃんの徒然です。映画やドラマ、本、受験(過去)、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。ブログのきっかけは戦前の台湾生まれ(湾生)の母の故郷、台湾・屏東(Pingtung)訪問記です。♬マークは音楽付き。

老母の様子見で帰郷しておりました。

 

このたびの用事は

 

1)母には内緒で主治医と会い、今後の方向性を共有すること

2)納骨堂問題の解決

3)高齢者施設の調査

4)監視カメラ設置(Wi-Fiも)とそれに伴う電気容量変更工事

 

・・・等、パッとしない話題です。

ご興味なければスルーしてくださいませ。笑

 

1)は、人前で「私はボケてない、しっかりしてます」オーラを発揮しすぎる母の実態を、前もって手紙にしたためた上での面談だったせいか、すんなりと「危ない」ことに同意を得まして、どこかのタイミングで「ひとり暮らしはもうきついんじゃない?」と施設入居の背中を押してもらえることになりました。

ま、その時になって何が起こるか未知の世界ですが。

 

2)は、「死んだら錦江湾に散骨して」と宣言していた母がこのごろ「やっぱり納骨堂に入れて」と宗旨替えしたために発生したプロジェクト。

宗旨替えの理由は、最近出現した、お骨と位牌を引き受けて、50年間永代供養してくれるお寺の新聞折り込み広告。

位牌まで引き受けてくれるなら、散骨よりも孫子の代に負担をかけない、というのが母の言い分。

そこを見てきてほしい、と母に言われ、見に行きました。

結論は、「私なら初めから錦江湾だな」という感じ。

「墓じまい」は全国的な潮流で、50年永代供養後に自動的に合葬墓に移行する手間いらずのお墓は注目を集めています。

見学に行ったところは

 

50年間永代供養の後、合葬に移行

お骨と位牌 両方の受け入れ

 

と、かゆいところに手が届くサービスを提供してくれますが、なんというか、ビルの一室感が否めないのですよ。

建物も突貫工事の軽量鉄骨みたいな感じで。

お寺が運営していて、(宗派関係なく)お経もあげてくれるそうなんですけどね・・・

そういう感じを伝えたうえで母と話しました。

 

お父さんの入ってるお寺じゃダメなの?

 

だからあそこはそろそろいっぱいになるから私が入る場所はないの

 

でも近頃は骨壺を小さくするとかいろいろあるでしょ

 

そんなこと私からは言えない

 

・・・ま、52年も前に他界してそこに入っている父と自分の間には納骨堂に入る資格に差があると感じるのも無理ないとも言えます。

それにしても、自分の死後のことをこんなに心配するものでしょうか・・・

 

そこで、意を決して父の入っているお寺で相談してみました。

お寺の方いわく、納骨堂に空きがないのでみなさん同じ問題を抱えておられます。

でも、古いお骨を合葬にしたり、骨壷を小さくしてみなさん使われてますよ~

なんなら納骨堂あけてごらんになりますか? と特別にあけて見せてくださいました。(50年ぶりに父の骨壷も見ました!)

実は奥行きがあり、まだまだ行ける。それに(他の仏様は別として)父と母の骨壷を小さく(してひとつ分に)すれば問題ないように見える。

その時が来たら、その時のオーナーさん(叔母またはいとこ)にご相談されれば、と。

 

母にそう話すとようやく不安が収まりました。

 

やれやれ・・・

お寺に行った帰り、天文館むじゃきでベビーサイズの白熊にありつきました。

3)は、同郷の友人の情報で見学した施設がニ軒。あとは主治医が運営している施設の見学。(待機のための)申込書ももらってきました。

過去にもこのステップを踏みましたが、3回ほど母に拒否され、待機リストから外されました。

 

4)は、やった価値ありました。

たった3500円(←タイムセール)ぐらいの中国製の監視カメラですが、ものすごくよく見えます。

SDカードを入れておけば日時指定で過去にも遡れます。

ただ、マニュアルがものすごく変な日本語で、理解するには行間を読む覚悟がいります。

それを乗り越えればバッチリ。

Wi-Fiはコンセントに差すだけでWi-Fiが使えるアレです。

カメラとWi-Fiの消費電力は小さいけれど、もともと頻繁にブレーカーが落ちる環境だったので九州電力に来てもらって容量変更・・・と思いきや、別途工事会社に頼む羽目になりフライトを一日変更して工事を完了しました。

 

あー、疲れた。

 

冴えない用事に追われる中、一日だけ足をのばしてひなびた温泉につかりました。

日置市の東市来 という町にある ゆわく温泉

クルマを降りたらすぐに硫黄臭が鼻につき、これは期待できる と中に入ると

入湯料に衝撃を受けます。120円!

これはチャリティ? 町おこしか何かで補助でも出てるのか?

じゃなければ、日本の末端はまだまだデフレだわ・・・

 

小さな湯場には近所のおばちゃんが数人。

 

刺すような硫黄泉。

いいお湯ですね~と声をかけると

 

でしょう。私たちは毎日来るの。もう40年。

 

・・・恵まれてますね。

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帰途、羽田への夜便にはビジネスマンがいっぱい。

なんだか顔つきにバブル期のようなギラギラ感も感じられ・・・

景気よさそう・・・と思いつつ、一方で東市来の温泉120円がアタマに浮かぶのでした。

 

 

 

 

 

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