いつも綴っている「台湾」とはガラッと変わった話題です。
このたび、古い昭和の数寄屋造りの住宅を再生する運びとなり、安全祈祷を執り行いました。
新築時の着工が昭和26年(1951年)で竣工は29年頃、増改築昭和51年(1976年)の住宅は、設計 加倉井昭夫、施工は水澤工務店。
数寄屋造りのエレガントな住宅には、そこここに和風建築の粋が施され、上をみてまだまだ元気だったころの日本の息遣いが感じられます。
例えばこの廊下。
ヒノキの無垢板ですが、まず廊下の大きさににあった長さ(長尺というそうです)の、節のない板であること。
数十年を経て何とも言えないツヤを纏った廊下ですが、耐震補強のためいったん剥がされることに。
何とか再利用されることを祈るのみです。
今後、工事の進捗と共に更新していきます。