昭和の数寄屋住宅再生  ①安全祈祷 | ☆ Pingtung Archives ☆

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もとは(湾生の母にまつわる)戦前の台湾・屏東(Pingtung)や引揚げ、さらに2016年の屏東訪問の記録。今は思い付きの日記で、映画やドラマ、本、受験、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。♬マークは音楽付き。

いつも綴っている「台湾」とはガラッと変わった話題です。

このたび、古い昭和の数寄屋造りの住宅を再生する運びとなり、安全祈祷を執り行いました。

新築時の着工が昭和26年(1951年)で竣工は29年頃、増改築昭和51年(1976年)の住宅は、設計 加倉井昭夫、施工は水澤工務店。

 

 

 

 

 

数寄屋造りのエレガントな住宅には、そこここに和風建築の粋が施され、上をみてまだまだ元気だったころの日本の息遣いが感じられます。

例えばこの廊下。

ヒノキの無垢板ですが、まず廊下の大きさににあった長さ(長尺というそうです)の、節のない板であること。

数十年を経て何とも言えないツヤを纏った廊下ですが、耐震補強のためいったん剥がされることに。

何とか再利用されることを祈るのみです。

 

今後、工事の進捗と共に更新していきます。