住野よるさんの「青くて痛くて脆い」を読みました
住野よるさんは、「君の膵臓をたべたい」に続く2冊目です
「青くて痛くて脆い」
なんとも酸っぱいタイトルに惹かれて読んでみました
映画化された作品
主人公は、大学に入ったばかりの男の子田端楓
不用意に人と近づきすぎないことを信条にしていた彼は秋好寿乃に出会う
空気が読めず周りから浮いていた彼女はなぜか楓と行動をともにするようになり
二人は理想に近づくことを目的とした秘密結社「モアイ」を結成する
そして3年後
「モアイ」は大学内で大きな勢力をもつ団体に変わり果てている。。。
理想を追い求めた秋好はいない
なぜこんなことに。。。
最後はちょっと歯切れが悪いように思ったが
想像力をくすぐるエンディングって意味では評価
なつかしい大学生活を思い出す
何だったのか?何がしたかったのか?思い出せない大学生活をしのぶ
甘くて青くて酸っぱくて棘のある大学生時代のお話
「青くて痛くて脆い」まさにそのタイトル通りのお話でした