早さ咲きの桜を見に雲仙市の鍋島邸(緋寒桜)と西海市の西海橋(河津桜)に行きました。
緋寒桜は早咲きで、濃い赤色の花がベルの様に下向きに咲き、満開でも半開きなのが特徴です。
雲仙市の神代小路(こうじろくうじ)歴史文化公園のあちこちに緋寒桜が咲き、国指定重要文化財の鍋島邸の中にも老木があります。
神代小路は佐賀藩の鍋島家の武家屋敷跡で、立派な石と漆喰の壁、川を引き込んで家々を巡回する水路などが残っています。
次の西海橋の河津桜は、ほぼ平らに花が開いて色は薄ピンクで、色むらがあるようです。ちなみに河津桜は緋寒桜とオオシマザクラの自然交配種とのことです。
こちらは18年前にした完成した新西海橋で、この近くには河津桜が植えられており、毎年、多くのメジロとそのファンが訪れます。
短いけど桜のアーケードもあります。
遠くには九州のマッターホルンの虚空蔵山が見え、手前には静かの海の大村湾が広がっています。この大村湾の出入り口が針尾瀬戸で、そこに新旧2つの西海橋が架かっています。
行ったのは2月半ばでしたが、桜はほぼ満開でメジロも多く飛び交っていました。今日は大谷さんがホームランを打ちましたが、以下はメジロのイッツ ショータイム!!です。
少しよそよそしいけど、2羽で寄り添うものあり。
距離を置いてお互いを尊重しながら遠くを眺めるものあり。
顔を花に突っ込んで夢中に蜜を吸うものあり。
「おっととっと」逆上がりをするものあり。
弾丸のように飛び去るものあり。動作や表情が様々で見飽きる事がありませんが、西海橋から回縁隊本部までは車で1時間以上かかるので、このメジロ君のように飛んで帰りました。
行き帰りは大村湾沿いを走るのですが、大村湾には小さな島々が浮かんでおり、その中のハウステンボス所有の無人島「田島」には白い船が着岸していました。
道沿いには「ナマコあります」の看板が多く立っており、大村湾のナマコは有名ですので、思い切って買って帰りました。昔から切ったものを食べていたので、丸のまま一匹見るのは初めてでした。空気が半分抜けたラグビーボールの様な形をしているのですね。少し気持ち悪かったけど、細く切ってダイダイをかけて食べると懐かしい味がしました。