すごく綺麗な紫陽花園が大村湾最奥部の沿岸にあり、初めて行ってビックリしました。
国道207号線から県道37号線に入り、日大高校の横を通り大村湾に沿って進むと大村市溝陸町に入り、すぐに右手の高台に見えてきます。
車を道端に止め、少し登って行くと持ち主の方の家があり、そこで挨拶すると親切に説明して下さいました。
見上げた途端、その光景に圧倒されました。まさに「なんじゃこりゃ」でした。
花、花、花で所狭しと埋め尽くされており、これを家族だけででお手入れされているのにも驚きました。
登った所で、下を見下ろすと花の向こうに大村湾と諫早市多良見町が見え、素晴らしい眺望を楽しむ事ができました。
日本の紫陽花をヨーロッパに紹介したシーボルトは江戸参府の時に大村湾を眺めながら長崎街道を進み、「我々は大村湾を見渡すすばらしい眺望を楽しみ・・」と書いています。
帰り際に、シーボルトが愛したお滝さん(オタクサ)をイメージして帽子の女性の写真を撮らせて貰いましたが、紫陽花(オタクサ)園に何か合っている気がします。
今年の紫陽花のブログは興福寺、シーボルト宅跡、眼鏡橋周辺で終わるつもりでしたが、シーボルトも感激した大村湾、その最奥部にある美し過ぎる紫陽花園を挙げない訳にはいきません。
これが5年前に始めた私のブログの200回目に当たりますが、こんな素晴らしい場所を皆さんに紹介できて大変光栄です。ご縁が回っての回縁隊ですから、今後ともよろしくお付き合い下さいゼヨ。