「レッキング・クルーのいい仕事」 ケント・ハートマン著
ビーチボーイズって知ってますよね。 サイモンとガーファンクルやカーペンターズも知ってますよね。ではこれらのグループのレコードに共通するものは何か?
実は、これらのレコードの「伴奏」は全部同じ人たちが演奏していたのです!
というすごい話についての本です。
なぜか Wrecking Crew (難破船乗組員?)という変な名前で呼ばれるようになる60-70年代にロサンジェルスでスタジオミュージシャンとして活躍した時給で働く音楽職人たちについての実話です。著者は膨大な数のミュージシャンへのインタビューをしてこの本を書いたそうです。
ビーチボーイズもザ・バーズも、コンサートで本人たちが演奏している間にレッキング・クルーたちが伴奏のセッションをシコシコとスタジオで録音していたのです。歌だけは本人たちが歌ってるのですが。
ビートルズに対抗してアメリカ音楽界が作り上げたモンキーズも当然本人たちは歌以外はレコードでは録音させてもらえずレッキング・クルーが全部演奏していて、さすがに怒るメンバーもいたそうです。
その他にも 5Th Dimension とか ソニーアンドシェールとか キャプテンアンドテニールとかもこのレッキングクルーが演奏していたのです。
よく音楽の解説記事なんかに「ロサンジェルスのスタジオミュージシャン」という言葉がでてくと思うのですが、こういうことだったんですね。どんな音楽でもスタイルでも楽譜わたせばきっちり間違いなく素晴らし演奏をする人たち。3時間きっかりで仕事はおわりの時給制。(とても高かったようです。)
そうやって何万曲もの60-70年代のアメリカポピュラー音楽をひたすらスタジオで伴奏していたのです。凄すぎる!
ちょうと Sony Music Unlimitedという洋楽に強い何十万曲も聞き放題のサービスに入っているので、この本の巻末の Play listに入っている曲を実際に50曲ぐらい順番にきいてみました。
確かにベース、ドラム、ギターに注目して聞いてみると、確かに同じ「音」のような気もします。
このレッキング・クルーから、スターになった人もいてグレン・キャンベルはカントリー・シンガーとして有名になりましたが、元はこのグループの職人ギタリストだったのです。
この本はそのレッキング・クルーの主要メンバーひとりづつの音楽との出会いかや、著名グループとの録音セッションの様子とか、個性的プロデューサー達の話とか満載で、分厚いけどあっという間に読んでしまいました。
70年代のアメリカポピュラー音楽を中学高校時代によく聞いていたような私の世代の音楽ファンには強くお勧めします。ちなみに私はこの本のことを日経新聞の書評欄で知りました。日経侮りがたし!
「レッキング・クルーのいい仕事」 ケント・ハートマン著 (日経新聞書評欄)
この本の巻末の Playlistはここにもかいてありました。
http://d.hatena.ne.jp/ima-inat/20121130/1354215141
実は、これらのレコードの「伴奏」は全部同じ人たちが演奏していたのです!
というすごい話についての本です。
なぜか Wrecking Crew (難破船乗組員?)という変な名前で呼ばれるようになる60-70年代にロサンジェルスでスタジオミュージシャンとして活躍した時給で働く音楽職人たちについての実話です。著者は膨大な数のミュージシャンへのインタビューをしてこの本を書いたそうです。
ビーチボーイズもザ・バーズも、コンサートで本人たちが演奏している間にレッキング・クルーたちが伴奏のセッションをシコシコとスタジオで録音していたのです。歌だけは本人たちが歌ってるのですが。
ビートルズに対抗してアメリカ音楽界が作り上げたモンキーズも当然本人たちは歌以外はレコードでは録音させてもらえずレッキング・クルーが全部演奏していて、さすがに怒るメンバーもいたそうです。
その他にも 5Th Dimension とか ソニーアンドシェールとか キャプテンアンドテニールとかもこのレッキングクルーが演奏していたのです。
よく音楽の解説記事なんかに「ロサンジェルスのスタジオミュージシャン」という言葉がでてくと思うのですが、こういうことだったんですね。どんな音楽でもスタイルでも楽譜わたせばきっちり間違いなく素晴らし演奏をする人たち。3時間きっかりで仕事はおわりの時給制。(とても高かったようです。)
そうやって何万曲もの60-70年代のアメリカポピュラー音楽をひたすらスタジオで伴奏していたのです。凄すぎる!
ちょうと Sony Music Unlimitedという洋楽に強い何十万曲も聞き放題のサービスに入っているので、この本の巻末の Play listに入っている曲を実際に50曲ぐらい順番にきいてみました。
確かにベース、ドラム、ギターに注目して聞いてみると、確かに同じ「音」のような気もします。
このレッキング・クルーから、スターになった人もいてグレン・キャンベルはカントリー・シンガーとして有名になりましたが、元はこのグループの職人ギタリストだったのです。
この本はそのレッキング・クルーの主要メンバーひとりづつの音楽との出会いかや、著名グループとの録音セッションの様子とか、個性的プロデューサー達の話とか満載で、分厚いけどあっという間に読んでしまいました。
70年代のアメリカポピュラー音楽を中学高校時代によく聞いていたような私の世代の音楽ファンには強くお勧めします。ちなみに私はこの本のことを日経新聞の書評欄で知りました。日経侮りがたし!
「レッキング・クルーのいい仕事」 ケント・ハートマン著 (日経新聞書評欄)
この本の巻末の Playlistはここにもかいてありました。
http://d.hatena.ne.jp/ima-inat/20121130/1354215141
ハンドメイドバイシクル展と雪だるま
昨日は北の丸公園の科学技術館で 1/19, 1/20に開催中の「ハンドメイドバイシクル展」を見に行きました。このイベントは国内のハンドメイド自転車ビルダーの展示会です。毎年やっているようで、私は今年で3回目です。
今のスポーツ車はカーボンかアルミが主体で、小さな工房では金型を起こして加工することができないので、台湾の大規模工場で大体フレームは作られています。 ハンドメイド車は、クロームモリブデン鋼(いわゆるクロモリ)やチタン合金のパイプを溶接して作るという昔からある手法で作られていて、レトロ感あふれるもので、ファンも多いようです。
私も去年、主力のロードバイクはカーボン車にしたのですが、今までのっていたクロモリ車はちょっと昔風のパーツにして街乗り用に使ってます。
さて、展示されていたモノをちょっと紹介しましょう。
まずは Silk 。
このチタン製ハブは前後セットで68万円! (私がもっている自転車3台 合計より高い!)
時速90キロで走っても大丈夫なようにテストした、と説明されてました。(実際にテストしたら他のパーツが持たなかったそうです。)
2013ハンドメイドバイシクル展~自転車で健康になろう~
出展メーカーなどは上記のリンクでご覧ください。
TOEIのランドナー欲しいなあ。
このイベントを見に来る人はやはりそれなりにこだわった方が多そうでした。中高年多し。
会場前に駐輪されていた自転車もあまり見ないものがありました。
かなり年季の入ってそうな Silkのロードバイク。
歩道で開催中の雪だるまコンテスト
今のスポーツ車はカーボンかアルミが主体で、小さな工房では金型を起こして加工することができないので、台湾の大規模工場で大体フレームは作られています。 ハンドメイド車は、クロームモリブデン鋼(いわゆるクロモリ)やチタン合金のパイプを溶接して作るという昔からある手法で作られていて、レトロ感あふれるもので、ファンも多いようです。
私も去年、主力のロードバイクはカーボン車にしたのですが、今までのっていたクロモリ車はちょっと昔風のパーツにして街乗り用に使ってます。
さて、展示されていたモノをちょっと紹介しましょう。
まずは Silk 。

美しいオリジナルパーツ! クランク、ハブ、ステム。 ケースまで美しい。

前輪は外して、ボトルケージのところにあるもう一つのハンガーに固定します。ボトルケージ側にある車軸は本来のフォーク側の車軸と入れ替えてフロント側のハンガーを保護します。このアイディアはいいですね。輪行するときに前後輪ともにフレームに固定したまま折りたためます。
この試作車は変速機がつていないのですが、フロントの変速機はシートチューブに平行の細いパイプに固定して、分解したときにリア側に残るようになるそうです。問題は変速機とブレーキのワイヤで、これは簡単に緩むようになっていてワイヤはつないだまま折りたたむようです。
分解して電車に乗せる「輪行」という日本にしかないニーズをなんとか工夫しようという創意工夫にあふれています。 こういう説明を製作者から直接聞けるのが楽しいです。
次は TOEI.. ここも旅行用自転車(ランドナー)で有名です。

これはブルべ用のランドナーだそうです。どの辺がブルべ用なのか?

このデカいフロントライトが2個ついているところかな。これで、深夜の峠道も大丈夫。
次は Sano Magic

200万円だそうです。 マホガニーのボートに乗せていって乗るとカッコいいですねえ。
パーツメーカーも数社出てました。そのうちから GOKISO.
このチタン製ハブは前後セットで68万円! (私がもっている自転車3台 合計より高い!)
時速90キロで走っても大丈夫なようにテストした、と説明されてました。(実際にテストしたら他のパーツが持たなかったそうです。)
2013ハンドメイドバイシクル展~自転車で健康になろう~
出展メーカーなどは上記のリンクでご覧ください。
TOEIのランドナー欲しいなあ。
このイベントを見に来る人はやはりそれなりにこだわった方が多そうでした。中高年多し。
会場前に駐輪されていた自転車もあまり見ないものがありました。
かなり年季の入ってそうな Silkのロードバイク。

Panasonicのチタン ミニベロ ロードバイク。
帰りに神田、秋葉原に寄ったのですが、「神田雪だるまフェア」というのをやってました。
歩道で開催中の雪だるまコンテスト

たまたま大雪でまだ路上に雪が残ってましたが、この雪だるま用の雪は万座温泉からもってきたようでした。
本日の走行距離 ポタポタと32キロ。
風邪や雪で2週間ぐらいほとんど自転車に乗ってなかったので、力入らなかったです。春に向けてちょっと乗り始めないと...
「ベヒモス」 スコット ウエスターフェルド
- ベヒモス ―クラーケンと潜水艦― (新ハヤカワ・SF・シリーズ)/早川書房

- ¥1,680
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12月からだらだら読んでいたスチームパンクのシリーズ 2巻目。 一巻目の「リヴァイアサン」で登場した空飛ぶクジラみたいなイギリスの空中生物戦艦「リヴァイアサン」は主人公たちを乗せてイスタンブールへ。そこでまた、ドイツ軍の蒸気駆動兵器と戦うという第一次大戦をディーゼル対バイオ(「クランカー」対「ダーウィニスト」)の戦いに書き換えてしまった物語です。
主人公は引き続きオーストリア公子であることを隠して逃げる少年と、男の子のふりをしている士官候補生の若者二人です。この巻では、これにトルコ革命勢力の少女の3人の関係になります。
もう、すぐアニメの脚本にできそうなお話です。
最後はイスタンブールに設置されたドイツの秘密兵器を巡ってゴーレム型ロボット、象型ロボット、戦うオリエント急行が入り混じって大乱戦に。
作者が指示して書かせた挿絵が50枚以上入ってます。
第三巻「ゴリアテ」ではなんと日本に「リヴァイアサン」は飛んでいくようです。読まなくては。
なんか久しぶりにこんなやりたい放題のSF読みました。







