【休日版】松井が日馬富士-貴乃岩問題を見たらこうなる【休日版】 | 小さい会社にしかできない労務管理のことを話そう

小さい会社にしかできない労務管理のことを話そう

労働エッセイストの松井一恵です。小さい会社には小さい会社にしかできない労務管理の方法があります。
丸17年社会保険労務士として生きてきて、みんなに知ってほしいこと、未来に残したいことを書き残そうと思います。

日馬富士-貴乃岩問題、連日騒がれておりますが、

「どついた」「どつかれた」

「悪口言われた」「悪口言ってない」

私たちの現場でもよくあります。

さて、松井の現場勘でいうと、

日馬富士 1984年生まれ

貴乃岩 1990年生まれ

・・・なるほどなぁ、と納得するのです。

 

たとえば、会社で言うと上司が部下に仕事の説明をしてたとしましょうか。

上司:「ここの予算の立て方を説明しておくと・・・って、お前何ケータイ触ってんねん!!」

部下:「あ、いえ、大事な話だからメモしておこうと思いまして」

上司は、メモを取るといえば紙に書く、

部下は、大事なメモだからこそスマホに入れておこう、

要するに「記録をとる方法」についての認識がずれているのです。

良い悪いの話ではなく、単純にズレてるだけなんですけど、

こういうところに摩擦がおきて、MAXに達すると、

上司がカラオケのリモコンでボコっとやっちゃうみたいな事件が起きるのですよ。

「ズレてる」って分かるだけで、お互い楽になるのにね。

 

この「ズレ」は、何のズレ?

「昭和生まれ」と「平成生まれ」のズレですぜ。

会社の現場で見ていると、もうこれは確信に近いです。

日馬富士 昭和59年生まれ

貴乃岩  平成2年生まれ

・・・なるほどね、と思っちゃうのですよ。

 

「なんかこいつ違うわーー」と思ったら、生年月日を確認して、

「あ、ズレてるだけだな」っと気づいてください。

「それってどういう意味なの?」「そんなことしてるのって何か理由があるの?」

って、率直に聞いてみると、腹立つことも少なくなりますよ。

 

 

日馬-貴問題の悲劇は、間にややこしいのがいろいろ入りすぎて、

「それってなんなの?」って、直接話せない状況になっちゃってることだよね。

最大の危機回避方法よね、直接のコミュニケーションて。