オアシスさがし -15ページ目

初の輪行&小田原~下田  -後編-

書くのが遅いので、本来なら一回で終わりの内容が、大袈裟にも3部作になってしまいましたが、今度こそ正真正銘の完結編ですw



0514-16

今回の走行もいよいよ大詰め。河津へ到着  13:15


この看板?の脇にいい感じの東屋があったのでそこで少し長めの休憩をします。

しばらく休んでいると、トコトコと猫がやってきました。縄張りを見回っているのか、それともエサでも貰えると思って寄ってきたのか分りませんが、周りにいる他の人には目もくれず、こちらに真っ直ぐ向かってきて、少しの間様子を伺っていたかと思ったら、ペタンと座り込んでくつろぎ始めてしまいました。ホントはこの場所は彼(彼女?)の指定席だったのかもしれませんね。

そろそろ出発しようと準備をして立ち上がったとき、一瞬ビクッと起き上がりましたが、それでも近くを離れようとせず、何故か少しついて来て見送りをしてくれました。猫君、エサも何もあげなくてすまん。今度逢ったら何かあげよう。



0514-170514-17-02

0514-18 下田市に入りました
0514-19 0514-21

尾ヶ崎ウイング到着  14:12

ここからの眺めはとても良いです。天気が良ければ海の色もエメラルドグリーンというか、紺碧というかとにかく美しく、白い砂浜と周りの木々のグリーンと相まって最高の景色になります。今回は眺めは今ひとつでしたね。

  


0514-22
白浜です  14:27       まだこの時期の平日ですから、殆ど人はいません。


夏になると浜は無駄に元気な若者達で溢れかえり、道には車が溢れ、ハヤリの曲が大音量で流れ、サンオイルの匂いがたちこめますが、今はまだ静かです。

ここに来ると自分が無駄に元気な若者だった頃を思い出します。あの頃の自分が今の自分を見たら、どう思うのでしょう?やっぱり「チャリンコでこんなとこまで来て、馬鹿じゃねぇ?」とかいうのかな?

 
0514-23

黒船っすね  14:42 

0514-24

そしてついに下田駅到着!  14:48


途中でイヤになって電車に飛び乗っちゃうのも、それはそれでいいかと思っていた割りに、結構楽しく走りきることが出来ました。あっ、一回押して歩いたんでした " "(/*^^*)/ハズカシ

0514-25

下田からは伊豆急で熱海まで行き、そこから新幹線で小田原へ、さらに小田急線で成城学園前まで帰るつもりだったのですが、自転車を輪行袋にしまって、時刻表を見てみたら16:02発の「スーパービュー踊り子」池袋行きがあるじゃないですか!そばにいた駅員さんに「これって新宿止まりますか?」って尋ねてみたら、「はい止まります」との事。

これはラッキー!2度の乗換えをしないで、座ったまま新宿まで帰れる列車です。

0514-27

確かに便利で楽なのですが、値段は予定のルートの倍以上!結構贅沢な旅になってしまいましたね。

0514-26

出発まではずいぶんと時間が余ってしまったので、駅前の足湯に入っていく事にしました。道中いくつもの温泉街を通り抜けてきて、何度か「ここで風呂でも入っていこうかな」なんて思っていたのに我慢していたので、せめてもの自分へのご褒美です。

ただ・・・ この足湯、ちょっと勇気が必要かもしれません。思いっきりロータリーに面していて何の囲いも無いので、一人で、しかもジャージ姿だと、きっと「ちょっと変な人」に映っていたに違いありませんw それでも気持ちよかったです。


0514-28

足湯に浸かっていたので、すねから下だけ茹でだこのように赤くなった足で列車に乗り込みます。

切符を買う時お姉さんに「どの車両でも良いから、一番後ろの席をお願いします」と言っていたので、ピナレロも特等席に収まりました。


0514-29

列車の旅にはやっぱり駅弁です。味は・・・腹が減っていたので・・・でした

0514-30
出発の時ここで写真を撮ったよなぁ


懸命にペダルを回して、汗だくになって下田まで行った苦労はなんだったのかと思ってしまうくらいに、私とピナレロを乗せた列車はあっけなく、そして実に快適に小田原を通過。


そして下田を出て約3時間で新宿に到着。

スーパービュー踊り子で帰ることにして、唯一不安だったのが、「この時間の新宿に、果たして自転車を組み立てるスペースを確保する事は出来るのか?」という問題は、サザンテラス口に出てみたら、ちょっと人の流れから外れたスペースを発見して解決!ただ、組立て途中でこれから飲み会らしき学生の大集団がゾロゾロ集まってきてしまい、焦ってしまいました。


組み立て終わった自転車で逃げるように新宿を後にして、8時少し前に自宅に到着しました。

「あ~楽しかった(*´∇`*)」

今回は天気が終始くもりで、景色はイマイチでしたが、その分強い日差しに痛めつけられる事も無く、何とか無事に下田まで走ることが出来ました。また少し間を空けて、再びこのコースを走ってみたいと思います。そしてその時は、あの最強の敵を今度こそ倒したいと思います。 なんてね


本日の走行

  距離  : 111.31km
アベレージ : 23.6km/h
 最高速度 : 57.2km/h
  時間  : 4時間42分

 累計走行 : 409.4km





初の輪行&小田原~下田  -急遽中編-

トンネル内の登りで足を着いてしまい、すっかりヘコんだ訳ですが、へコんでいようが、いまいが腹は減ってくる訳でして、そろそろお昼という事で気分を変えて、食事にします。

伊豆といえば魚かなぁと思いながらも、刺身とか焼き魚とかは食べる気にはならず、何か無いかなと考えていたら、以前、知人と一緒にこの辺りを通ったときに、「ここのソバ屋うまいよ」と聞いていたのを思い出し、そのソバ屋に行く事にしました。とは言ったものの、店の名前も正確な場所も覚えていないので、「ここら辺かな~」というところにあったお店に入ってみました。

0514-11
注文したのは「とろろそば」。基本的に初めてのお店では「もりそば」か「天ざる」を頼むのですが、今日はいきなり好物のひとつ、とろろでいって見ましょう。すっかり写真を撮るのを忘れて、即座に完食!味はいかにも二八そばって感じのコシの強めのそばと、好みよりいくらか甘めのつゆで、全体の印象はまずまずといったところでした。値段と味のバランスも至って普通ですね。食べ終わってからサービスで揚げたそばに塩をふったスナックを出していただきました。食事の前にこれとビールが飲めたら最高だなと思いました。

そばを食べたらなんだか気持ちも再びウキウキ状態に戻りました。自分がやっぱり食いしん坊で単細胞なのだと思い知りましたねw
0514-12
すっかり機嫌も直って北川。   12;37

0514-13

 

この花畑からアメリカが見えるそうですが、こういうのってちょっと微妙。

せめてもう少し綺麗にしてあれば・・・





0514-14




ここから見えたのは、ぼんやりと霞んだ大島でした。








0514-15
稲取で自分撮り(小っちゃ (^^;; )  13:09


この辺りまで来ると、だんだん南国の雰囲気がしてきて嬉しいです。この2,3年こっち方面に来ていなかったので、余計に旅気分が盛り上がります。それにしても伊豆はやっぱり良いところです。無数に温泉があり、海の幸も、山の幸もあり、見所も多く存在しています。東海岸については交通の便もなかなか良くて、来易いですしね。ただ自転車で来るとそれなりにハードではありますが・・・

後編に続く

初の輪行&小田原~下田  -前編-

またまたずいぶん日が経ってのアップですが、先日5月14日に初めて輪行で小田原まで行き、そこから下田まで走ってきました。


5時に起床するも、何となくモッタリと準備して、結局家を出たのは6時半過ぎ。「6時半に電車に乗れば8時頃小田原に着くなぁ」なんて思っていたのに、家を出るのがこの時間じゃどうしようもないですね。それにこの時間の下り電車の混雑を甘く見ていました。

成城学園前まで自走して、駅入り口の脇で輪行の準備をします。通勤通学で駅にどんどん人が吸い込まれていくその横で、のん気に自転車なんぞをいじっていると、少々後ろめたい気持ちになりアセりもしますが、ココは初めてなので慎重に作業を進めていきます。25分ほどかかって輪行袋に収納完了!それでも前日の予行練習が少しは役に立ったようです。

0514-01
ホームに出てみると、7時15分の急行があるようです。先輩方のブログ等を読んで、先頭か一番後ろの車両の運転席後ろ(車掌室前)のスペースを確保すると良いらしいという事が分ったので、ホームの一番前で電車を待ちます。しかしこの時点で結構人がいます。決して空いているといった状況ではなく、むしろかなり混んでます。電車がホームに滑り込んできます。「げげっ!混んでる!」これに乗るのも気が引けるってくらいの混雑。座るどころの騒ぎじゃありません。しかしここでひるんでいたらこの後の電車はさらに混んでいる事は間違いないので「すいませ~ん」とかいいながら、大きな荷物を抱えて乗り込みます。当然、ベストポジションなどキープできるわけも無く、輪行袋が人に当たらないようにするのが精一杯の状態です。一駅一駅が長く感じて気分的にかなり疲れました。それでも「本厚木」の駅に着く頃ベストポジションいた方が、「つぎで降りるからどうぞ」と言って、その場所を譲ってくださいましたので、それからはだいぶ楽になりました。しかし混んでいるのは相変わらずで、どうもこのまま小田原まで立ったまま行く事になりそうですね。思わぬところで足を使う羽目に・・・w
0514-02

この写真は小田原到着直前にようやく撮ったものです。

もっと早い時間の電車に乗るか、始発駅の新宿から乗るべきでした。 ヾ(_ _。)ハンセイ…
0514-03

小田原には8時半頃到着。自転車の組立て場所を探してしばしウロチョロ。

駅前ロータリーの端の方にいい感じのスペースを見つけてそこで組立てました。不具合が無いかしっかり確認して、出発準備が整ったのが丁度9時でした。

0514-04

駅から少し下って小田原城をバックに出発の一枚。  9:05

この日の天気は雲が出てはいるものの雨の心配は無く、強い日差しが無い分体力的には助かりそうです。


早川を過ぎるといよいよ待望の海岸道路に出ます。ここからはこの135号線をひたすら下田に向かって走ります。今回このルートを選んだのは、途中何らかの理由で走れなくなったり、イヤになったりした時に、輪行袋さえあればどこからでも電車に乗って家に帰れると思ったからです。今までこの道は車やオートバイで何度も走りましたが、まさか自分が自転車で走ることになるとは思いもしませんでした。


真鶴の有料道路で初めて自転車の通行料を払いました。今まではパワーウインドウをスーッと開けて、何となく料金を払って通過していたゲートを、今は自転車を漕いで通過します。なんだか面白い気分です。このとき料金所を裏から通過しようとしたら、「表からセンサー踏んで行ってください」と言われてしまいました。

多少のアップダウンはは有りましたが、ここではまだまだ元気なので順調に進み真鶴、湯河原を通過。ほどなく「熱海」に到着。ここで最初の休憩&トイレです。
0514-05

お宮の松のおなじみのお二人の前で記念撮影  10:14


0514-06




熱海が寂れてしまって久しいですが、綺麗になった建物もチラホラ見えます。とはいってもこの日はG.Wも終わったばかりの月曜日ですから、人の姿はまばらです。

















0514-07

網代です。  10:39

およそ一時間ごとに休憩を入れるつもりでしたが、ちょくちょく写真を撮るついでに休んじゃってます。
0514-08

南熱海台のバス停付近。  10:48


伊豆ってアップダウンがきつい所なのだということが、この辺から身にしみて分ってきました。

せっかく頑張って登っても、すぐ登った分だけ下ってしまうので、なんだか勿体ないような気がしてしまいます。

でも後になって思えば、この辺りはまだ楽でした・・・

0514-09

伊東マリンタウン  11:06

ここは以前、車で来た時に寄って、色々見て回りました。レストランや回転寿司、みやげ物から海産物まで何でもありの施設です。そういえば日帰り温泉まで有ったような気がします。

今日は一人だし、本来あまりこういう所は好みでないのでパスですね。


伊東を過ぎてから登りがきつくなってきました。

そして今回で最も辛くて、且つ怖かったのが
0514-10
このトンネルとそれに続くもう一つのトンネルでした。この手前まで結構登ってきていて、疲れてきたところに二段構えでコイツらは待ち構えています。写真では名前が隠れてしまっていますが、確か一つ目が「神浦(かんら)トンネル」だったと思います。

何が怖いって、まず狭いです。歩道らしきものが一応ありますが、自転車では少しふらつけば、車道に落ちてしまいそうな幅しかありません。かといって車道を走ってもあまり左に寄ると、歩道との段差に接触してしまいそうです。この程度ののぼりでふらついてしまいそうなスピードしか出せない自分が原因と言えばそうなのですが、とにかく今の自分にはこの登りと、トンネルの組み合わせは最強の敵と言えます。

意を決して、一つ目のトンネルへ。写真を撮るために手前で止まってしまったのがいけなかったのか、一度切れた集中力はすぐには回復しないもので、どうにも踏ん張りが利きません。どうにか一つ目をクリアしたものの、続く二つ目はさらに距離が長く、その分暗くて、怖さは倍以上です。必死にペダルを回している横を大型トラックがギリギリでかすめて行きます。「いま少しでもよろけたら、俺死ぬかも」本気でそんな事を考えました。そしてトンネルの半ばを過ぎた辺りでギブアップ!orz 足を着き、歩道へ上がりました。出口まで歩道を押して歩きました。なんだか無性に悔しかったです。それまでのどこかウキウキした気分は一気に急降下。トボトボと歩く様はきっと、ケンカに負けてべそをかきながら帰る子供のようだったでしょう。


いつかきっと仕返ししてやるっ!」と誓ったらくだなのでした。

後編に続く・・・

初めての100Km越え

だいぶ日が経ってしまいましたが、自身初の一日の走行距離100キロ越えを達成した際の記録です。

出発はいつものごとくゆっくり目で10時頃ようやく家を出まして、狛江付近からまずは多摩サイを上流へ向かいます。

スタート時点では100Km走ろうなんて全然考えて無くて、ただ気持ちよく走れる範囲で走れればと思っていました。
0509-01

稲城大橋を過ぎた先の親水公園にて1枚

0509-02

中央線の橋の下に恐ろしい看板を発見!

居るんですかね?こんなところにマムシが。

だとしたら、うかうか昼寝も出来ませんね(^^;

少し先へ行くと、そこから先は公園の中を走るようになったりして、あまり気持ちよく走れる区間ではないので折り返しました。

狛江の西河原公園まで戻って休憩。時計を見るとまだまだ走れる時間です。

メーターを見ると50Km弱。ここから多摩サイを河口まで往復すれば、100Kmになりそうだなという事で、急遽100Kmチャレンジになりました。

まずは腹ごしらえ。和泉多摩川の中華屋さん(名前忘れました)でチャーハンをいただきました。

腹が膨れたところで後半の出発です。

上流で折り返してから若干の向かい風を感じていたのですが、この時間になって幾らか風が強くなってきたようです。


0509-03

前回、下流方面に行ったときにココを走ってちょっとイヤになりました。夜は暗くて怖いんですよね。

六郷の辺りまで来るとかなりの風になって来ました。でもココで頑張っておけば、当然帰りは追い風で楽出来ると思い淡々と進みました。

0509-05

画像の左が下流、右が上流なんですけど、風で左から右に流れているように見えます(;´д`)トホホ


0509-04

この辺りは堤防上では無く、河川敷を走ります。名前は分りませんが、一面に花が咲いていて綺麗です。


0509-06
0509-09
でもって、河口に到着。川崎側から行けばもっと先まで行けますが、今日はココで折り返します。

そういえば、この辺りでは穴子漁が昔から盛んで、本物の江戸前寿司で穴子といえば羽田沖なのだそうです。


少し休憩して再出発。

追い風に乗って気持ちよく・・・・ あれ?向かい風?

少し休んでいる間に風向きが変わったのか?

もう少し進んだら横風に変わりました。

六郷の辺りは風が回るようなかんじなのでしょうか?


二子玉川まで帰ってきてみると、このまま家に帰ると100Kmに少し足りないようでしたので、

少し寄り道で砧公園方面へ


0509-07
この機関車、私が子供の頃からココにあります。ちょっとノスタルジー


その後、微妙に遠回りしながら・・・
0509-08
ついに100Km達成!!


何だか無理矢理100キロにした感じですが、それでも嬉しい!

先輩自転車乗りの方々のブログなどを読んでいると、100Kmなんてまだまだヒヨッ子だと言われそうなくらいですが、自分にとってはやっぱり一つの大きな目標でした。

次は無理矢理じゃなくて、「走ってたら何となく越えてた」って感じで行きたいものです。


本日の走行

  距離  : 100.74km
アベレージ : 22.2km/h
 最高速度 : 42.8km/h
  時間  : 4時間32分

 累計走行 : 298.1km


今度こそ

引越し完了です。写真も含めて旧ブログの内容を完全に移動しおわりました。

これで今まで「なんのこっちゃ?」だった記事も、一応読めるようになっています。

と言っても、大した記事ではないので恐縮ですが・・・


ともあれ、今後はせっせとマメに更新するつもりですので、これからもよろしくお願い致します。