May 2005

 

 前回に引き続き池内さんの本を読んでいる。わかりやすい題名の本で、ありきたり的な感じはするけど、一味違う。

 

それはやはり池内さんが物理学者であるってこと。ものの見方がかっこいい。物理ってのはただ単に力学や計算ができるってことではなく、ものの原理を知ろうっていう学問であるらしい。だから自分の家を建てるにも自分でとことん考えるっていう池内さんの姿がすごい。

 

太陽光発電やら、空気の熱でお湯を沸かす・・・やら最近よく聞くけど、その原理を知ってる人がどれくらいいる?環境にいいらしいし、経済的みたいだけどほんとはどうなんかねぇ。そんなことを納得いくまで考えちゃうところはぴもーには真似できないところだ。

 

そしてわかったことは池内さんはかなりのケチであり(笑)、かつ自然や生物を愛している人だということ。ケチというのはマイナスイメージかもしれないが、このご時世、ケチは素晴らしい生き物だとぴもーは思っている。ケチはお財布と自然に優しい。

 

それから感じたのは、池内夫妻の生活スタイルがぴもーの理想にぴったりだということ。共働きだから、家事も半分こ。生活費は別々。コミューター生活でも信頼しあって自由にやっている。

 

うーん、いいねぇ。甘えすぎない。縛らない。男女同権。どこまでそれが本当にうまくいってるかは二人しか知らないのだけど、ぴもーはこういう夫婦にあこがれるなぁ。


ぴもーも自分の家を持つ時が来るのだろうか?地に足がついてないのも結構好きなんだけど、これを読むと自分の家というものにちょっとこだわりたくなってしまう。

著者: 池内 了
タイトル: わが家の新築奮闘記

February 2005


この本は絵本なんだけど、子供に宇宙のほんとをちゃんと教えてくれる本です。それもそのはず、これは池内了っていうバリバリの宇宙物理の大学教授が書いてるから。天文が好きなら知ってる人も多いと思う。宇宙関係の著書も多いし、子供に対する教育にも熱心だったり、普通にエッセイも書いてたり。


この絵本は、池内さんが自分の子供に話しているように宇宙の歴史について話が進んでいく。当然、科学に基づいた話で、SF的脚色はないからつまらなく思う人もいるかも。でも宇宙の歴史って、事実自身が十分おもしろい物語になっていると、ぴもーは思う。事実だからおもしろいというべきなのかな?物理は嫌いだけど、星や宇宙の話は好きっていう人は多いんじゃないかなー。宇宙人が好きって人たちもいるけど(笑)


話を絵本に戻そう。この本はシリーズもので、ぴもーが読んだのは『ビッグバン』だったと思う。他のテーマで4冊くらいあるっぽい。子供に聞かせるような話だから、例えやイメージを中心に話が進む。その絵もまたかわいい。優しい色づかいで、うまくイメージを描写できてる。動物の絵もたくさんでてきて、真似して描きたくなる。


一番記憶に残った部分は、宇宙膨張の話。宇宙が膨張しているということは誰もが知ってる(かな?ぴもーは知ってたけど)けど、星と星の距離ががどんどん離れていくのかなーなんて思ってない?膨張の中心はどこなんだろうなんて思ってない?例えば、校庭の真中にある朝礼台から子供たちがヨーイどん!で校庭の端に向かってかけていく、ということをイメージして欲しい。この時、子供が星にあたり、朝礼台が宇宙の中心にあたる。・・・というイメージは実は宇宙膨張には当てはまらないのだ。


宇宙膨張は、膨らませる前の風船に升目を描いておいて、それにぷーっと空気を入れるイメージなんだそうだ。星は升目の上に乗っていて、位置関係は変わらないし、中心もどこにもない。ほんとは星と言うよりも銀河団が乗っていると考えた方がいい。


そんなことが書(描)いてある絵本です。まぁ宇宙について物知りな人にはくだらない話だけど、子供にそうやって伝えてあげればいいんだな~という勉強にはなると思う。ぴもー自身は少しは宇宙について知っているつもりだったけど、いやはや感心しまくり。宇宙膨張を記述する方程式知るよりもこの絵本読んだほうが得るもの大きいよ、きっと。


子供がいる人は是非、この絵本を読んであげてください。子供の理科離れが心配されてるけど、こういう絵本を与えることが、きっとプラスになるんじゃないかな?「あたしが歩いてもなんでお月様は離れないの?」と子供に聞かれた時に、それは○○ちゃんがかわいいからよなーんて答えてるようじゃ、これからはダメなのかも(笑)大まじめに説明してもつまんないと思われてしまうけど、何かいい例えを使って説明できたらいいな。そう、この絵本みたいにね。


著者: 池内 了, 小野 かおる
タイトル: ビッグバン

やはり全然週刊ではなかった・・


ども!久しぶり~☆ってまぁたくさんの読者がいるわけではないんだけど、読んでくれてる方々、ご無沙汰しておりました(*^∇^)


なんと最後の書き込みから約半年近く経ってしまった。学校が忙しかったり、PCの調子が悪かったりで、ブログの存在を忘れかけてました(笑)


さて、一月一冊読書のマニフェストはどうなっているかというと・・・案の状、挫折している。


だってそもそもあれは去年のマニフェストであって・・・ごにょごにょ。あー我ながら情けなや(x_x)

いやしかし、挫折ではない、休止していると言っておこう。


少しは読んでいたけど、どれもまだ途中なんだよね~。結局半年で読みきったのは一冊。あ、漫画はいくつか読んだよ。漫画の感想もここに載せていこうと思ってる。ぴもーの中で、漫画は文学の1ジャンルだからね。


話があちこちに飛んでるけど、とにかく、また読書とブログを再開しようという決意の報告まで。


半年間に起こったことなんかもまた書いておこう。

でもぴもーのことだからあんまり信用しないでくだされ。。。。


靖国参拝是非?の話題から


最近、小泉さんの(というより代々の首相の)靖国神社参拝についての話題になった。先輩とたまたまそういう話になっただけで、ぴもーはいつもそういうことを真面目に考えてる学生では決してないのだが。

先輩は「参拝を続ける理由は大してないけど、中国に言われてやめるのはしゃくだから続けるべきだ」というようなことを言っていた。ぴもーは、この発言にひどく腹が立った。「なんちゅうアホくさいこと言ってんだこいつ!」と思った。先輩は修士二年で、来年からは博士課程に進むキレ者であり、その時もいたってマジメにそう話してくれた。それだからこそ余計に唖然としてしまった。でも口では「そうですか」としか言えなかった。

初めに腹立たしさを感じたのは、先輩の回答があまりにも理性を欠いている発言だったから。参拝を続ける理由はないと認めながら、続けろという。そしてその理由はしゃくだから。そんな・・。例えば、中学生の時に「この番組が終わったら宿題やらなきゃなぁ」などと考えながらテレビを見ていたりする。そんな時に母親が「テレビ見てないで早く宿題やりなさい」なんてやや怒り調子で言った日にゃ、返ってやる気なくす・・なんてこと誰しもあったよね?でもそれはガキまでのこと。先輩が言ったのはそんな反抗期バリバリの中学生と同じノリに聞こえてしょうがなかった。ほんと無意味な反抗心、対抗心じゃん(x_x)

しかしすぐに怒りよりもなんだか重苦しい気分になった。そのことが頭を占めてしまって、しばらく一人でいろいろ考えた。なぜ譲れるのに譲らないのだろう?なぜ外交の場面で対抗しなきゃいけないのだろう?この競争社会のせいなのだろうか?いかに譲るかというよりもいかに勝つかという考えが強迫観念になっているのだろうか?ワールドカップの一件で中国への嫌悪を感じているのだろうか?なぜ・・?

とぴもーは考えているのは「地球で人間が一緒に暮らしていくためには、譲れるものはできる限りお互いに譲り合うのが一番」ということ。

しかしこの考えを詰めていくと、ぴもーは困ってしまう。一つは、中国の要求だって中国サイドで譲歩できるものだったかもしれない。二つ目に、文化やある一つの歴史の見解なんてものは国それぞれ、人それぞれということ。ぴもーの考えや先輩の考えも、正しいとは誰も言い切れない。それなのにぴもーが「何で譲れるのに譲らないんだ」と先輩に食ってかかったら、それはぴもーが譲っていないことになる。人それぞれなのだからと認めているのだから、先輩の考えにも譲歩しなければならない。そしたらジレンマに陥って何も進めなくなってしまった・・

・・譲りつつ説得するって可能なのかな?

ある女性との会話から

先日、ある食事会があって普段あまり話さない人たちと話す機会があった。すぐそばにいた女性と話をしたのだが、とても楽しかった(^-^)年齢はあまり近くないけど、すごく話しやすかったし、得るものも多かった。

一番話が盛り上がったのが、うちの大学の教授が書いた本がとてもおもしろいということだった。ぴもーもその教授のことは好きだったのだが、著書は読んだことがなかったのですごく読みたくなってしまった。

やっぱり、普段話さない人とも話してみると世界が広がるなぁと思った。今回は特に本や映画のジャンルで世界が広がったと思う。そしてその女性が人間的にとても魅力的で「あー、こんな風になりたいなぁ」と感じた。人の話をすごくよく聞いてくれるし、ケツの青いぴもーみたいな者に対しても敬意を払ってくれているし、それがとても温かい雰囲気なんだなぁ。だからぴもーの理想像を示してくたという点でもかなりの収穫だ。

こういうのを縁っていうんだな。彼女は次の日に早速話題に上った本を持ってきてくれた。すぐ読んでみよう♪