イタリア第二の都市、ミラノに行って来ました。通常、ジュネーブから車で3時間のところ、その週末はヨーロッパの人たちが一斉にバケーションに行く週末で、モンブランのあたり(フランスとイタリアの国境。ジュネーブからミラノに行くにはフランスを通る。)で大渋滞。
2km=1hour(!)の標識が出ていて、ミラノに着くまでに6時間かかってしまった。でも大雪渓が見えるあたりなので非常に気持ちよく、それほど苦にならなかった。
1泊2日という短い時間だった上に、19人(車4台)という大人数で行ったのでそれほどたくさんの場所に行けた訳ではなかったけど、なかなかおもしろい経験ができた(^ー^*)
1日目はドゥオモへ。ドゥオモというのは教会とは少し意味合いが違うみたいで、聖堂とでも呼べばいいのかな。ドゥオモはイタリアの各地にあるようなので固有名詞でもないらしい。ここは造るのに500年かかったらしく(とはいっても、古く巨大なので常にどこかを工事しているため常に未完ともいえる。。。)、とんでもない代物だった!装飾が信じられないほど細かく、美しく壮麗というよりはぴもーにはグロテスクにさえ映った。屋根に上ると500年かかった理由もわかった。ほんとに恐ろしくなってしまうくらい、隅々まで彫刻が施されている。人間てすごいわぁ。
その後、ショッピング街をうろうろして高級ブランドの立ち並ぶ通りでウィンドウショッピングを楽しんだ。さすがファッションの先端を行く街なだけあって、すでに毛皮のコートなどが飾られていた。やはり日本人は上客らしく、日本語の看板も目立った。。。なんか恥ずかしい(笑)
夜はスフォルツェスコ城へ(この写真は昼とったもの)。その日は城の庭ででミュージックがタダで聴けるという情報を得て行った所、確かにミュージックはかかっていたが、それはなんとオペラだった!しかも城の庭に巨大なスクリーンを用意して、オペラの録画を流していたのだ。仮設観客席はほぼ満員。オペラは全然わからないが、思いがけず日本では体験できないことに出会えたのでおもしろかった。気持ちのいい夜、古城、屋外スクリーン、オペラ、そして無料♪お洒落で気が利いてるよねぇ☆
2日目は『最後の晩餐』で有名なサンタ・マリア・デ・グラツィエ教会へ。『最後の晩餐』を見るのは15分おきで25人ずつという決まりがあるので予約しないとほとんど入れないけど、なんとかなるっしょ♪と行ってみた。案の定チケットは売り切れていて、当日のチケットはなかった。でもぴもーたちはツアーガイドにチケット余りませんか?と聞きまくって最後には11枚のチケットを手に入れた!このツアー客&ガイドってのがほとんど日本人で、チケットがあるか聞いたり、ガイドの説明をちゃっかり聞くこともできた。他のサマースチューデント(外国人)に日本語は役に立つね!などと感心されてしまった(笑)全員分はなかったけど、ぴもーはゲットするのに貢献したので入れたよ♪
まぁそうやって苦労して入ったわりに、『最後の晩餐』はあんまり感動しなかった・・・。チケットとるのでいっぱいいっぱいで興ざめしちゃった感もあり・・・(×_×)でもダヴィンチコードを読んでいた人はすごくおもしろかったそうな。ぴもーも読んでおけばよかった(T_T)あと、管理が超厳重でびっくり。意外に大きかったこと、写真よりも色がわりときれいに見えたこと、同じ部屋の反対の壁にも宗教画があって、そちらも美しかったことが印象に残った☆もっと聖書、キリスト教のことも勉強したいな~。
そしてミラノを出て、F1イタリアGPが開催されることで有名なモンツァへ。もちろんサーキットを見学して超満足♪ティフォッシが乱入するホームストレートがここかぁって、すっごくうれしくなった。いつかGPやってるときにも来るぞぉ!
そしてイタリアンを楽しみ(カルツォーネがでかいしうまかった!)帰路に着いた★ほかにもあちこち寄ったんだけど、長くなるのでやめときます。でもイタリアの文化についてはどうしても書きたいので②に書きます。。。