Ⅱお留守番・春3-2.(櫻葉小説・王子王子短編 | なうのこたつ保管部屋

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本編最終話
王子王子Last



テーマは
櫻葉storyに入っています♪

本日は9時より
王子王子書いております




Ⅱ<3-2.



翔ちゃんが寝ちゃった
春先生もお仕事みたいだし


とりあえず庸子さんが片付けれていないような、用事を助ける形に出来たら良いんだけど




お手伝いさんの稲さんも帰ってしまうと先生も大変だよね




翔ちゃんの布団を直し


「 少し片付けてくるね 」


髪が乱れて、可愛い丸い額にキスをした



階段を下り
途中の春先生の部屋の前でも音を立てないように気を付ける



掃除用具は何処にあるんだろ?
それが終わったらキッチンを借りて粉の研究を少しさせてもらおう




なのにリビングが見える場所まで階段を下がると、キッチンに近いテーブルには春先生が座っていた



近くまで側に寄り、先生の隣へ



「 あの、お仕事かと思ってました。良かったらお茶かコーヒーでも入れましょうか? 」




オレを見上げる瞳は、やっぱどこか翔ちゃんに似ていて。可笑しいけど少しドキドキとする




「 いや、だけど丁度良い。もし良ければお願いがあるのだが 」





ん?先生がオレにお願いとか何だろう
でも、ちょっと嬉しいかも




「 丁度する事が無かったので、オレに出来る事なら何でも言って下さい 」




先生は少し恥ずかしそうに手の平でオレに近づくようにお願いし、耳元で囁いた




やっぱり翔ちゃんの声に似てる
低めで少しくすぐったいような声



「 良いかな? 」


え・・

それって春先生、ちょっと可愛い



「 あの、先生がですか? 」


「 ダメかな 」



全然いいよ、むしろすっごぃ良い
オレ、春先生の事。もっと好きになったかも



「 じゃあ買出しでも行きますか?でも車が 」



翔ちゃんのはオレあまり乗らないから、少し不安だよね



でも買い物行くなら歩きは大変だし




「 私の車で良かったら、それで良いかい? 」



「 よろしくお願いします!あ、ちょっと翔ちゃん寝てるのでメモして来ますね 」




先生とドライブだよ?
翔ちゃんにすればお父さんだから良いよね



一度三階に上がりベッドの端に買い物に出かけて来ますとメモを置いた



そしてリビングに下りていくと先生は薄いグレーのシャツに、生成りのパンツを履いていて眼鏡をしている




「 春先生ってオシャレですね 」



「 若い子と出かけるんだ、あまり恥ずかしい格好も申し訳ないからね。じゃあ行こうか? 」




はいって返事をして
一緒に玄関へ向かうとスニーカーを履いて二人で車庫へと下りて行った





















・・・つづく


あぁ
雅紀くん連れて行かれちゃった


どうなるんでしょうね


翔くんお昼ねしてたら
やばいっす



なう

 

これからゆっくり
オレ鳴やzero
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
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