お留守番・春4-1.(櫻葉小説・王子王子短編 | なうのこたつ保管部屋

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【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】

このお話は
以前ずっと書いていた


王子王子の短編になります♪



初めての方は
テーマ:王子王子( 櫻葉小説に
説明ページが2Pあります




本編最終話
王子王子Last




テーマは
櫻葉storyに入っています♪








4-1.





待ち待った週がやって来た



もう数ヶ月も前から決まっていた事で
オレには過去最大級レベルの予定の筈だった



なのに、
羚と言い亜紀と言い


オレの絡みたくない人間に限って、その沈黙をわざと打破しに訪れる





「 雅紀ぃ~こっち 」



別に用は無い
ただ近くでいつも触れたいだけだ


だから奇跡的に起きた予定に
雅紀も普段は出来ない家の事もしたいようで



この休みが始まってからはオレの側に居ない



「 ダメっ、こっちの壁紙も張り替えたいしそれにタイルも強化しときたいの 」




そんなに言うなら手伝ってと
無理矢理にチューブのシリコンを持たされて


どうせ使うなら
日曜大工的なチューブじゃなくてナイト仕様な物を使いたい




「 後ねお昼には粉屋さんが来るから、もしオレが気付かなかったら教えてね 」




「 粉屋って何?クローバー休みだろ 」




もしかしてここに来ても仕事をするつもりなのかと、少し不機嫌を露にして声を上げた



実のところ
クローバーは一週間の休みに入っている



昔からの家が多いその一帯は使用されているガス管も古く、今回何十年ぶりの取替え工事にかかり




中でも飲食業を営む雅紀の店は、もし休業が可能ならば。より強いメンテナンスを本人も希望し、ガス工事と共に地盤強化の業者が入る事になっていた




その為に一ヶ月も前から張り紙をし休業の意図を知らせており



客としても寂しいかもしれないが
オレと言えば、普段の行いの良さだろうか


神はオレを見捨てなかった



「 あのですね、この度の社員旅行ですが。アメリカになりました 」



「 はぁ? 」



隣の宇宙女子である茅野が突拍子も無い言葉をかけて来て



オレは思わず目を丸くする



しかし、そこから何も言わず見下ろされているだけで



その仕草も、表情も相変わらずの不気味さである




「 で? 」



今受けている案件が終われば、次の営業に入る


現在進捗しているプログラムはもう最後が見えていたのと。自分が携わる仕事に関しては暫く予定は無かったから



次の仕事に入るまでは、サポートが必要な人間のサポートに入るかと思っていたからだ




「 それで、ですね・・
今回は異例でして

アメリカに行きたい者
一週間の休暇を取り家族と過ごしたい者


その二つの意向を選択できる事になりました 」



思わず息が止まる
茅野がドヤ顔で見せた旅行の日取りと


雅紀のクローバーの修繕工事の日程が
ミラクルに最大級のミラクルに重なっていたからだ




「 どうされます? 」



どうされるって
お前、分かって聞いてるんだろう?


オレがせっかくの、こんなに素晴らしい休みを
空高く飛ぶ巨大な鉄の塊に拘束されアメリカに行くわけねぇだろ!!




思わず油性ペンを引き出しから取り
絶対に変更されないよう


参加・不参加の欄に


かなり大ゲサに不参加に丸をし
自分の名前を書いた



これが今回の蜜休暇の全貌で




オレはその用紙を総務に提出すると高速にキーを打ち込み、仕事を後にした





















・・・つづく




おはようございます


久しぶりのクローバー
いや王子王子


多分、全部書けると思うんだけど
全部書けなかったらゴメンなさい


来週にかかる可能性もありーので


昼とオヤツ
夜に書きたいけど


ちょっとチビとも約束しておりまして



様子みながら書いて行くね


昨夜のワクワクレポ
友達にも教えてもらって

めちゃまさにワクワク!!!


またお話に影響したい
本日入られる方がおりましたら

朝の回と夕方の回
免疫の萌えポイントがありましたら

未承認にしますので
是非教えてください!!

お話に反映させます!><

今回いいな
保健体育めちゃ良いわ♪


では


楽しんでもらえたら
これ幸いです


なう


良い一日を♪

 

これからゆっくり
オレ鳴やzero
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
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