Immunity-3(櫻葉・嵐) | なうのこたつ保管部屋

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大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】



このお話は
嵐のワクワク学校の翔くん授業レポを参考に書いております



ネタバレがダメな方は
読まない様にお気を付け下さい


そしてこのお話は
櫻葉だけではありません
他絡みが存在します


なので櫻葉のみの方は
お気を付け下さい



初めての人は
Immunity1


テーマ:大人櫻葉に入っております♪





・・・・



Immunity-3




あの撮影を終えた後、それぞれに自宅へと送られた




ただ喉が濯げなくて
帰宅し蛇口から水を出したまま自分の顔を見ていた



バカげてる
どうして水を含み息を吐き出すだけだろ



洗うべきだと思うのに、あの指が口内を甘くさせた感触を忘れられずにいた




「 あいつの指を忘れられたくないとか、嘘だろ 」




月が細く青白い夜空に同化してゆく



本当なら影に隠れ見えない径が薄っすらと見えてもおかしくない




それでも見えないのは
自身の眼球が黒過ぎて闇を味方につけていた




・・
・・・・・




「 夕飯どうする? 」



携帯を立ち上げ確かめる
腹は空いていて出来ればこのまま食べに行ければ、そう思うのに




自分でセットしたアラームが間もなく帰宅を知らせる赤さを示していた




「 ゴメン、今日はパス
     家で適当に食べるよ 」



誘われた潤にゴメンねと謝り駐車場へ降りる




「 あのさ、あの人誘うなら同じアプリ。インストールしておいた方が良いよ 」




「 アプリ? 」



ニノがオレの噂話をしているかもしれない
三日月の時期が来て新月に重なれば月は見えなくて



オレはその時期になると外出を極力控えた



それは偶然なのか?その月が見えない時にだけは絡まれる事が多く、自分も酷く何かが乾いた気がした





「 オレも行って良い?あなたの家 」




「 ・・・それさ、
   ニノ分かって言ってる? 」




新月の時期はアプリで知ったけれど
月は見えなくなる


いや白線が弧を描いて薄っすらと見える



けれどそのせいか中はガラスの瓶のようでオレも酷く心が騒いだ



返事もせずエンジンをかける
同時に助手席が開いて隣に乗り込むのは同時


車体を温めたくて乗るよりもキーを先に挿し込み右にまわした




「 あのさ、あれからでしょ?
他の三人と一緒に採血した日 」



今までにも同じような日があって
オレはそれを携帯のメモ機能につけていた


それを見る度に周期が重なる気がして



ハンドルを軽く左にまわし意識させないように息を吐き出した




「 匂いが強くなるから、誘いや絡みが増えるんでしょ。それさ変わってないよ?Jrの頃から 」




オレの側にずっと居るニノには叶わない
自分自身さえ気付かないのに、隣にいるコイツにだけはいつもバレていた




「 オレは襲わないから安心して 」



「 何言ってんだよ、
    誰にも襲われないって 」



「 へぇ・・、そうだったっけ? 」



サイドミラー越しに、こちらを見つめる視線と合い。心臓が痛い程に打つ




「 やっぱここで降りれば?
      ・・一人で帰ってよ 」




「 ふふ、良いけど
そういうの全然変わらないね 」



信号が赤になり白の白線で車にブレーキをかけた。ニノはまるで何事もないようにドアを開け降りると、前を通り過ぎキャップを深くしてから人の波に身を隠した



後ろで大きな音をたてクラクションを鳴らされている



いつの間にか青になる信号
あの日、オレの指を不思議そうに舐めた翔ちゃんの顔が浮かぶ



自分の車をウィンカーを出しあからさまに睨み過ぎてゆく車



走り出さなきゃ・・

なのに今さら、
この体質に煩わされるとは思わなくて




「 こんな身体、おかしいよ 」



いつまでも鳴り止まぬクラクションの音を聞いていた




翌朝になると苦しい程の渇きは消えていて
携帯にはメールが入っていた



< 今日、迎えに行っても大丈夫か?
マネージャーには話はつけてある



それは翔ちゃんからのメールだった


















・・・つづく



とりあえず上げます
色々考えてて書いてたら


タイムオーバーになりましたw



なう


今夜のワクワクはどうだったかなぁ






これからゆっくり
オレ鳴やzero
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
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