我々Pロットは出発する前に
到着地のお天気とその予報を確認してゆくのですが、
これには一般的にMETARとTAFを用います
メタ―とタフって言います
意味はこちら
↓
METAR (Meteorological Aerodrome Report) : 定時飛行場実況気象通報
↓
TAF (Terminal Aerodorome Forcast) : 飛行場予報気象通報
要はMETARが今の天気、
TAFが天気予報ということになるのですが、
限られた字数(通信量)でかつタイムリーに世界中に配信するため、
特別な書き方を用いて簡略して書かれています。
これを解読(Decode)して内容を把握し、
予定通りの出発か、
燃料を余分に積むとか、
出発を遅らせるとか、
最悪の場合は欠航させるとかの判断をします
だけどこの解析、
慣れるまで意外と大変だったりします。
↓
例えば、
沖縄 那覇空港の天気
Raw data (生のデータ)では、こんなふうに書かれています
このままでは訳の分からん暗号ですが、
この内容をDecodeすると
といった内容になります
一般に天気が悪くなる予報の場合、
このTAFの部分は沢山の情報が書かれて長くなるため、
毎回これを解析するのは意外と地味にめんどくさかったりします
これが仕事ですけどね
そんなめんどくさがりPロットのあなたへ!
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なお、
この定規を用いて現在お勤めの会社を解雇されることになってもSakiは一切の責任を負いません
…え、
オチ?
・・・
これだけです…