おはようございます。ピラティス庸介です。
13年前の夏に、友人とストレッチの技術交流会を行った記録が出てきました。
ブログ記事の整理をしていて、たまたま見つけたのです。
元々格闘技で知り合った友人です。コロナ騒動で長年に渡り会えなかったのですが、年賀状をやめるというので、やめる連絡をしてきてくれたことがきっかけで、コロナ前の友人づきあいを最近取り戻しました。
そんな折、たまたま13年前の2012年夏に、その友人とストレッチの技術交流会をしたことを、このブログに書いていたのを発見し、記憶の彼方から手繰り寄せました。
その時期は、私が季節の体操ストレッチを始めた時期と、ほぼぴったり符号していたのです。
そうか!この技術交流会で、ストレッチを友人から教えてもらったのだろうか・・・思い出せない。
インスパイアされた部分も多分にあるのかもしれない。技術交流会は充実していたようです。
そのころ、友人はBODY FLEX〈ボディフレックス〉のストレッチインストラクターをやっておりました。それで、ピラティスとストレッチは相性が良いとの共通認識があったのかもしれません。
それとも、ただ単に、勉強会を言い訳にお酒が飲みたかったのか・・・確か、技術交流会は代々木の辺りで行ったのだと思います。
以下は、その時の記録です。
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一時間半という短時間に詰め込んで集中して行いましたが、それでも時間が足りなく、もっと時間が欲しかった。
足りない分は、練習の後の反省会(と称してビールで乾杯)での質問で補いましたが・・・
やってみて感じたのは、自分のハムストリング筋群(もも裏)の固さです。
ハム筋群と、内転勤群(もも内側)ですね。
そうなんです。僕は実はハムストリング筋群が固いのです。
開き直りますが、もともと硬いのです。
硬くても体幹部を中心に十分なストレッチを行うことで、腰痛や膝痛の予防改善には十分つながる。そのことはお客様が感じてくれていると思います。
ですから「硬くても良し」との思いが正直ありました。
しかしながら昨日は、もう少しハムストリングスと内転勤群を柔らかくしなければ、とあらためて思い直したところです。
ボディフレックスは「身体のバランスを取る」中で、「姿勢保持筋の強化」とともに要所をストレッチする。そんなスタイルに感じられました。
ひとつ面白いと思ったのは、胡坐(あぐら)の形から、左右の足裏を合わせる合蹟(がっせき)の姿勢でのストレッチです。
このストレッチでは、骨盤後傾(さらに背中を丸く)で脱力して、アゴの力も抜き、首の後ろの力も抜くのがコツのようです。スネに引っかけた手の力で、胴体を引き寄せるように起こしていきます。ピラティスで言うところのアンロール(背骨の積み上げによる伸展)ですね。
こうすると、胴体に余分な力が入らずに、背骨がきれいに積みあがっていくのが分かります。
背中のアウターマッスル(大筋群)は、意外なほど強く働きすぎるのです。
背中の働きを最小限に抑えながら、背骨を滑らかに動かす、その感覚を体に浸みこませる動きとしては、こうして手の動きで誘導する方法もいいという気づきがありました。
こうしたことは、教えてもらうことによって「目から鱗」のように発見されます。
ですから技術交流会は面白いのです。
こうした有意義な勉強は、また次回やりたいなと思いました。
(リライト20250501-20120721を含む)
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技術交流会は、今後、他の先生とも行っていく予定です。