マーシャルアーツ オブ コントロロジー(コントロールの身体芸術) | 動きの哲学、日常のヒント

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ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

コントロール。

私の好きな言葉です。

 

そして、ピラティスという運動メソッドは、もともとは「コントロロジー」と呼ばれていました。コントロールの芸術の意味です。

私はこれを「マーシャルアーツ オブ コントロロジー(コントロールの身体芸術)」と呼んでいます。

 


筋力が強くても、自分の力をコントロール出来ているかは別問題です。

 

 

 

むしろ、体内で筋力同士がぶつかると、ゆがみや痛みを引き起こします。これは私がピラティスを始めたきっかけの一つでもあります。

ベンチプレスで、大胸筋や上腕三頭筋を鍛えているはずが、腰がどんどん痛くなるのです。各部位の筋力は調和させて発揮しないと、年を重ねるにつれてトレーニングが不均衡な体を作ってしまう可能性があります。

 

 

 

各部位の筋力は、調和させるように発揮しないと、年を取るほどトレーニングがいびつな体をつくってしまいかねない。そう思いました。

コントロールの習慣は意識しないと難しいものです。どうしても筋肉をつけることに意識が向きがちですが、せっかくつけた筋肉が体を傷める方向に働かないようにすることが重要です。これは自分自身だけでなく、他の人に教える際も常に課題となっています。

 

ではまた。