顎が上がっていいか | 動きの哲学、日常のヒント

動きの哲学、日常のヒント

ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

秋になってきた感じがしませんか。

 

さて、今日は、体が楽でしたね。

久しぶりに、朝起きたとき、7時過ぎでしたが、気温がなんと26.5度ほどでしたね。

ここ数週間にわたって、酷暑でしたから、こんな温度ですと、楽でしょうがないほど体が楽です。

 

 

皆さまの郷里・土地では、どうだったでしょう。

おそらく、全国的に楽な気温であったのではないでしょうか。

 

 

 

さて、さて、。

 

息が上がって、ハアハアゼイになったときに、顎があがりますよね。

今日の話は、「あごが上がる」ことについてです。

 

というのは、私は昔から、あご上がることは悪くない、と漠然と思っていたのですが、多くの場面(スポーツや日常)において、「あごを引け!」と言われて来ませんでしたでしょうか?

 

しかしです。

体を動かしますと息が上がって、「(*´Д`)ハアハアゼイゼイ」になっときに、あごが上がってくることが自然な動きです。

それは「あごを上げる」ことにより、気道の確保が出来るからです。

 

もし最近、救急救命法の講習を受けたばかりの方は、仰向けの傷病者の、気道を確保するために、「クッ」っとあごを上げる動きを思い出していただきたいです。

 

 

 


 

一方、武道で、あごが僅かに上がることがある。これは、また別の意味があるのが面白いんですよ。顎を少しだけあげると視界がほんの少しだけ拡がる。

わずかに視界が開けます。これは、半ば感覚的なものであって、例えば視界が180度から190度に拡大した、等の数値化が今私の手元の資料等では叶いません。

 

しかし、「わずかながらに」確実に視界が拡がる実感はあるのです。

 

 

 

 

「首の角度」の次の課題として、以前から受講者様に行っていただいている首のストレッチを、もっと短時間で効率的に行うヒントはあるまいか、と少しの試行錯誤をしていることろであります😊

 

ではでは~

 

ごきげんよう。

秋が来ますよ。

虫の声に耳を傾けていましょう。

残り少ない夏を味わって、行きましょう。