運動が苦手な人のためのピラティスインストラクター 庸介(ようすけ)です。
今日はプロレスの話です。熱狂は、時を経てこそ心を揺さぶることがあります。
私が子供の頃、地上波でのプロレス中継は、金曜や土曜の夜・ゴールデンタイムに放映されていました。
中でも1970年代半ば、アントニオ猪木の新日本プロレスが打ち出した「異種格闘技戦」は、プロレスという枠を超えたプロレスでした。その試みは、私の気持ちを高揚させる新世界でした。
私の記憶に焼きついたのは、元柔道日本一(1965年 全日本柔道選手権大会優勝)の坂口征二と全米プロ空手のランバージャック選手との試合です。
ランバージャック選手のダイナミックな跳躍・キックには、プロ空手の華やかさがありました。ところが、その強さをねじ伏せるような不器用な坂口征二の強さ。これは、深く私の印象に刻まれました。
坂口征二の試合は、唐突な展開を見せます。相手の選手にとっては「どうにもならない、対応しようがない」強さ。それが、異種格闘技本来の緊張感を生んでいたのです。私の「好きな試合」なのです。
坂口征二といえば、アントニオ猪木のような華やかさはない。マイクパフォーマンスも上手ではなく、ジャーマンスープレックスホールド(下図)のように美しい孤を描くような技もない。

坂口の技は、アトミックドロップやボストンクラブといった地味な技が多かったと記憶しています。おそらく柔道時代に負った腰痛の悪化を避けたものと思われます。
さて、特別な舞台での坂口の強さに、私は心を奪われました。熱狂は、時を経てこそ心を揺さぶることがあります。
坂口征二の柔道・プロレスの時代を知る人(還暦世代)。
1964年東京オリンピックの頃の柔道の坂口を知る人。上記の試合は面白いかもしれません。
熱気と感動が蘇るはずです。






