「緊急事態宣言」の日 | 過去を振り返って現在を知り、未来を思う

過去を振り返って現在を知り、未来を思う

今までの人生、あまり人に興味をもたなかったけど、これからは人と向き合い、楽しんでいこう。
今さらながら人を幸せにしたいと思うようになった平凡なオヤジの日々。
Schaue dankbar zurück und mutig nach vorne.

新型コロナウィルスに対する「緊急事態宣言」が今日から発令された。これからまた世の中は大きく変わっていくのだろう。
個人の行動については、強制ではなく自粛だとはいっても、大抵の人は組織とかコミュニティに属していて、組織からの強制力は強いものだ。強制力というか空気の圧力は強い。
さて、僕も今日からテレワーク。既に3月からテレワークを始めている女房殿と小学校の始まらない末っ子との24時間共同生活が始まる。
会社への逃げ場を失うほとんど初めての経験に、小心者のオヤジは緊張している。
とはいうものの、今日は会社に出かけてて、持ち帰りのパソコンの設定をしたり、必要書類を整理したり・・・・と、家族にまだ伝えてないから「何て切り出そうかなぁ」なんて心の整理をしたり、行きつけの店に昼ごはん食べに行こうと計画したりと、まったく緊急事態の自覚なく。
この際、いろんなことを考えてみよう。家族としっかり向き合い、これからの人生に向けて新たな準備を始めよう。美味しい家飲みを追求しよう。などなど、明るく前向きに過ごすことにしよう。
しかし、僕のように能天気に構えることができない人達のことが気になる。僕の両親は小さな商売をやっていたから切実さが分かる、店を開かなきゃ、客が来なけりゃ、お金は入らない。
今こそ、商売人あがりの政治家の皆さんに、自分のためではなく困っている人みんなのために頑張って欲しい。

今日もいい天気で暖かい。隅田川に架かる「新大橋」を渡る。そういえば、昔、この橋の近くでTVドラマのロケをやってて、写真の左上あたりに木村拓哉さんと山口智子さんが住んでいた。

明日からの僕は「テレワーク」というより、ドラマのタイトル『ロングバケーション』の気分かな。(誰も笑ってくれないか……)