て あらってきたよ! | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

「夢文庫ピコット」店主です。
名古屋市天白区で子どもの本と木のおもちゃの小さなお店をやっています。
「このお店ず~っと前からありますよね?」と言われるようになりました。

ご来店中の男の子が
思い出したように
ニコニコ 

て あらってきたよ
と小さな手パーを見せくれました。

同伴のおばあちゃんが、

おやつを食べた後、
お手々をきれいにして本屋さんに行こうねビックリマーク
と、声を掛けてくださったとのこと。

 

そうだったんだ。

きれいな手で来てくれて、
ありがとう 飛び出すハート

ありがとう 愛

本屋の棚に並んだ本がもし汚れていたら、

お客様は気分が悪いし、

当然買って頂くことはできません。

リアル書店ゆえの商品管理の難しさです。

それゆえ、本の扱いについて、

多分、うちは、

日本中で一番チェックうるさい本屋です。


通りがかりにお店を見つけて

見て行こうか、と入ってこられるご家族連れ。
その時お子さんが飲み物や

ぺろぺろキャンディを持ってる

・・・・ってことはあって、
そんな時には、

大急ぎ、ビニール袋を手に駆け付けます。

子どもの本屋はお子様の学びの場なので、

決して責めたりしません。
 

ニコニコ

ドーナツピンクマカロンここに入れてお母さんに預けよう。
お手々をきれいにしたら本を見ていいからね。

と、洗面台にご案内します。

でも、
記憶に残る中で、
お子さんがソフトクリームを持ってご入店、

というイメージ最強のケースがあります。

ソフトクリーム ポーン


これはもう、
ビニール袋などという問題ではない。
この時はさすがに 同伴の大人の方に
書店ですから食べ物はご遠慮ください・・・
とお伝えしました。
すると、その大人の方は、
お子さんのアイスをさっと取って舐め始め、
その子は泣きだしピリピリピリピリピリピリ
カオスでした。


・・・~キラキラ
 

まあでも、
長年本屋をやっていて、

思い出せる事件ドクロはこれくらいですから、
ピコットは本当に、

お客様に恵まれていると思います。

 

冒頭でご紹介した小さいお客様は、

こういう体験を重ねて、

きっと、

本を大切に扱う大人に育つことでしょうね。

 

街の本屋の減少が

ニュースになるような昨今ですが、

本屋で本を手にして、選んで買う

という文化は、

本を大切に扱うお客様によって

守られていくのだと思います。

本屋のウルサイおばさんも

頑張りますけどね。

 チョキキメてる 

 

 

<アイスに恨みはありません。むしろ好き。>

 


 

ゆうちゃんの みきさーしゃ

 

村上祐子  片山健

福音館 本体価格¥900.

 

ゆうちゃんとミキサー車は森や野原を走って、

牛乳とたまごとハチミツと果物を集め

ミキサー車のおなかにいれて、

ごろごろ、ごろごろ。

するとおいしいアイスクリームが!

 

 

 

アイスクリームセット
3486 Plantoys ¥4,840 税込

 

このアイスは溶けません。

店内にありますよ爆  笑

 

 

 

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