1か月ほど前に
雑誌「母の友」休刊のお知らせが出て
お客さまとの間でも深刻な話題になりました。
長く購読してくださっている方も多く、
皆さんの第一声は
どうして!?
・・・でした。
楽しみに購読している方には、
寝耳に水だったでしょう。
雑誌の休刊廃刊が相次ぐ時代ですが
まさか母の友が!と。
母の友 2024年12月号
福音館/税込¥700.
休刊まで続々と特集が・・・
福音館の担当さんが来店くださった際にも、
この件は話題に上がりました。
お話して感じたことを少し書きます。
雑誌の発行は、
作る側に届けたいテーマがあり、
読者の側はそれを手にして、
気づきや学び、そして元気をもらいますよね。
けれども発行には、作り手・読み手の他、
経営というもう一つの側面があることに
こういう事があって気付かされます。
母の友の休刊は、
経営上の決定事項とのことです。
経済社会ですからね、
経営上の理由は全てに優先する
という事については仕方ありません。
ピコットも小さな書店として
その荒波にさらされているので、
よ~くわかります。
それでも、
お客様に母の友をご紹介して来た立場として
もっとできることは無かったかと、
苦い思いはあります。
「母の友」はこのところ
連載や特集に新しい試みが見られるなど、
内容が充実していて、
1か月で棚から外すのが勿体なく、
定期購読のお客さま以外にも、
今月の特集いいですよ~
とお声掛けしすると
ホント!おもしろそうだね!
と、購入くださる方が多かったです。
その「母の友」が休刊。
もうすでに結論の
出てしまったことなのに今更・・・
とモヤモヤしながら書いているのですが。
3世代に読み継がれて、刊行から70年。
「母の友」に助けられてきた
たくさんの子育て家庭があるはず。
これまでありがとう・・・は、まだ言わないで、
復刊を待ちたいと思います。
応援よろしく!